まなと私の日記

ビビりなチワワとビビりな飼い主のゆるゆるブログ

°˖✧2021年6月11日 まなは虹の橋へ旅立ちました✧˖°

うちの子はバカ、自分は何の価値も無い、と思っていますか?

2023-04-06 | 毒親育ち

長いので、興味が無い方はスルーしてくだされ

 

第一章 幼稚園の先生

第二章 母親

第三章 ピアノの先生

第四章 母親

 

 

 

自分の子供の事を、バカなの?と思っても

絶対それを子供に言わないでください

 

親から「バカ」と言われても、それを信じないでください

 

 

 

 

それは親の価値観であってあなたの価値観ではない

他人の価値観に振り回されては、いけない。

 

 

 

 

私は母親から、「何でそんな事もわからないの?」「あんたみたいなバカは見た事ない」

顔も頭も最低であると言われて育ってきたので

私はバカで何の価値も無い人間であると、今も思いながら死ねずに生きています

 

 

 

 

 

第一章 『問題児』

 

親の勝手都合で、生活環境がおかしかった0~3歳

通常4歳で入園する幼稚園に、3歳で入れられた私は

入園した3日後、運動会

みんなは何ヶ月も前から色んな練習をしてきての運動会

 

 

私は自分のクラスの列に並ぶ事すら出来ず

みどり先生のスカートを掴んで、終わる迄泣いていた

勿論覚えているわけではなく、その写真があるから

 

 

みどり先生は、私のクラスの先生ではない

次の日から、私はみどり先生のクラスの教壇の隣に自分の椅子を置き

みんながお絵描きしているのを眺めていた

みどり先生が「ここはまなママちゃんのクラスじゃないから、自分のクラスに行って

みんなとお絵描きしましょう?」と言ったら

 

 

 

なんでみんなと同じ事をしないといけないの?

私はここに居たいのに

 

 

 

と、言ったそうで、幼稚園の先生から3歳にして問題児の札を貼られた

と、母から聞いた話をカウンセラーさんに話したら

 

眼をキラキラさせて「3歳にして自我を持っている、

大人に対して自分の思いを伝える事が出来ている

そして、自分の味方になってくれる人を見つけ出す能力を持っている

(担任でもなく、親でもなく、みどり先生を選んだ事)

とても頭が良い子です」

 

 

へ?そうなの?私は問題児で、バカなんだと思っていたけど

 

 

 

「大人の思い通りにならない子供は、問題児で困った子供である、特に昭和に多いですね

それに、その話はお母さんから聞いた話ですよね?

みどり先生は、困った子、問題児とは思っていなかったのでは?

自分のスカートを掴んで離さない、自分の椅子を持ってきて自分の隣に座る

そんなまなママちゃん※カウンセラーさんは幼児の私の事を〇〇ちゃんと呼びます※

の事が可愛かったと思いますよ」

 

 

 

「。。。。。。。。。。。」

「みどり先生の事が大好きだった、それだけでいいのではないかな」

 

そうかもだけど、3歳から母親に呪いの言葉を浴びせれてきた私には

なかなか難しい。。。

 

「生れてくるのが、早かったですね、今なら良かったかも」と言われたけど

時代は関係ないと思う、育てる親と環境だと思うよ。

 

 

 

 

 

第二章 『バカな子』

 

小学一年生の夏休みの宿題に「まわりの音を書きましょう」というのがあって

私が「。。。わからない・・・」と呟いたら

母は食器を洗いならがら「なんでそんな事もわからないの?!」

「これ(食器を洗う音)はガチャガチャでしょ?!」とイラついて怒鳴った

 

 

 

私は「ガチャガチャ」と書いた、でも納得していなかった

 

音を『ガ』と『チ』と『ャ』 この三文字で表す事など、あり得ない

そう思っていながら、母の機嫌が悪くなる事を恐れ、ガチャガチャと書いた

音を書く事が出来ないバカな子の誕生だ

 

 

正直に言えば、今もわからない

『さわさわ』とか『トントン』とか言うし書くけど、本当は違うと思っている

だって『トントン』 はい、これ何の音?と言ったら

「机を叩く音」「肩を叩く音」等様々な答えが出るでしょ

 

 

でもある日、たまたま一緒に下校した子に

「さわさわ」とか言うのが、私にはわからないんだけどって言ったら

「ん~…表現の仕方?表現のひとつ?」と返ってきて

脳にぱぁ~っと光が差して『正解なんて無いんだ、何となくでいいんだ』

そう思えたあの日から、全然気にならなくってテキトーに表現しています

 

 

ここでもカウンセラーさんに「生れてくるのが、早かった」と言われたけど

それより

子供が『わからない』と言っても、『=バカ』ではないって事。

 

 

 

 

 

第三章 『理解者』

 

これはカウンセラーさんとの会話で思い出した事です

小学生から中学までピアノを習っていた

瑠璃子先生は、私が「帰りたい」と言うと

「いいわよ、でも一曲弾いてからね」と理由も聞かず帰してくれた

 

 

先生は一軒家の自宅で教えていて

「あっち(リビング)で遊んでいる」←遊んでもいいですか?ではなく

と言うと「いいわよ、まなママちゃんは特別な子だから」と言って微笑んでいた

そう言われて嬉しいと思った覚えは無く、たぶん

頭の上に『?』が3個位浮かんでいて「ちょっと何言ってるのかわからない」

って感じだったと思います

 

 

ピアノをやめて数年経ってから、私は自分が楽譜を読めない事に気付いた

楽譜が読めないのに、ピアノを弾く事が出来た

目と耳で覚えて弾いていた、楽譜はそれの補助だった

 

 

発表会の時、ベートーヴェンの『月光』を弾いたんだけど

先生から「1小節抜けていたわよ、上手に繋げたわね」と言われて

私は「へへっ♪」←褒められたと思っている と笑った

 

 

 

カウンセラーさんが「もしかして先生は、楽譜を読めていない事を

わかっていたのかもしれませんね、そして次はどんな事をするんだろう?

って面白がっていたのかも。

 

この子には、やりなさいと言っても自分が興味が無い事はしないだろう

自分がやりたいと思った時にやりたい事をやらせると面白い事をする

遊びたいなら遊ばせておいた方がいい、自由にやらせた方がいい子」 

そう感じていたのでしょう

 

 

「まなママさんを理解してくれていた人が居るじゃないですか」

 

。。。居た。  居たね、当時は気づいてなかったけど

カウンセラーさんが教えてくれた、唯一私を受け入れてくれた人

 

 

 

瑠璃子先生は絶対怒らなった、私が何を言っても何をしても

でもまぁ 普通親だったら、自分の思う通りに動かない子供にはイラっとするし

怒鳴る事もあるよね

 

 

それは仕方ないと思うけど、父・母・子供・旦那・嫁・その他

家族だけど、全員『個人』で、何個かの役を持っている

自分の思い通りには、動いてくれなくて当たり前なんだよね

 

そして『家族』ゆえ、難しいのよね。

 

 

 

 

第四章 『やっぱりバカな子』

 

私は何度聞いても、富士山の高さを覚えられない

小学生の時、学校の校門に裏社会系お兄さんが下校を待ち伏せていて

面白いモノを小学生に売りつけていた

 

その日は、試験管の中の浮きが上下に動く代物だった

「富士山の高さは?正解したらコレをあげるよ」だったか

「いくらかで買える」だったかは忘れたけど

 

それを見ていた子供たちは「は~い!は~い!」と手をあげていた

私は、そんな事より

なぜ、この浮きが上下しているのか?という事に集中ガン見

 

 

いつしか子供達は消え、お兄さんから

 

「あげないよ」と言われた、私をバカにした顔で

 

 

 

それをカウンセラーさんと話ていたら、こう言った

まなママちゃんにとって、富士山の高さを示す数字は何の意味も無いから

 

 

 

。。。まさに そーです!

富士山の美しさ、富士山の価値に、高さの数字は意味を持たない

 

 

 

だけど、学校の勉強が出来ない子は =バカ

ってスーパーの値引きシール的なシールを貼られちゃうんだよね

 

 

 

子供って、親が、子供自身が

 

思っているより、とんでもなく素晴らしい能力を持っているって事。