~樂 GAKU~ 泣くも笑うも人生の肥やし 

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マナブログ139 近況報告 その1

2013年04月28日 | 日記
きづけば4月もおわりに近づいてきました。

なにかと取り組まなくてはいけないことがたくさんありまして。

「お~い。生きとるんか~??」と、遠方の方からメールもいただきました。

近況報告もかねての、ひさしぶりの更新です。


3月下旬からイギリスにいっていました。

「いぎりす」というのは、世界で日本だけらしいですので

スコットランド、イングランド、ウェールズに行ってきました。

世界で一番自由な学校といわれている「サマーヒルスクール」にもいくことができました。


1921年。スコットランド出身の教育実践者A.S.ニイルがつくったサマーヒルスクールです。


ニイルの娘のゾーイさんといっしょに。とてもきさくな方です。


教育学博士で教育実践者でもある、きのくに子どもの村学園長の「堀さん」こと堀 真一郎さんといっしょに。ニイルの業績を研究され、日本の教育に一石投じたいと、4つの学校を創った方です。
知的で創造的で、なによりも子どもの幸せを一番に考えてらっしゃる方です。
こういう方が世界中にふえれば、きっと戦争なんておきないはずです。


スコットランド北部のグレンコーにて。地球の躍動をかんじました。


「いぎりす」研修では、3500キロほどバスで走り(もちろん運転して)

ニイルのゆかりのある地や、世界の歴史につながる場所を知ることができました。


帰国してからは、時差ボケで朝だか昼だかよくわからないままあたらしい年度の準備です。

4月からは「食」をテーマにしたクラスを担当することになりました。

いままで汗まみれの泥だらけでレンガをつくったり、農作業道具を片手に長靴をはいてうろうろしていましたので

「え~っ。がくちゃん、料理とかできるの~??」

と、こどもからつっこまれまくっていますが。

いやいや。こどもの直観はすばらしいですね。


「だいじょうぶっ! つくるのは子どもっ!がくちゃんはそれを食べるっ!」

と、しかいっていません^^

「食」をとおして、調べてみたり、つくってみたり、いろいろなことにきづいて

発見するよろこびを感じるのは子どもが主人公ですからね。

おかげさまでお地蔵様のお供え物のように、つくったものをたくさん(失敗したものもいっぱい)

たべさせてもらっています。


クラスの子たちと5月の連休明けから2か月間「いぎりす」にいってきます。

日本の食だけでなく、「世界のごはん」もテーマに、いっぱい探求してきます。


行事の準備や、出国前の準備で気づけば「はっ(゜ロ゜)!! もう、1時半やんっ!!」

と職場できづくこともしばしばですが、準備が終わらないなら、寝なければいいんです。

夢中になってしまう性分はどうしようありません。。

ねむくてヘロヘロなときもありますが、ねむいだけでからだはふしぎと元気です。


南アルプスに移住して1年がたちました。

たくさんの方におせわになりながら、すきなことばかりしている気がします。

みなさんにとっても今年度も、ハッピーな1年間になりますように。

ぼくもいっぱい動きたいとおもいます。