2007年からの映画生活

今年の映画、演劇などエンタメについて

29日「スターターワイフ」@スペースFS汐留

2008-09-29 23:17:26 | Weblog
スターチャンネル独占のTVドラマをいち早く見てきました。今日は雨だし、寒いし、どうしようかなって思ったんですが、全米で大ヒットドラマなので、大画面で、人足早く見たくて見に行きました。

今日は泰葉さんのトークあり。司会が富永アナウンサー。このドラマを大絶賛していました。残念ながら6割の入りでしたが、マスコミはばっちり来ていました。

また泰葉さん、「これから私も恋愛…でも周りは家庭を持っている方で…」など言ってましたが、さりげなく富永アナが、「泰葉さん同様の立場の男性も結構いらしゃるし…」とフォローしていました。

私が入場したときに、スターチャンネル10月のプログラムガイドをもらいましたが、今回のトークの前にも特番収録があったようで、この記事と同じようなことが今日のトークの内容でした。

主人公モリーは映画会社の重役ケニーの奥さんでセレブ生活を満喫していましたが、…ご主人ケニーから唐突に、しかも電話一本で離婚したいと宣言されてしまう…

モリーにはセレブ奥様仲間がいるのですが、全員ではないけど、離婚宣言を聞いてせきをきったように離れていく…

世の中みんな現金ですよね…本来は彼女を励ましたい親友ミランダも、ご主人が監督でケニーにお金を出してもらいたい事情から、モリーと離れるように言われてしまう。

カードも止められ、レストランやジムなどもケニーからさしとめられ、行き場のなくなったモリーは一番古くからの親友、年齢が上でアルコール依存症のジョーンから、彼女の別荘を提供してもらう。

描かれているセレブ生活は必見。うーん、ハリウッドセレブって…私の知らない世界を見るのも楽しいです。

スターターワイフ(離婚した奥様)となるモリーが恋愛あり、友人関係の波乱、などなど私には縁のない世界の話なんですが、結構楽しく感情移入できました。

第2話第3話が楽しみです!

モリーと恋愛のトライアングルになるんではと予想される、サム(若いイケメン)とケニーの上司で映画会社の社長とのドラマに期待。それ以外の彼女の回りでも浮気あり、友情の葛藤やスターターワイフの再出発などなど楽しみです。

結構予想よりも面白かったです。

9/22「最後の初恋」@九段会館

2008-09-22 22:55:37 | Weblog
10年前より恋してますか?人生に迷いながらも走り続けたからこそ出逢える「恋」があるー

副題がなんとなく印象的な映画。主演がベテランのダイアン・レインとリチャード・ギアだからなの、でしょうか?

ご主人と別居状態の40代主婦が主役。ダイアン・レインです。今は別に暮らすご主人の元へ子供たちを送り出し。


彼女がたまたま友人の海辺のホテルを5日手伝うところから物語が動き出します。

客としてきたのが、中年の外科医。ただ最初は彼女に職業を名乗りませんが。

高名な外科医だったのに、患者の死亡事故があって、それをきっかけに、最愛の息子(やはり医者でお父さんの病院に勤務していた)は自分の元を離れ。妻も出て行き(離婚しているのかはわかりませんでしたが)。そんな荒んだ状態の男性の役がリチャード・ギア。

本当は単なる客と、ホテルのパートのはずが、お客は彼一人だったので、急接近して、たちまち恋に落ちる二人。

恋の始まりはとても素敵、二人のラブシーンも年輪を感じました。

二人が出会い、お互いが気付かないうちにどんどん変わっていく。それもたったの5日間。

最初、彼女の方は裏切られたご主人だったけど、子供たちのためにまた一緒になろうか考えていたようだったけど、きっぱりとご主人と別れてしまう。

彼の方は、息子のいる国外へ。

文通を交わす二人。笑顔の素敵なダイアン・レイン!

文通により二人はかえって結びついていくような感じがよく描かれています。

二人が結ばれる日が来たらと思いつつ見ていました。

これ以上は書けませんが、私、ラスト、泣いてしまいました。

2008年9/22「マルタのやさしい刺繍」@サイエンスホール

2008-09-22 16:35:48 | Weblog
報告

今までしばらく映画を見たり、ブログを書く状態ではなく、やっと再開のめどがたち。映画を見に行けるようになりました。

今日のマルタのやさしい刺繍、映画の上映前にファッションショーとコンテストがありました。びっくりしたんですが、モデルの方たち、50歳以上。皆さんお若くて、足取りも軽やかでびっくり!私もあのくらいになっても、あんなに元気で若いといいなとしみじみ思いました。

皆さん、箪笥の着物をリサイクルで、洋服に仕立て直して、そのファッションショーでした。

私もまったく着ない着物がありますが、少しもったいなく、ひょっとしたら着物できる機会があったりと思ってまったく手をつけていませんが。

刺繍の方ですが、感心したのは、シルクの生地に刺繍されているのが結構あり、シルクに刺繍はすごく難しいのでびっくりです。皆さん入賞は力作ばかり。スイスの大使館の方も審査員で来場でした。

この映画、2007年のアカデミー賞スイス代表の映画。本当に素敵な映画でした。


さて映画ですが、ファッションショーもモデルが年代上も当然。主演は80代の女性、マルタ。ご主人を亡くし、意気消沈。毎日が死んだも同然の生活。店をやっているけど、開けているだけのようなやるきのない彼女。

町にでは合唱のコンテストが開かれるときに、その町の旗がぼろぼろ。裁縫の上手なマルタにもちこまれたことから物語は動き出しました。

裁縫のため、生地などの購入に都会へ。生地を手に取ると、かつての夢がよみがえり。また置いてあったランジェリーの粗雑さウを目にして…

アメリカかぶれの友人の励ましで、若いころの夢、ランジェリーの店を開くことを思いつく。3人の友人たちを巻き込み、また自分の頭の固い牧師の息子までも巻き込んでいく。

この物語で登場する男性は、2パターンあり。もっとも古臭いのが、この牧師の息子(でも物語の中で、牧師なのに、実は!という役です)と、ご主人が半身まひで車いすになっている奥さんの息子。

旧態でなんだか女性としてはとってもやな男性に。

古いタイプの男性たちの描き方は、いやな男性たちに描かれています。特に女性が見ると。

それとこの町の多数の住民がマルタたちのやっていることをハレンチと決めつけ、いやがらせもあり。

それを友人たちと力を合わせて踏み越えて、またインターネットでの通販をも思いつき。うーん、80代でインターネットを立ち上げるなんてすごい!

見ていると、どんどんストーリーに引き込まれ。

笑いあり、そして意外なところで涙もあり…

楽しいエンタメ要素満載で楽しませてくれます!

私は好きだなー!

ブログ再開でこんな素敵な映画に出会い、やっぱり映画っていいですね!

元気をもらい、私も生きていこうと思った映画です!