お地蔵さん
2012-08-17 | 旅
ここは長野県栄村。
3月11日の大震災の翌日、大地震により甚大な被害が出た村です。
野沢温泉にほど近いので、来てみました。
復旧工事、新築工事がたくさんでした。
ここらはね、雪が深すぎて雪のない季節しか工事めできないみたい。
村はずれのこのお地蔵さん達、地震の前と全く逆を向いているのだそうです。
大地震により、台座に乗せたお地蔵さんが動き、180度回転したんだって。
3月11日の大震災の翌日、大地震により甚大な被害が出た村です。
野沢温泉にほど近いので、来てみました。
復旧工事、新築工事がたくさんでした。
ここらはね、雪が深すぎて雪のない季節しか工事めできないみたい。
村はずれのこのお地蔵さん達、地震の前と全く逆を向いているのだそうです。
大地震により、台座に乗せたお地蔵さんが動き、180度回転したんだって。
もう一週間経っちゃいましたが先週末、
有休も使いまして私実家と温泉に行ってきました。
この春は父がめでたく定年を、母が還暦を迎えた記念プチ旅だったのよー
目的地は長野県下伊那郡大鹿村。

南アルプスと伊那山地の山間にある、人口1000人ほどの小さな美しい村。
日本一美しい村連合に加盟してるんだって。
単に小さくてキレイなだけでなく、この村は中央構造線が村内を縦断し、
内帯と外帯それぞれの地層の露出を見ることができる大変おもしろい土地なのです。
そして中央構造線と関係あるのかどうなのか、強塩泉が湧き出す土地でもあり
古くから山奥なのに製塩が行われていたという、フシギな場所。
(何故塩泉が湧くのか、未だに解明されてないんだって!)
しかーも、村の北端には『分杭峠』という、ゼロ磁場ポイントまである。
真偽のほどはともかくとして、パワースポットってやつですな。
中央構造線博物館
かの有名な大断層「中央構造線」の真上に建つマニアックな博物館。

あたしの右と左は違う層に乗っているワケだ。
学芸員さんかなあ、専門家の方がド素人にもわかるように
相当かみくだいて中央構造線について説明してくださいました。
が、超ド級素人の私には半分もわかりませんでした(T-T)ゴメンナサイ
しかし断層を境にあっちとこっちで全く異なる地層は何だか荘厳で、
それぞれから採取された岩石見本の断面はとても美しく、
わからんなりにも地球の雄大さ、自分のちっちゃさを感じたのでありました。
お宿:山塩館

小ぢんまりですがお掃除が行き届き、静かで気持ちのよい接客のお宿です。
ロビーに飾ってある郷土の資料や、若旦那さん撮影の山の自然や花や小鳥の写真集、
置いてある雑誌なんかも面白く、居心地良くてつい長居をしてしまう。

お風呂は塩湯。源泉はなんと塩分4%、海水と同じくらいしょっぱい。
お風呂では加水して濃度調整してあり、快適でした。
少しヌルつきを感じるお湯で、肌はツルツルのサラサラに。 いいねー
到着直後と夕食後と翌朝、計3回たっぷり浸かって参りました。もっかい入りたかった。

ご飯も美味しかったんんん
塩泉から製塩した超貴重塩「山塩」をつかった山料理。川魚と、山菜。ジビエ。
ありがちに海魚のお造りやキャンドルみたいのんで炙る陶板焼的なやつを無難に出すよか
よほど好感も持てますし、実際美味しい。
すげー食べた。みんな限界超えて食べたけど、食べ切れなくて残念至極。
お夕飯&夜風呂の後、父弟夫とお宿の周りを散歩してみました。

東京じゃあ信じらんない程の闇。真っ暗。同じく県内の田舎な佐久より更に数段暗い。
夜ってホントはこんな色なんだなーと感心しつつ、お宿の提灯をたよりに歩く。

揺れる提灯の小さな蝋燭の灯りが闇をいっそう深くする感じでした。
周囲の山からケモノなのかトリなのか聞いたこともない「鳴き声」が聞こえてドキドキしたよー
上京したばかりの夜、夜なのに灰色にしかならない東京の空を見て
何だかとても不安になったのをふと思い出した。
漆黒の夜に比べ、瑞々しい朝の明るいことといったら!

ダーリンと6時に起きて朝風呂を満喫し、朝散歩に出てみたの。
宿の周りの植物は、昨日の雨と5月の生命力とでぜんぶ光ってみえたよ。

土と地衣類と樹と水と花の濃密な匂いを、深呼吸したらクラクラした。幸せだった。

山塩館の皆様、お世話になりました。
お山の静けさを求めていらしてたんであろう他のお客様にきっとご迷惑なほど、
我が家は存分に心から楽しませていただきました。

また行きたいです。 次は違う季節もいいな。
そして村のはずれ、伊那市との県境である分杭峠へゼロ磁場を味わいに。

ゼロ磁場・・・ 氣場・・・ ホント??
カーナビのGPSが分杭峠に近づいたら狂ったけど、マジで関係ある?
山中の崖下の氣場付近には、何かを感じているのかそれとも感じようとしているのか
たくさんの人が静かに静かにじっとしていました。私達もしばし佇む。

様々な人がイロイロなお説を展開されてますので、私は特に説明も賛否も表しませんが
そのゼロ磁場=氣場とされる一帯は、爽やかな新緑と谷あいから吹き上げてくる
マイナスイオンとヒノキチオールとフィトンチッドがたっぷりの(?)清涼な空気に満ちた、
とても心地の良い場所でした。リフレーッシュ

ゼロ磁場から湧くゼロ水も買ってきた。美味しい水、高いけど(笑)

そんで、せっかく南信まで来たので、牡丹で有名な遠照寺さんに。

ちょうど今が盛りの牡丹が境内からこぼれるほど!

本当に見事で、牡丹の香りでむせかえるような境内をウロウロ。
けっこう長居。牡丹満喫。

お昼に何故か本堂でお蕎麦をいただく。

ついでに近かったので桜で有名な高遠城址にも行ってみましたが、

やっぱり高遠は桜が咲いてないと、ただ緑のお城跡でした。見晴らしはよかったけど。
麦草峠を越え、母の実家にちょっとよりつつ夕方には佐久へ。
じいちゃんばあちゃんと、父と母と、弟と夫と、
みんなで一緒に行けてよかったわ、楽しかったわ。

お父さん、ご無事の定年おめでとう。長年の勤務おつかれさまでした。
もうしばらくがんばって、スネも時には齧らせて(笑)次は何食べよっかー♪
お母さん、ご無事の還暦おめでとう。娘ながらに中々素敵な60歳だと自慢の母です。
赤パンツはいてこれからも愛嬌と度胸で元気に。いつも甘えてばっかで、ありがと!
<ヒミツのオマケ写真>

母と還暦赤パンツ
有休も使いまして私実家と温泉に行ってきました。
この春は父がめでたく定年を、母が還暦を迎えた記念プチ旅だったのよー
目的地は長野県下伊那郡大鹿村。

南アルプスと伊那山地の山間にある、人口1000人ほどの小さな美しい村。
日本一美しい村連合に加盟してるんだって。
単に小さくてキレイなだけでなく、この村は中央構造線が村内を縦断し、
内帯と外帯それぞれの地層の露出を見ることができる大変おもしろい土地なのです。
そして中央構造線と関係あるのかどうなのか、強塩泉が湧き出す土地でもあり
古くから山奥なのに製塩が行われていたという、フシギな場所。
(何故塩泉が湧くのか、未だに解明されてないんだって!)
しかーも、村の北端には『分杭峠』という、ゼロ磁場ポイントまである。
真偽のほどはともかくとして、パワースポットってやつですな。

かの有名な大断層「中央構造線」の真上に建つマニアックな博物館。

あたしの右と左は違う層に乗っているワケだ。
学芸員さんかなあ、専門家の方がド素人にもわかるように
相当かみくだいて中央構造線について説明してくださいました。
が、超ド級素人の私には半分もわかりませんでした(T-T)ゴメンナサイ
しかし断層を境にあっちとこっちで全く異なる地層は何だか荘厳で、
それぞれから採取された岩石見本の断面はとても美しく、
わからんなりにも地球の雄大さ、自分のちっちゃさを感じたのでありました。
お宿:山塩館


小ぢんまりですがお掃除が行き届き、静かで気持ちのよい接客のお宿です。
ロビーに飾ってある郷土の資料や、若旦那さん撮影の山の自然や花や小鳥の写真集、
置いてある雑誌なんかも面白く、居心地良くてつい長居をしてしまう。



お風呂は塩湯。源泉はなんと塩分4%、海水と同じくらいしょっぱい。
お風呂では加水して濃度調整してあり、快適でした。
少しヌルつきを感じるお湯で、肌はツルツルのサラサラに。 いいねー
到着直後と夕食後と翌朝、計3回たっぷり浸かって参りました。もっかい入りたかった。


ご飯も美味しかったんんん
塩泉から製塩した超貴重塩「山塩」をつかった山料理。川魚と、山菜。ジビエ。
ありがちに海魚のお造りやキャンドルみたいのんで炙る陶板焼的なやつを無難に出すよか
よほど好感も持てますし、実際美味しい。
すげー食べた。みんな限界超えて食べたけど、食べ切れなくて残念至極。
お夕飯&夜風呂の後、父弟夫とお宿の周りを散歩してみました。

東京じゃあ信じらんない程の闇。真っ暗。同じく県内の田舎な佐久より更に数段暗い。
夜ってホントはこんな色なんだなーと感心しつつ、お宿の提灯をたよりに歩く。

揺れる提灯の小さな蝋燭の灯りが闇をいっそう深くする感じでした。
周囲の山からケモノなのかトリなのか聞いたこともない「鳴き声」が聞こえてドキドキしたよー
上京したばかりの夜、夜なのに灰色にしかならない東京の空を見て
何だかとても不安になったのをふと思い出した。
漆黒の夜に比べ、瑞々しい朝の明るいことといったら!

ダーリンと6時に起きて朝風呂を満喫し、朝散歩に出てみたの。
宿の周りの植物は、昨日の雨と5月の生命力とでぜんぶ光ってみえたよ。



土と地衣類と樹と水と花の濃密な匂いを、深呼吸したらクラクラした。幸せだった。




山塩館の皆様、お世話になりました。
お山の静けさを求めていらしてたんであろう他のお客様にきっとご迷惑なほど、
我が家は存分に心から楽しませていただきました。

また行きたいです。 次は違う季節もいいな。
そして村のはずれ、伊那市との県境である分杭峠へゼロ磁場を味わいに。

ゼロ磁場・・・ 氣場・・・ ホント??
カーナビのGPSが分杭峠に近づいたら狂ったけど、マジで関係ある?
山中の崖下の氣場付近には、何かを感じているのかそれとも感じようとしているのか
たくさんの人が静かに静かにじっとしていました。私達もしばし佇む。

様々な人がイロイロなお説を展開されてますので、私は特に説明も賛否も表しませんが
そのゼロ磁場=氣場とされる一帯は、爽やかな新緑と谷あいから吹き上げてくる
マイナスイオンとヒノキチオールとフィトンチッドがたっぷりの(?)清涼な空気に満ちた、
とても心地の良い場所でした。リフレーッシュ



ゼロ磁場から湧くゼロ水も買ってきた。美味しい水、高いけど(笑)

そんで、せっかく南信まで来たので、牡丹で有名な遠照寺さんに。

ちょうど今が盛りの牡丹が境内からこぼれるほど!


本当に見事で、牡丹の香りでむせかえるような境内をウロウロ。
けっこう長居。牡丹満喫。


お昼に何故か本堂でお蕎麦をいただく。

ついでに近かったので桜で有名な高遠城址にも行ってみましたが、

やっぱり高遠は桜が咲いてないと、ただ緑のお城跡でした。見晴らしはよかったけど。
麦草峠を越え、母の実家にちょっとよりつつ夕方には佐久へ。
じいちゃんばあちゃんと、父と母と、弟と夫と、
みんなで一緒に行けてよかったわ、楽しかったわ。

お父さん、ご無事の定年おめでとう。長年の勤務おつかれさまでした。
もうしばらくがんばって、スネも時には齧らせて(笑)次は何食べよっかー♪
お母さん、ご無事の還暦おめでとう。娘ながらに中々素敵な60歳だと自慢の母です。
赤パンツはいてこれからも愛嬌と度胸で元気に。いつも甘えてばっかで、ありがと!
<ヒミツのオマケ写真>

母と還暦赤パンツ
台風
で、新幹線遅れてる~
待合室はきゅうきゅうでした。
15分遅れくらい全然いいけどね。動いててくれれば
これから東京まで、女一人旅デス
ダーリンは明日朝から大阪でお仕事なので。
これから大阪支店の方と飲みに行くんだって
ま、だからついで(?)にアタシも
一緒に週末は京都行くか!ってなったんだけどね。

待合室はきゅうきゅうでした。
15分遅れくらい全然いいけどね。動いててくれれば

これから東京まで、女一人旅デス

ダーリンは明日朝から大阪でお仕事なので。
これから大阪支店の方と飲みに行くんだって

ま、だからついで(?)にアタシも
一緒に週末は京都行くか!ってなったんだけどね。