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ウェルサンピア倉敷の再入札

2009年01月17日 | スケートリンク閉鎖問題
 「サンピア倉敷」1年ぶり再入札決まる 岡山(産経ニュース)

 公告によると最低売却価格は2億7000万円。前回は3億5300万円だったが、前回不調だったことへの加味や「不動産鑑定評価の見直し」(RFO)などから一気に8300万円引き下げられた。参加受け付けは2月10日までで、同24日に開札される。(中略)
 再入札決定に連盟の藤井康男理事長(53)は「待ち望んでいた朗報」と歓迎。「売却価格が大幅に下がったのは、入札希望者がいるからだと前向きに理解したい。リンクの永続的な存続に向け落札企業が現れるのを期待している。リンク運営には全面協力する」と話している。


 と言うことだそうです。この不況で他のスポーツへの支援もどんどん切られている中、はたして維持費のかかるスケートリンク及び宿泊施設などの付属施設を運営しようとしてくれる企業が現れるのか…。関係者の希望がかなえられることを祈っています。

 一方こちらは残念なニュース。仙台の通年リンクはこのリンクの閉鎖に伴い、一つになります。

 勝山スケートリンク閉鎖決定

 老朽化を理由に4月末で閉鎖になるそうです。
 もし泉のリンクが再開していなければ、仙台を拠点に練習する選手たちは練習場所が0になってしまうところでした。
 けれど通年リンクが一つでは練習時間の確保も十分とはいえず、環境の悪化は避けられません。
 近年の全日本選手権の選手の顔ぶれを見ても西高東低ですが、その傾向にますます拍車がかかるということですね。
 フィギュアスケート発祥の地であるだけに、すそ野が狭くなってしまうことは関係者も忸怩たる思いがあるでしょう。