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りんスポチャリティフェスティバル2010

2010年05月23日 | スケートリンク閉鎖問題
臨海スポーツセンター支援の会

 恒例の「りんスポチャリティフェスティバル2010」(関西スケート振興会主催・臨海スポーツセンター支援の会共催)が、今年は6月17日(木)夜6時半~8時に開催されることが決定いたしました!

 このイベントはチャリティを目的とし、臨海スポーツセンターアイススケート場練習生の発表の場として地域の皆様方にも親しまれ、今年で第7回を迎えます。

 今回は皆様の日頃のご協力に感謝し、臨海スポーツセンター練習生出身でオリンピック・世界選手権など世界で活躍するショートトラック桜井雄馬・美馬兄妹ほかスピード・ホッケー・フィギュアスケーターのみなさんをゲストにお迎えし、よりパワーアップした内容をお届けいたします。

 このイベントに抽選で大阪府民の皆様をご招待いたします。下記リンク先の応募要項をご覧の上、往復はがき(5月末日必着)でご応募ください。


 2007年に橋下府知事の大阪府財政再建案のために廃止の危機に立たされた臨海スポーツセンターは、関西地区の選手にとっては重要な練習拠点です。
 そのために利用者の父母が存続のための運動を始め、かつてはここをホームリンクにしていた高橋大輔選手が表に立って、存続廃止を訴えていました。
 そのためのチャリティイベントには直接関係はなかったのに仲間の苦境を救うためにと中庭健介選手や武田奈也選手も参加してくれ、安藤美姫選手も表立ってではありませんが自身のファンサイトで署名を呼び掛けたりと、多くのトップ選手が陰ひなたに活動してくれました。
 中でも高橋選手は自身が体制を変えたばかりで身体的にも精神的にも焦燥している中、スケートリンクの存続よりも優先すべきは府の財政再建だと言う厳しい声の矢面に立ちながら、何とか理解を得ようと記者会見でも必死に存続を訴えていた姿を見ていましたので、今無事に存続していることに本当に安堵しています。
 (この間メダルを持参して橋下府知事との会見で「あの時はご迷惑をおかけしました」と知事が謝られてましたが、そもそも財政があそこまで破たんしたのは橋下知事の就任前のことなので、彼が謝るのも妙な話だとちょっと思いましたが。)

 ただし存続は現管理会社との契約が切れる2013年まででその後どうなるかはまだ不透明。今回のチャリティはそんな中でスポーツセンターの必要性をアピールするもののようです。今回はショートトラックの五輪代表選手を始め関西を拠点としたフィギュアの選手も演技を披露するようなのでお近くで興味のある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。