
順調に育っているようですが、よく見ると


上の方の新しい葉っぱが何ものかに食われています。
酷いのになると

無傷というか本来は

瑞々しい若葉がフサフサしていなければならないのです。
犯人(犯虫)を見つけました。



何者だ?
スマホに
「ユリの先端を食べる茶色のムシ」と質問すると、一発で分かりました。
ユリの害虫「ユリクビナガハムシ」
説明に「葉や蕾を暴食し、株を丸坊主にする。主に葉の先端から食害する」とあります。
とりあえず殺虫剤を噴霧しました。

目に付いた虫にはもちろんですが、予防のためにまだ食べられていない葉っぱにも。
早めに手をうって良かったと安心したのもつかの間、午後にもう一度見てみると

2匹 奥にも1ぴっき潜んでいます

あちゃ~
葉っぱに吹きかけていた薬剤は何の役にも立っていませんでした。あちこちのユリの先端にムシたちがいました。
さてどうしたものか、かくなる上は
スグニテデトールの出番です。
でも、午前に薬剤を散布していたので、手で触らないでピンセットでつまむことにしました。


見つけてはつまみ、見つけてはつまみ
ときにははさみ損ねて逃げられたりもしましたが
20匹以上は駆除しました。

取り逃がしたのもあるので、数日はパトロールが必要です。
あのユリクビナガハムシを放置していると、今年の花だけでなく来年以降も被害を受けることになります。
なぜなら、わが家の周りには100本以上のユリが育っていて、あのムシにとってはなんなく食べ物が得られる楽園状態だからです。腹一杯にユリを食べ、いっぱい子孫を増やされたら来年はユリクビナガハムシの異常発生が生じたことでしょう。
わが家のユリは「上山のユリ」といって、私には大切な思い出のユリなのです。