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火中の栗を拾う

2010年03月28日 | フィギュアスケート
世界選手権場外レポート(1)ジャッジの重責

 まだ(1)なので今後どのような文章展開を見せるのかわからないのですが、ジャッジを批判するならプロトコルを見、J-SPORTの解説を聞いて、疑問点を挙げる程度にしてほしいと自戒を込めて思います。

 これは絶対おかしい!あり得ない!と言う人ほどルールも採点競技の性質もわかっていないことが多いです。「五輪のキム・ヨナのPCSの点数は男子でも1位。ありえない!」とか あ ほ か と。仮に男子と一緒に競技やったらもっと点数は低くなるでしょう。女子選手としては他の選手より抜きんでていたから高い得点が出たと言うだけで。
 こういう人って自分がいかにこの競技に無知かということを宣伝してるんですかね?
 
 大体テレビで見るのと実際に会場に行ってみるのでは受ける印象に落差があるし、さらにジャッジ席で見るのと会場の他の席で見るのでも印象は違い、ジャッジ席の近くで受けた印象と実際の順位が比例することが多いと田村明子さんも著書で言及していましたよね。
 ジャッジがどういう観点で採点してるかわからない素人が、それでも不正があったと断言するなら、れっきとした根拠を示さないと信用してもらえないと思います。

 それにしてもNiftyもスポーツナビも、トラックバックが特定選手に肩入れし、気に入らない選手を採点が不正だと攻撃するブログばかりでうんざりします。さらにツイッターまで設置されて、見たくもない選手に対する罵倒とひいきの引き倒しを読まされるのは勘弁してほしいです。
 ごひいきの選手が決して他者を認めず勝者に敬意を表さない人間性だからこんなファンばかり集まるのでしょうか?
 母体数が多くなれば変なのも増えますがこれほどおかしなファンばかりなのを見るとやはり問題は選手側にもあるような気がします。ファンの暴走をいさめるような発言をしてくれたらこれほどの惨状にならなかったでしょうに。

 女子FSの結果見てまた暴れて各所に抗議メール電話しまくるのでしょうね。日本のスケートファンの印象がどんどん悪くなっていく…。