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コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

ヴィー婆 13歳7か月

2016-12-04 | ヴィクトリア

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

コリーの子犬生まれました コリーの子犬情報

 本日、ヴィー婆ちゃんが13歳7か月になりました。ついにマーキュンの記録更新です。

どうやら、来年向けの集合写真も、ヴィー婆センターでいけそうです。これで4年連続かな。たぶん、最長不倒記録になるでしょうね。

で、13歳7か月となった、ヴィー婆(通称タロちゃん)の現状はというと。

ひとつずつ、書き出していこうと思います。私自身の覚書として、記録しておきます。

まずは、この1か月で、新しく始まったこととしては。

2回ほど、てんかん発作を起こしました。一回目はオフ会の翌日、二回目は、その翌々日でした。1回目は5分ほど、二回目は短くて3分くらいかな。四肢を突っ張らせ、歯を剥いて、がくがく震える感じでした。脱糞、排尿はありませんでした。発作後はしばらくフラフラしていたけど、1時間ほどで正常に戻りました。

発作が頻繁に起こるようなら、発作を抑える薬を使わなくてはならないのですが、短い発作が数日に一回程度なら、投薬はせず、様子見のほうがよいと考え、病院には行きませんでした。老犬に癲癇の発作は珍しくないですし。

幸い、その後はずっと発作はなかったのですが、本日夜明け前、3回目の発作を起こしました。首につけた鈴が激しくなったので、すぐに気付いて目が覚めました。2回目とほぼ同じ、3分くらいでパタッと治まりましたが。

その後、しばらくしてバタバタし始めたので、時間からしてもおトイレの時間だったので、連れ出してみたのですが・・・。

後ろ足がもつれて力が入らず、玄関を出たところでリタイヤ。そのまま、持ち上げて部屋に戻しました。1回目の時も、発作の後1時間くらいはまともに歩けなかったので、完全回復するにはある程度時間がかかるというわけですね。

あと、新しく・・・ではないですが、一時治まっていた眼振が、また始まりました。主に寝返りをさせた時、頭の位置を変えると眼振を起こします。時間にして1~3分程度で治まりますが。眼振は横揺れです。
時には、おトイレから帰ってきて、マットに寝かせる時にも眼振を起こすことがあります。頭の位置が変わると、眼振が起きるようです。内耳に異常があるのかもしれません。毎回ではないのですが、寝たままひどく暴れた時は、特におきやすくなるみたいです。

反対に、良くなったこともあります。老犬ですから、良くなるなんて、奇跡だと思いますが。

右後ろ脚のナックリング、一時は装具がなくては歩けないくらい、装具を装着してもナックリングしてしまうくらい、悪化していました。それが、今では装具はほぼ使わなくても良くなりました。全くナックリングしないわけではないですが、力が抜けた時以外なら、しっかり足裏をついて歩いています。オシッコの時も、軽く踏ん張れるようになりました。

 

食欲ですが、認知症の影響だと思いますが、怖いくらいです。もともと良く食べるイヤシ系だったけど、殺気立ってます。以前にはなかった、「お腹すいた」で、暴れることもあるくらいです。

おおかた、こんな感じ。

「お腹すいたわ!ヒャンヒャン!!」

「何も食べてないの!ヒャンヒャン!!」 ← さっき、食べたばかり

「もう3日も食べてないの!ギャンギャン!!」 ← 毎食しっかり食べてる

「飢え死にしそうなの!!ギャウギャウ!!」 ← 暴れる元気があるから大丈夫

「老犬虐待よ!!ヒ~ヒ~~!!」  ← (-"-)

認知症になると、異常に食欲がでるそうで、だけど、食べても太らないんですよね。興奮して動き回ったり、暴れたりするからかもしれませんが。

ということで、朝はドライフード120g、昼70gくらい、夜60gくらいの、1日3食です。ほぼ、丸のみで3分くらいで完食します。実は夕食の分を昼と夜の2回に分けたのは、空腹対策というより、鎮静剤対策です。

その鎮静剤ですが。

相変わらず、まだ試行錯誤の途中という感じですが、ある程度、固まってきました。

ヴィーの場合、夜21時に投薬したとすると、こんな感じです。

1/2 錠   翌朝4~5時くらいまで

3/4 錠   翌午前10時くらいまで

1錠      翌午後3時くらいまで

1錠半     翌午後7時くらいまで

もちろん、効き方はその時によって違うことも多々あります。投薬後、すぐに寝ちゃうときもあれば、3時間くらいかかることもあります。

で、空腹時に投薬すると、比較的よく効くため、夕食を減らし、時間も少し早くして、就寝前の投薬時間まで、胃の中ができるだけ空になるようにということでフードの量を半分にしました。その分を昼に食べさせることで、空腹対策にもなるし、一石二鳥というわけです。

フードを半分にしても、5時間くらい経たないと、胃の中が空にならないみたいなので、夕食の時間は5時として、投薬は夜10時です。すんなり効果がでれば、11時には寝てくれますが、興奮が強いと、3時間以上暴れていることもあります。

投薬後、興奮させなければ、効果がすんなりでるのでしょうけど、興奮させない方法がわかっていれば、鎮静剤はいらないわけで・・・(^_^.)

あと、錠剤ですが、粉にすると、効き目が良い気がします。私はカステラに包み込み、ギュギュと小さく丸めてカステラ団子にし、お口にポン!!カステラは水分が多いので、粉末を吸着してくれるし、丸めると団子になるので好都合です。

私としては、就寝時間だけ、しっかり寝てくれているだけで十分なので、1/2錠で投薬しています。効きが悪くて、暴れている時間が長いと、効き方が遅いのか、疲れて寝てしまったのか、わからなくなりますが。

首尾よく効いてくれた日は、11時ごろに寝付いて、午前3時過ぎくらいに一度トイレに行くとバタバタすることがあるくらいで、翌朝6時過ぎくらいまで寝ています。もちろん、バタバタした時はトイレに連れて行きますが、この薬のいいところは、効いている時でも、排尿排便の自覚があって、目を覚ますことです。フラフラしてますが、歩けるので、介護ベストサポート付きですけど、トイレに行きます。

で、不思議なことに、鎮静剤が効いている状態で、ちょっとフラフラしている時の方が、上手に歩くんです。もちろん、介護ベストでサポートはしていますが、足の運びがスムースというか、比較的安定しています。認知症の症状が強く出ていて興奮している時などは、酷い酔っ払い状態というか、四肢の動きがバラバラというか、とにかく、まともに歩けない感じです。

鎮静剤には筋肉の弛緩作用もあるようなので、筋肉の余分なこわばりが取れて、リラックスした状態であるけるのかもしれません。排便も、普段は自力ではできないことが多くて、摘便してあげなくてはいけないのに、鎮静剤が半分効いているような状態の時は、自力でできることもあります。

歩きに関しては、少し歩く時間が短くなったかなという感じです。体が傾いてきて、歩くのがつらそうになったら、室内に戻るのですが、その時間が早くなった感じです。

目安としては、口の中を見て、血色が悪かったら歩くのをやめます。一時は血色が悪くても、横に寝かせるとすぐに回復するので、まぁいいのかな??

腎不全から心臓に負担がかかっていたローズは、しばらく回復しなかったですから。

水分を頻繁にとっているため(ほぼ、シリンジ補水です)、3時間おきくらいにおトイレのために外に出るのですが、その度に5~10分ほど、歩かせています。自分一人ではふらつきがひどくて倒れてしまうので、私が横についてサポートしながらですが。

少し前までは、20分くらいは平気で歩いていたのですが、このところ、5分がやっとという時もあります。日中、12月にしては暑すぎるということもありますが。

歩いていても、足どりが重い感じです。頻繁に外に出るので、たとえ5分ずつでも、一日のトータルにすれば、そこそこ歩いているわけですが。

多い時は一日に10回くらいは外に出るので、一日通せば一時間くらいは歩いていると思います。疲れてくると、認知症独特の旋回運動になってきて、グルグルと回り始めます。一緒に回るので、あまり早かったり、小回りしていると、私の目が回ってしまうため、適当に進路を妨害しながら、大きく回らせています。たとえ旋回運動でも、歩くことには変わりないので、グルグルと歩いています。

日中は時々要求があってバタバタしますが、その都度、外歩きしたり、お水を飲ませたりすれば、また静かになります。ただ、夕食後からは元気いっぱい(笑)。とにかく頻繁にヒンヒンないてバタバタ暴れます。そのまま無視すれば、眼振が酷くなるし、床ずれの危険もあるので、とにかくずっと付きっきり。

そうなんです。傍らにいて、体に触れてあげていると、大人しくしているんです。とはいえ、夕食を作らなくちゃいけないし(人間)、自分も食べなくちゃいけないし、お風呂もあるし・・というわけで、ずっと一緒にいてあげるわけにもいかず、食事中なんて、少し食べてはヴィーの傍らに行き、また少し食べては・・という感じで、最後はすっかりご飯が冷たくなっているなんてこと、日常茶飯事です(^_^.)

でも、私が傍にいると安心しておとなしくなるということは、私の事をわかっていて、頼りにしてくれているということなんですよね~。だから、嬉しいです。ぐずっている赤ちゃんと同じですね。

最近は投薬後、子供を寝かしつける時のように、傍らにいて撫でてあげながら、話しかけてあげていると、静かに寝てくれるようになりました。認知症は赤ちゃん帰りのような状態でもあるといわれるけど、ほんと、そんな感じです。

良く食べるので、体重はあまり減っていないと思います。というか、寝ていることが多くなったので、太ったかも・・。一年前に前庭疾患で病院に行った時、26.5キロくらいだったと思いますが、たぶん、今はそれより多いと思います。ずっしり、重く感じるし、背中のゴツゴツも感じられなくなったし。

ヴィー婆の大好物です。お腹がすいたと騒いでいる時、とりあえずこれを数粒、口に入れてあげると、大人しくなります(笑)隣の肝油の空き缶に入れて、ヴィーの傍らに置いています。

画像はすべて、ご機嫌な時のタロちゃんです。時々、こうして以前と同じ表情を見せてくれます。お客様には「綺麗ですね」と言っていただけます。本当の事いうと、2年以上、シャンプーしてないのですけどね(^_^.)

今いるレインとフジコの子犬達、みんなヴィーの子孫です。曾孫と玄孫です。そしておそらく、この子たちがヴィーが見届ける、最後の子犬達になるのかなと思います。

日々、いろいろなことができるようになっていく子犬達と

日々、いろいろなことができなくなっていく老犬

同時進行で進んでいくと、つくづく、「命のバトン」というものを感じさせられます。

 

あ、だけど、ヴィー婆ちゃんにはまだまだ頑張ってもらいますけどね(^_^.)

 

 

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (山口のおばちゃん)
2016-12-04 19:46:10
あ!見たことある毛布♪
使っていただけてうれしいです(^^♪
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ビクトリアさん13歳7か月おめでとう (レイナパパ)
2016-12-04 23:12:40
ジャッキーも13才11か月になります。ビクトリアさんと似たような状況ですね。うちは鎮静剤の投与方法を試行錯誤ののち確立できたようです。ここひと月程は夜寝れ始めました(夫婦どちらかが、お水が欲しくて泣くので一回起きる程度)。ご参考までに、以下我が家の投薬パターンです。
朝食は夕食の3倍。夜は、空腹で9時頃鎮静剤投与。半量は粉、半量は錠剤(即効性と遅効性の合わせ技、動物病院でもお教えすると採用して頂いてます。密かに自慢)。30分後に夕食。比較的いい子にしてます。ただこの時バタつくことがあります、その場合は、足が冷えていることが多く、湯たんぽに足を乗せると電池切れになったように良く寝ます。今膀胱炎(これはしつこい)で抗生剤を3週間以上飲んでます。が甘栗のお蔭でお腹はいつも快調。一度も下してません。また甘栗も、獣医さんに採用して頂き、お腹の緩い子へのお勧め運動実施中です。エヘン。という小ネタを発見しました。意外に人間みたいだな と二人で感心してます。以上ご参考になれば幸いです。
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