![]() | ゴールデンスランバー (新潮文庫)伊坂 幸太郎新潮社このアイテムの詳細を見る |
昨年末、SMAP SHOPの待ち時間に本屋でブラブラしてたときに、
気になっていた「ゴールデンスランバー」が文庫本ででてたので、買った。
伊坂幸太郎の本は、「重力ピエロ」「砂漠」「あるキング」を読んだ。
読み始めはなんとなく、ページが進まないのだが、
ある程度、乗り越えると加速度を増して、どんどん先が気になり、
一気にいってしまう。
と、いっても、通勤時間と、夜寝る前しか時間が取れないけど。
この本もなんやかんやでほっぽりだしていたというか、
読み出すまで億劫だったんだけど・・・・
気になる俳優である、堺雅人さんの主演映画のDVDが
どうしても見たいがゆえ、早く読み終えたかった。。。
堺さん、NHKの朝ドラにでてたときから、なんか好き~
確か、そのときでていた佐々木蔵之介さんも好き~
とっつーがもう少し年とったら、堺さんっぽくなるんじゃないか・・・と
わたしはひそかに思っちゃったりしてるんだけど、話がそれちゃったねぇ
前は、「見てから読む」派だったんだけど、
最近は「読んでから見る」派になった。
映画だけでは表現しきれない部分をあらかじめ知ってから
見たいと思うようになった。
それと、前は自分が読んでイメージした人物像と役者さんの
ギャップがいやだったんだけど、今はそれも楽しめるようになったせいもあると思う。
この「ゴールデンスランバー」も樋口晴子の竹内結子さんはわたしの中ではちょっと違う。
キルオは本郷奏多くんあたりを想像してたんだけど、
濱田岳くんでしょ?でも、これはちょっと興味ある・・・・なるほどね。
青柳の父は伊東四朗さんでドンピシャ!この人しかいないでしょ?ってわたしは思う。
まだ、見てないくせにね。
まぁ、「逃亡者」と同じくらいの逃亡劇のスリルと
人間関係~信頼とか仲間~とにかくハマって、
めずらしく夜中まで読んじゃった。
ビートルズの歌が要所要所で使われていて、これがまた
わたしの好みにマッチしていて、うれしかったりもして☆彡
学生時代などのエピソード話が、見事に伏線になっていて、気持ち良かった。
特に事件後のラストのエピソードはどれも泣ける・・・
「痴漢は死ね」のお習字もよかったけど、
「たいへんよくできました」のスタンプが早く乾くように
ふうふうするというラストシーンは、もうグっときた。
それまでの、ドキドキ緊迫したところから、すごく救われた気がした。
重くならずに読み終えられた。
ほんと、うまい作家だと思う。
DVDいつ見れるんだろ・・・・でも、時間作らなくっちゃね!
![blogram投票ボタン](http://widget.blogram.jp/images/bgButton2_pin.gif)
blogramランキング参加中!
![web拍手 by FC2](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/43/a6/06084f6de967afa912fcd880387e5118_s.gif)
拍手をありがとうございます
すごく面白かったって言ってたわ。
私はオーデュポンの祈りが一番好き。重力ピエロは母親としてどうしても納得できなかったからさ~あんなテーマ、とつはどんな感想持ったのか聞いてみたいよ。
そりゃ、試写会よりは生とつだよねぇ~
でも、せっかく当たってたのに残念だったね・・
オーデュポン・・は気になってるけどまだ読んでないな。
今度トライしてみるねっ!
ストーリーテーマは現実離れしてるというか
摩訶不思議だったり、うまく消化できないところもあるんだけど、
ストーリーの中にまっすぐ1本通っている
テーマはどの作品にも共通しているものがあって・・・それが伊坂作品なのかな?と思っていて・・・・・
そのあたりを、とっつーと語り合ってみたいよ~。
彼が雑誌やテレビで言ってることが、そのテーマを連想させるから・・
DVD見たけど、どの俳優さんもよかったし、
うまく原作をとらえていて、おもしろかったよ♪