槍ヶ岳の日の出はシネマを見ているようでした。

2013年8月の夏休みは山小屋に2泊の槍ヶ岳登山でした。
最近大フアンになった和歌山のうらしま温泉は今回ガマンになりました
なぜなら槍ヶ岳登山はコースが長いので何日で歩けるか予測がないからなのです。
※ちなみに去年はうらしま温泉に2泊してから乗鞍岳と西穂高に登山したのでした。

下写真・槍ヶ岳頂上の山荘から見た日の出


下・槍ヶ岳の槍の先っぽから見た山荘


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槍ヶ岳登山はコースがイロイロ有りますが危険なのは怖いので、一番簡単なコースといわれる上高地から梓川をたどる槍沢コースにしました。
1日目・上高地から横尾山荘(泊り）まで6時間30分。距離15㌔標高差320m
2日目・横尾山荘から槍ヶ岳山荘(泊り）まで8時間10分。距離5.9㌔標高差1235ｍ
※上高地から槍沢ロッジまでは何がしかの施設有るのでなんも心配なし・・・でもそこから50分先のババ平テント場を過ぎると3時間ほど先の殺生ヒュッテまでトイレはないです。（水場はあり）

3日目・同じコースを下山、11時間20分
※私の登山はほんとに遅い・・特に登りがすごい遅いです・・
いつもコースガイド記載の1.5倍位かかっています。

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上高地は沢渡バスターミナル付近の駐車場にマイカーを止めてそこからシャトルバスで行きます。

バス停で並んでるとバスはすぐ来るのですが満員でなかなか乗れません・・30分ほどかかってようやく乗れました。
そして30分バスは走り上高地に到着です。
首都圏を朝5時10分にスタートして10時25分の到着！・・ここまで5時間15分でした。

下・上高地バスターミナルからは梓川を見ながら登っていきます。


下・すぐに有名なカッパ橋が見えてきます。


下・日本の川はほんとにきれいです。フィリピンには絶対ないよ（フィリピンはいつも夏なので冷たい川が無いからかな？）


この槍沢コースは1時間くらい行くと何かの施設があり「水と食べるとトイレ」の心配が無いのがうれしいでした。
下・横尾ロッジ


下・横尾ロッジ前にある案内・・ちょうど中間点のようです・・それにしても槍ヶ岳までは合計で22キロもあるのですね・・・すごいつかれるかも


下・16：54　ようやく１日目のお泊りする山小屋（槍沢ロッジ）に到着です。


下・槍沢ロッジから槍ヶ岳の先っぽが見えます。5.9キロ先との表示がありました。


明日の5.9キロはきつい登りの連続みたいなので、今日より時間が必要な感じです。

※夏休みの最中なので山小屋は混雑です。小さい部屋に8人が宿泊！狭いだよ！・・
あとお風呂ありましたが、湯に入るだけで洗ったりしてはいけないのです・・

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２日目・朝５時から食堂に並んで食事をいただきました。
そのあとお弁当を受け取って・・ゆっくりして・・７時出発です。

下・７:50ババ平というテントを張る場所通過です。


下・木のある場所は陰もあり高原の風が涼しいです・・でもここを過ぎると木がなくなり熱い太陽がダイレクト・・・負けそうなのでした。


下・日陰はないけど雪が現れて空気が冷たく感じます。雪をすくって熱い肌に当てるとスゴイ冷たくて元気が戻ってきたのでした。きもちい～

下・ここにたどり着いた人だけ見ること出来るごほうびの景色が広がります。


下・11:44　槍ヶ岳が見えてきました。


下・槍ヶ岳・・見えていても遠いです。日陰のない急な坂道が永遠に続きます。


下・13:50　殺生ヒュッテが見えます。


下・15:00少し雨が降ってきましたが・・槍ヶ岳山荘まもなく到着です。
※この後17時ころからスゴイ大雨（夕立）となりました。


下・槍ヶ岳山荘からは槍の先に登る人の行列が目の前に見えます。ここから見るとスゴイ怖いですので・・私は絶対行かないと決めたのでした・・。なぜなら以前群馬県の妙義山のスゴイ鎖場であまりの怖さに凍りつき動けなくなって泣いたことがあるからですよ・・！
それから「鎖」は嫌いになったのでした。


※（私のガイド）槍ヶ岳の鎖と梯子と岩登り・・妙義よりぜんぜん簡単と言ってました。

宿泊した槍ヶ岳山荘、高所で酸素がないのに、締め切った狭い部屋に人がイッパイで呼吸の酸素が無くなって頭痛になりました。仕方ないので深夜に何回か外の空気を吸いに行ったのですよ・・それと混雑で自由に動けないのも眠れない理由でした。

でも夜の星が空イッパイにきらきらしてそれはとてもきれいな夜空の星でした。

そして星が消えて東の空が明るくなり夜明けになると、真っ赤な太陽が水平の方向に浮かび出てきたのでした。それは20分ほどのショータイム・・まるでシネマ見ているのでした。

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3日目は来た道と同じコースをそのまま下山します。
途中疲れたらもう1泊するかも？という気持ちで朝6時出発でした。
※ここ槍ヶ岳山荘では朝食とお弁当は注文しないです。なぜなら下山は早いので昨日泊った槍沢ロッジで朝食できるからです。そしてそこからは1時間ごとに次の施設がありますので食事＆水の準備は要らないのでした。

下山＝まずはきつい下りが続きます。この先20キロ以上もあるので、最初の下りで足を使いすぎるのは怖いです・・・だからスロースロースロー！すごいスローで下りました。

写真下・お花畑と素敵な景色の中をゆっくり下って行きます。



そして3時間30分・・道はようやく樹木の日陰に入ると緩やかな下りになります・・そこからはスピードアップでがんばって行ったのでした。

※上高地からの帰りのシャトルバスは17時までなので・・最後はだいぶ急ぎましたが・・結局17時20分の到着でした・・でもお客さんがだいぶ並んでいて次から次へと時間延長のバスがやってきて安心したのですが・・40分ほど並んでようやく帰りになったのでした。

・・またくるね～