時評が語るその時代

思うままに日々感じたことを掲載

徒然なるままに(196)

2024年01月26日 | 日記

●人間社会の営みが積み重なれば、そこに既得権益が生まれる。これが社会組織の成長を阻害する。だからそのようなサビ・アカを一つ一つ落としていくことが健全な社会形成に必須です。それをするのも政治の大きな役割。サビ・アカは保守・革新の別なく発生する。社会組織機構の改革だけでなく、人間も生きるうちにサビ・アカが必ず付いてくる。だから常に自己改革が必要だ。行く川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず、澱みに浮かぶうたたかの・・・川は流れることで自浄作用を働かせ常に清浄を保っているから、自然界はもとより動植物は生きていけるのだ。

●大衆化すれば価値がなくなるというが・・その代表が大学と百貨店。大衆化で生き残りを図ったが、その方策は失敗で、存在価値が希薄になり存在意義を失った。

●大学生の4人に1人が、「平均」の意味を理解していない・・少子化で大学生ばかり増えたための必然の結果。25歳以下は75%超が自分は幸せだと思っていて、将来も何とかこの状態を保てると考えている。競争や緊張感が全くない上、自分たちの周りだけが世界の様な状態。何も知らない幼児はみんな幸せです。

●麻生元首相にして「働くしか能のないバカな高齢納税者」とヤユされても、働くことしかできない高齢者がたくさんいる。仕事が生きがいで仕事をしていないと落ち着かないし健康状態も悪くなってくるんだって。生涯現役なんて言って自己満足している。その仕事しかできない高齢者よりタチの悪い人種がいる。それは、お勉強しかできない奴。大学院などにゴロゴロいる。たまたまお勉強が出来たから、大学という組織の中で国費などを食って生きながらえている。そのなれの果てが教授かな?

●欧米人の白人優位、有色人種劣等思想は今も変わっていない。欧米人は、黒人を下級の人種と決めつけ、黒人を捕えて奴隷として使った。そんな欧米人に「鯨やアシカ類は上級の動物だから捕えて殺すなんてもってのほか」と言われてもネ~。いつまでも欧米思想のいう正義正論で世界が動く訳でもないあるまいに・・

●“おひとりさま”時代到来・・次に来るのは孤独死時代か?・・一人暮らし世帯(独身世帯)の割合は初めて3割を超え、家族類型別の調査でトップになった。一人暮らし世帯は1588万世帯で「夫婦と子どもからなる世帯」の28・7%を初めて上回った。なのに政府の実施する世帯生計費などの生活実態調査には独身世帯を含んでいない。こんな調査で国民の生活実態を把握できるとは思えない。独身世帯を除いた生活実態調査なんて意味無いジャン。

ブラック企業。過酷な労働を強いる、残業代等正当な労働対価を払わないそんな企業をブラック企業と言うが・・・消費者、利用者側から見たブラック企業もたくさんあります。企業の利益のみを目的に法解釈を歪め、商習慣も無視、消費者の無知無力を利用して商活動をする企業です。特に情報通信業者に多くあります。企業本位の約款、数次下請けによる顧客対応処理。契約した企業が勝手に下請けを使い責任の分散回避。企業合理化のため契約者に断りなく契約内容を下請け分割する等など当たり前で、全てが企業目線で消費者を無視による問題に無感覚な経営。契約時詐欺マガイなやり方で、今までの良き商習慣を無視して企業の都合の良い様に誘導する(✓を外さなければ契約承諾となる等)、獲得した個人情報をいろいろ利用する、、契約者が当然としている事を自社の都合の良い様に解釈し運用する。専門的事項の無知を利用するなどなど。ソフトバンク、楽天、ヤフーや偏向情報を売りつけ購読者を扇動する報道業者(MやT新聞など)などはその代表でしょう。