※場所がわからなかった新川曳き舟の写真
(関連ブログ:新川に注ぐ水路を古地図で検証してみた!(2010/12/25)
新川曳舟の写真の場所の推測(2010/12/19)
新川・曳舟の写真!(2010/12/14)
■新川曳舟の写真の詳細がわかりました!
ブログのほうに写真の詳細とそれらが掲載されている資料の情報が寄せられました。
ブログをご覧いただいた方からのご教示です。
撮影年:昭和6年頃
撮影者:木本多聞さんの叔父さん
撮影場所:日枝見橋の側、「銚子屋」という小料理屋あたりから
(ふるさと ふなぼり発刊号 発行:平成7年11月 発行者:船堀歴史会より参照引用)
■日枝見橋とは?
・・・あれ?撮影場所、日枝見橋の側の日枝見橋とは?・・現在、日枝見橋という橋はありません。
こちらの手がかりも、「ふるさと ふなぼり2集」に写真とともに掲載されていました。
(ふるさと ふなぼり2集 発行:平成9年4月 発行者:船堀歴史会より引用)
上の曳き舟写真と向きが違い、新渡橋の西側から東向きに撮ったものです。
「ふるさと ふなぼり」によると、日枝見橋とは、新川へ流れる一之江境川の終点の橋とのこと
日枝見橋のあった場所の写真・・本日撮ってきました。
新渡橋からかつて日枝見橋の姿を想像しながらシャッター切る。^^
現在、川は暗渠となり橋の痕跡は見当たりませんが、正面の横断歩道のあたりに橋はかかっていたのですね。
■写真のポイントを今昔の地図でみる!
地形図東京首部昭和5年測図昭和7年発行 (引用:今昔マップ2)
写真が撮られたのが昭和6年頃なので、ちょうどその頃の地図です。
昔の撮影ポイントに矢印を入れてみました。
昭和22年の航空写真、カッコ内が撮影ポイントあたり(引用:goo地図)
一之江境川の両脇に道があります。きょう見た暗渠となった境川ですが、
新渡橋から続く車道の幅がだいたい昔の川の幅かな?(勝手に想像^^;ちょっとわかんないですね。)
現在の航空写真、カッコ内が撮影ポイントあたり(引用:goo地図)
現在の地図、カッコ内が撮影ポイントあたり(引用:goo地図)
■現在の風景を切りとる
昔の写真の撮影ポイント近くからの本日撮った写真をtwipicに投稿
一気に書いてしまって、土地勘のある地元の人以外、わかりにくい記事になってしまったかなぁ。
それにしても・・今回わたしが疑問をブログに書き、それを見た方から情報の提供をうけ
私の中では、もしかしたら永遠に謎かと思われた問題が解決。
なんかスゴイね!胸がふるえました。ご教示ありがとうございました!
ビバ!Web時代
※2014/3/20追記
~写真の説明文の訂正~
『第一集・上の写真で昭和6~7年頃とあるのは
大正6年~10年頃の写真に訂正』
引用:ふるさと ふなぼり第3集p72より
〇→撮影年:大正6~10年頃
場所はほぼ間違いないようですね。おめでとうございます。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&brcurrent=3,0x605d1b87f02e57e7:0x2e01618b22571b89,0&oe=UTF8&num=200&start=87&msa=0&msid=217642338607312181467.0004960649c9c7721f12e&ll=35.678503,139.870495&spn=0.006833,0.009645&t=h&z=17
川と運河マップいいですね!
わたしも地図に色ぬるの大好きです☆