マーブリングファインアーツのブログ

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9月1日

2017年09月01日 | 日常。
「大ゴジラ特撮王国KAGOSHIMA」はいよいよ9月3日まで!

おかげさまで昨日4万人目のお客様を迎えることが出来ましたが

まだの方はお急ぎください!


でもその前に…今日9月1日は何の日かご存知ですか?



…そう、「防災の日」です。

「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」日ということになっています。
防災の日が9月1日になったのは、大正12年(1923年)の今日、11時58分に発生した「関東大震災」に由来しているそうです。


関東大震災発生直後の様子が写された写真が、当社所蔵の資料の中に有りました。





…失礼しました。
皆さんお気付きかも知れませんがこれは特撮映画で使われたミニチュアセットの記録写真です。
そもそもカラー写真であるという時点でバレバレなのですが

在りし日の、凌雲閣(浅草十二階)も…


 

ご覧の有様に…




現存していない建築物の再現と、その崩壊
…ミニチュア特撮の存在価値を2つ実証した例と言えます。

関東大震災に限らず、映画では史実・空想を問わず様々な地震の場面が描かれてきました。
SF・怪獣ものと同様のスペクタクルとして、あるいはドラマ展開上の重要な要素として。

当然、そこには特撮の映像が必要とされてきました。
中には実録映像と見紛うレベルのものもあり、絵空事と割り切って楽しめない方もいるかも知れません。


ただ、実際の被災経験者でない場合、つい災害の恐怖もそれへの備えも忘れがちです。

「天災は忘れた頃にやってくる」

防災の日が制定されたのも、脅威を忘れず備えを心がけることを思い出してもらうためです。

地震災害を描いた映像を見て恐怖するのも、心がけを促す一助となるかもしれません。
最近では、まさに地震発生中や災害直後の記録映像が容易に見られるようになりましたが、昔はなかなかそうもいかなかったように思います。

映画の場合、嘘偽りの無いドライな記録映像が訴えてくる物には及ばない点も多いかと存じます。
しかしその前後にあるドラマや、感情を喚起するよう設計された映像などにより、記録映像とはまた違ったインパクトを鑑賞者に与えることが出来るのではないでしょうか。

災害を娯楽の要素として扱っているので不謹慎だとの考え方もあるでしょう。
そのことは我々も常に気をつけねばならない点ですが、多くの映画では非常時の備えに対する啓発や、災害に見舞われた人々へのエールという意味合いも含まれています。
もしお気が向いたなら、何か災害を扱った映画をご覧になっては如何でしょうか。鑑賞されながら、ご自身がその場に居合わせたら…等と思いを巡らせてみるのも無駄ではないと思います。
(勿論、単純にスペクタクルを娯楽として堪能されても結構です)

なお、9月1日が防災の日とされた理由としては、関東大震災に加え、今日が所謂「二百十日」にあたることも挙げられるということです。
台風シーズン到来。
こちらにも十分な備えをしたいものです。




(な)
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