☆国宝 薬師寺展☆

<水晶の月の８日>
ＫＩＮ１０９  赤い倍音の月
（輝き　力を与える　行動する、普遍的な水　清める　流れ）

梅雨の晴れ間、会期が後僅かになった「国宝　薬師寺展」に出かけてきました。
混雑状況を聞いていたので、チケットは前日ＨＰから入手して、開館１０分前に並んだのがちょうどタイミング的に良かったらしく約１０分で入場。
一時間前に並んだ方に後から伺うと、あまり変わらない時間にに入れたようでラッキーでした。

梅雨で雨の日が多いことや水星逆行中の影響などもあったりで、気分的に何となくすっきりしていなかったのですが、博物館の敷地内に入ったら波動がぱぁーっと明るくなるのが解ります。
混んでいるけれど、やっぱり来て良かったー。

並んでいる時に目にした沢山の周りの思いやりと力を与える行動に感動しつつ入場すると、またまた感動の波が押し寄せてきます。

聖観世音菩薩像や話題の日光・月光菩薩像も美しく素晴らしかったのですが、最も私のハートに輝きと力を与える原動力になったのは、最後のお部屋に展示されていた「吉祥天女画像」。
１３００年前に描かれた、日本最古の麻布に彩色された天平美人画だそうです。
本当に小さな絵なのですが、もう展示室に入った途端に空気が変わるくらい、美しいオーラを放っているのが感じられました。

「左手に赤い如意の宝珠を持ち招福を受け取り、右手であまねく周囲に分かち合いながら左足を前に歩を進めるお姿」
その姿は、オーラソーマのロットのグレーテルの聖杯に光を受け分かち合うフェミニンリーダーシップの女神の象徴と重なり、身に纏われている衣もコーラル＆オリーブでした。

薬師寺でも元旦のみ見られるという、美術の教科書でも目にしたこの貴重な「吉祥天女画像」
今ここでこの瞬間に出会えたことが、私にとって本当に素敵なギフトになりました。

９２番「グレーテル」は、先日のレベル３コースで最後に引いたカード。
９２はハートの直感を信頼することで、質を分かち合う１１になります。
光の身体の成長そのものが、分かち合う光となることを１３００年という悠久の時を経て「吉祥天女画像」が私に示してくれました。
光溢れる沢山のメッセージを、時を越えて伝えることのできる芸術は本当に素晴らしいですね。