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東京からマレーシアペナン島→また東京に戻りました

タイピン動物園

2011-04-24 | ペナン 観光
朝早くから張り切って、タイピンまで行って来た。
目当ては動物園。

ペナンからは車で1時間半と言ったところか。
高速道路に乗って、途中サービスエリアなどに寄ったりしながらタイピンへ。
サービスエリアが予想外に充実していて、楽しかった。
フードコートみたいになっていて、様々な種類の食事ができる。

売店もいくつかあって、試しに葉っぱで巻いてあるご飯らしきものを食べてみた。1リンギ(約30円)。


ココナッツで炊いたお米のようで、甘い餅のような感覚。腹持ちが大変よかった。

タイピンは小さな街だが、マレーシア初のものがいくつかある意外にもすごい街である。
早速マレーシアで最初にできた刑務所の前を通過。


動物園があるエリアは、もともとスズの採掘場だったそうだ。
採掘場を開発して、人工池や動物園を作って、とてもきれいな公園が作られている。
池には足こぎボートが多数出ていて、次回はこのボート目当てに来たいと思った。

さて、動物園。これもマレーシアで最初に作られたもの。
なかなか楽しめた。

まず、チケットを買う。大人一人5リンギ(約150円)。

 
行かなかったが、レストランがついていた。一応、土産屋もあり。

 
エントランスを入ると、そこはジャングル!えーこれが動物園!と感動。

  
動きのスローなスロー・ロリスは真っ逆さまでパンを食べていた。手長サル。シマウマ。


睡蓮が綺麗に咲いていて激写。

虎が池を泳いでいたり、人間の身長ほどもありそうな巨大魚が出現したり、太い蛇が巻いていたり、
手長サルが飛び回っていたり、蛍光色の鳥が水を飲んでいたり、やはりマレーシアの動物園は一味違う。
大きくて驚くものが多かった。

広いので、園内をミニトレインが走っているが、今回は利用しなかった。
ゆっくり見て回ったので、発見は多く楽しめた。
多摩動物園ほどは広くないが、何しろ気温が高く日差しが強いので、体力を消耗するのは確実。

動物園で、マレーシアに来て初めて、蝉の鳴き声を聞いた。
息子が蝉好きなので、必死にその姿を探してみた。
どんだけ大きい蝉なんだろう、マレーシアだもんな!と期待。
結果、日本の蝉より小さかった(笑)3センチくらい。がっかり!

日本で動物園に行っても、今ひとつ盛り上がらなかった息子も、今回は割りと楽しんでいたようだ。
やはり大きい動物は、見ていてこちらも興奮するものだ。

ナイトサファリもあるそうなので、いつか来てみたい。





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幼稚園はじまる

2011-04-22 | ペナン 生活
4月から、子どもたち二人の幼稚園が始まった。


写真は初めての登園日。バスを待つ緊張の時。

上の息子は年少なので、普通のいわゆる「幼稚園」に通う。
下の娘はまだ2歳になったばかりなので、日本で言うところの「保育園」に通う。
両方ともシュタイナーの教育を取り入れており、安心して預けることができる。

ペナンにはたくさんの幼稚園や保育所があり、選択肢が多い。
基本的にこちらの幼稚園は、日本と比較すると、勉強要素が強いところが多いようだ。
教育熱心なチャイニーズ人口が多いことにも関係しているのかもしれない。

で、うちは、と言うと、幼稚園の時分には机に向かって勉強するよりも
自然の中で十分遊んで、その中から学ぶことを大事にしたいと思っているので
シュタイナーの方法には賛同できることが多く、よい幼稚園があってよかったと思っている。

幼稚園を選ぶにあたって、言葉の面も考慮する必要があった。
その点でも今通っている幼稚園には日本語のクラスがあった。
息子の性格を考えて、日本語クラスにした。

息子は言葉が達者で、彼にとっては言葉による意思疎通が非常に重要なようで
英語で話しかけられると「何言ってるかわかんないよ!」となってしまう。
相手の言うことを全部理解したいし、自分の考えを詳細に言葉で説明したい理屈っぽい彼にとって、
英語はまだチンプンカンプンで不安を感じるようなのだ。
初めて幼稚園に通うという彼にとっての大きな変化と、言葉の通じない不安を同時に抱えさせることは
私にはできなかった。
よく「英語の環境にポンと入れてしまえば、まだ小さいからすぐ英語話すよ」
みたいな話を耳にするが、それが息子に通用するかどうか私も不安だったのだ。


初めての登園日。幼稚園の前で。

迷いがないわけではない。
第一子はどうしても慎重に育てすぎてしまうのかもしれない。
彼のおしゃべり好きと理屈っぽさのベクトルが、英語へと向いてくれたらいいと願う。
興味はあるようだから、折をみて、背中をおしてみようかと思う。

まだ日本語でさえ話さない2歳の娘の方は、迷いなく英語環境に入れた。
先生の英語での指示がちゃんとわかるみたいで、
その順応性にこちらが舌を巻くことになりそう。


写真は娘の幼稚園にトライアルで息子と一緒に行った時のもの。

二人とも、朝は母との別れに涙するが、幼稚園に行ってしまえば楽しんでいるようだ。
満足した顔で帰ってくる。
特に息子の方は、幼稚園に通いだしてから食欲が旺盛になり、夜の就寝時間も早くなった。
生活のリズムが早寝早起きになり、幼稚園が始まって本当に感謝するばかりである。
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ガソリン事情

2011-04-10 | ペナン 生活
車を運転するようになって、ガソリンも自分で入れるようになった。(当たり前か)
日本に住んでいる時でさえ、いつもダンナ任せで、自分で入れたことなどなかったというのに。

ペナンのガソリンスタンドは言うまでもなくセルフ方式。
現金の場合、先に売店でお金を払い、その分のガソリンを自分で入れる。

ガソリンにはRON97(黄)とRON95(緑)の2種類がある。
RONというのはオクタン価のことで、RON97がハイオク。
RON95は1.9リンギ(約53円)と、日本から見るととんでもなく破格。
これは実は、政府が補助金を出していて、いつでもどのスタンドでも同一格。
RON97の方は、去年7月から補助金が廃止され価格変動制。
過去28日間の原油国際価格の平均値を元に決められる。
今だいたい2.7リンギ(約76円)。それでも安い。

この原油高の状況で、政府も大変ですなあ。
選挙の争点にもなる大事な政策らしい。

ガソリンスタンドを選ぶ時に値段が書いてなくて困ると思っていたけど
こう言うからくりだったとは。

ずっと価格据え置きでお願いしたいものです。




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Chew Jetty (周一族の橋)

2011-04-05 | ペナン 観光
ジョージタウンは世界遺産の町である。
先日訪れたCHEW JETTYも、世界遺産になっている。



CHEW JETTYとは、周さん一族が住んでいるところ。
いわゆる海上生活者である。
海の上に突き出した桟橋の両側にずらっと家が並んでいる。

 

細い路地に足を踏み入れると、そこが海の上の桟橋であることを忘れてしまう。
間口はとても狭いが奥行きが異常なほど長い家が続く。


よく見ると、どの家も造りが大体同じになっていることに気づく。
玄関のドアには対句が貼ってあり、風通しがいいようにドアの上には格子窓。
 

ドアを入ると、目の前にはまず仏壇が飾ってある。

仏壇の裏がダイニングやキッチンになっているそうだ。

大まかな造りは同じだが、一軒一軒ユニークであることは言うまでもない。
  

途中、駄菓子屋のような店を見つけたので物色していたら、
子どもの喜びそうなおやつを紹介してもらった。
卵の殻を使った寒天ゼリーだ。

右が売っている状態。左が殻をむいた状態。
冷たくて甘くて素朴で、この気候にはぴったり!
子どもたちもペロリとたいらげた。

並ぶ家々を見ながら路地をしばらく歩いていくと、視界が開けて船着場に出た。

それでやっと、桟橋の上をずっと歩いていたことを思い出す。

JETTYの先端に来ると海が広がり、見回すと、隣のJETTYも見える。

JETTY毎に中国寺院があり、隣の寺院も見えた。写真中央の赤い屋根が寺院。

寺院はとても綺麗とは言えない状態だったが、窓のデザインは相変わらず美しい。

独特の雰囲気を感じるJETTYにすっかり魅了された私。
一眼レフカメラを持って写真をたくさん撮りに、いつか来たいと思った。
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ペナンのお盆 墓参り事情

2011-04-04 | ペナン 文化
今ペナンでは、お墓参り事情が熱い。

今年は4月5日が、二十四節気の一つである清明節。
中国における清明節は、祖先の墓を参り、草むしりをして墓を掃除する日で、
日本のお盆に当たる年中行事なんだそうだ。
チャイニーズの多いペナンでは、あちらこちらで墓参りをする人を見かける。
特に週末には車が渋滞したり、墓地から爆竹が聞こえてきたりして、だいぶ賑やかである。


墓地はだいたいこんな感じになっている。
土葬が一般的だが、最近は火葬する人も増えてきているらしい。
火葬の場合はこうしたお墓には入れず、寝釈迦の裏にあるような棚(以前の日記参照)に骨壷を収める。


墓参りをしたら、墓の土が盛ってある所に旗を立てる。
この旗が、遠くから見ると色鮮やかできれいである。

先日ジョージタウンを歩いていると、墓参りグッズを売っている店がたくさんあった。
興味深いので覗いてみると、靴や服が売っている。
 
しかし、よく見るとそれは全部紙でできていた。
よくよく見回せば、紙でできた車、ビール、おもちゃ、麻雀牌などなどなど。
 
 
ルイビトンやバーバリーのバッグや一軒やまである。
聞くと、これは全部、墓参りのときにお墓で燃やすんだそうである。
故人が好きだったものを捧げるわけだ。
最近は紙のiphoneまで売っているんですって!


これは神様に捧げる金紙。これも燃やすそう。

紙のiphone、私も欲しくなっちゃった(笑)
墓参り事情、予想外に楽しいです。







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壊れる壊れる

2011-04-01 | ペナン 生活
1.まず冷蔵庫が壊れた。

全然冷えなくなって、ただの箱になってしまった。

もともとコンドミニアムについていた冷蔵庫は古くて
日本の冷蔵庫に慣れていた私には非常に使いにくかった。
壊れたから新しいのが買える♪
なんてちょっと不謹慎なことを考えたりして。

この暑い国で冷蔵庫が壊れるって困る。
冷蔵庫の中身が全部腐っちゃうよ!一刻も早く新しいのを買いたい!
と思ったが、今の冷蔵庫はオーナーさんの所有物。
まずはオーナーさんにお伺いをたてなくてはならない。

・・・結果、修理することに。
これは意外な展開だったが、2時間くらいで修理完了。

そうか。修理すれば使えるのか。
何故だか私の頭には修理するということが浮かばなかったが
これは何気に大事なことだ。
蓋を開けてみれば、冷却装置に霜がたっぷりついていたことが原因。
霜をとりのぞいてちょっとメンテナンスすれば、元通りに使えるわけで。
すぐ新しいのを買おうとしていた自分を恥ずかしく思ったのでした。
使い勝手が不便なのにも、慣れてきたし。
この古い冷蔵庫を大切に使います。

2.で次はトイレの水漏れ。


一晩でバケツ一杯の水が漏れる。
水の元栓を締めておけば水は垂れないが、
トイレを使う度に元栓を開け閉めするのは案外面倒。
タンクに水が溜まらないと流せないからね。

ちょうど実家の父がペナンに来ているので、タンクの蓋を開けて原因を追求。
パッキングのゴムが古くなって固くなっていた。
ゴムだけ交換すればよさそうだったが、
その部分のパーツが近くのDIY店で見つかったので全交換。
いじっているうちに、タンクの外のホースからも水漏れが発覚。
このホースも同じものが売っていたので交換。

いじればいじるほど不具合が見つかるのでどうなることかと思ったけど
おかげさまで快適トイレ生活。

3.

最後は車。
納車されたばかりのカングー。
エアコンがまったく効かなくなり、熱風が吹く車内。
南国で熱風しか出ない車って地獄。
文句を言っても始まらない。これも中古車の運命だ。
前に乗ってたバナゴンだって、同じようにエアコン壊れたし。

知人に紹介してもらったエアコン専門店へ駆けつけ、即修理してもらった。
何日間か待つ覚悟はしていたけれど、一時間弱で修理完了。
その場で待たせてもらえて、そのまま乗って帰ることができた。
何て仕事が速いんだ!すばらしい!
こう言う良い店を紹介してもらって本当に感謝。

ひとしきり修理三昧の今週でした。
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