stratosphere

更新停止

楽しみにしていたんですが……

2011年01月02日 | フィギュアスケート
 とんねるずとの卓球対決番組の感想。

 見ていてあまり楽しめるものではなかったですね。「フレンドパーク」や「VS嵐」の方が楽しかったです。 
 とんねるずがああいう芸風なのは前から知ってはいますが今回は個人的にNGでした。

 基本的に芸能界の価値観としては、話題にされるうちが花、いじってもらえるのは忘れられてない証拠、ということなので物まねされることは「おいしいこと」と捉えるべきなんでしょうけど、鈴木明子選手の物まねは苦笑いしてしまいました。
 ナタリー・ポートマンがやったトリノ五輪SP後とFS後のサーシャ・コーエンの物まねも受け付けなかった人間なので、まあこういうバラエティ系は基本的に向いてないんだと思います。
 ユナ・キム選手のSP後の決めポーズも、石橋さんにとっては挑発の意味なんでしょうが、浅田真央選手は負けず嫌いではあるだろうけれど、他人に敵愾心を持ち闘志を燃やすタイプに見えないだけに挑発になったのかどうか。他カテゴリの男子にとっては関係のない話だし。
 どちらかというと個人競技のフィギュアスケートなんですが、結局世間にはキムVS浅田の二極構造でしか受け取られていないのかとがっかりしてしまいました。
 

 しかし今回どうしても受け付けなかったのが松岡修造氏に対するとんねるずの態度。
 個人的には好きではないというかフィギュア中継に出てこないでほしい松岡氏ですがさすがにあれはない。
 引退したスポーツ選手とはいえ古傷を狙うなんてありえない。卓球のラケットでたたくのもどうかと思いましたが、テニスのラケットを投げつけるなんて、本当に危ない。格闘技じゃないんですよ?
 しかもあの試合の時の痙攣を馬鹿にするネタに出すなんて信じられない。
 そういうことをネタにしても許されるくらい気心の知れた仲なんでしょう。
 ですが傍から見たら不快以外の何物でもなかったです。
 正直高橋大輔選手の膝と錦織圭選手の肘もやられるんじゃないかとちょっとどきどきしてしまいましたよ。

 テニス対決自体は(たとえ最後は7対2だろうと40-0からの勝負だろうと)それなりに見ごたえがあって楽しかっただけに蛇足部分が本当にがっかり。
 とんねるず的にはヒールを演じて番組が盛り上がればそれでOKなんでしょうし、松岡氏の態度も大人げない部分があって、あれはお互いに了解済みで演じているのだとはわかってはいることなんですが……。

 テレビ朝日のスポーツとバラエティの境界線って前々からあいまいだと思っていましたが、今回改めて認識させられた思いです。
 GPS前にまたバラエティに出るのなら「ぷっすま」でお絵かきしてるくらいでいいです……。