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先進国「日本」。でも不思議な風習と文化には驚きがいっぱい・・その「アッチコチ」を訪ねた命がけ?の写真と体験談発信します。

雪の穂高岳”眺望登山行ってみました!

2010-03-29 22:17:37 | 登山
2010年3月28日(日)曇り。
天気予報では夕方から雨(山間部は雪)とのことで・・「午前中行けるとこまで行ってみよう」という考えで予定を立て、朝1番のロープウェイに乗っていくつもりで、1000円高速を夜明け前から飛ばして、長野道「松本インター」から国道158号線「高山・上高地」方面へ・・。

安房峠道路(有料)を抜けて国道471(奥飛騨温泉郷方向)へ向かい新平湯温泉を過ぎると新穂高温泉郷(ロープウェイ)への道となり・・やがてロープウェイ駅に到着、その少し先に大きな無料駐車場がしっかり!くっきり!簡単に!確認できました。

駐車場着8時35分、合計4時間30分ほどのドライブでした。

急いで仕度を整え駅に向かうも残念
始発のゴンドラが頭の上を通過していきました(写真下)。



毎度のことですが・・予定より30分遅く出発したため始発(8時45分)のロープウェイにわずかに遅れてしまった!てことで・・結局次の9時発(臨時便かな?)になったのでした。
<3月31日までは冬季用時刻表。尚混雑で乗り切れない時は直ぐ臨時便が出るとの事です>

 新穂高ロープウェイ http://www.okuhi.jp/Rop/FRTop.html  チケットは左記アドレスのトップページから”割引チケット”を選択!プリント、持参して提出、購入したので、案外得得でした。☆内容/3800円で往復乗車券+金券1500円分+神宝乃湯の利用券他・・「チェック必見!!」

 西穂高口駅展望台へ向け、第一から第二ロープウェイと乗り継いでいきます。まもなく第一ロープウェイの終点”鍋平高原駅(標高1305m)”到着です(所要5分)。

ここから歩いて1分の第二ロープウェイ”しらかば平駅”へ乗り次です。

 <しらかば平駅> 

しらかば平駅から7分で”西穂高口駅(標高2156m)”到着です。
駅の周りに雪の回廊が設けてあり(写真下)、登山準備の無い方はこれを周回して楽しみます。

 <駅の”雪の回廊”にて>

上記の回廊は登山口”入り口”にもつながっており、私は「西穂山荘」に向け出発でした(写真下)。

 <登山道方向を眺める私・・AM10時入山!登山開始です>

もうすでに多くの登山者が入山して行ったので「足跡」がクッキリ残っており、道に迷う事は無さそうです。

 <先行する若いカップル>

 <へっぴり腰”で斜面を下る、あ・た・し>

 きつい”というより雪の積もった急峻な登りと下りに、足をとられ四苦八苦!・・ようやく”ひと山”クリアーでちょっとポーズです。



登山開始から1時間ほどのところの、かなり急な登りをヤットコ制すると、ようやく西穂山荘の中間点(あと500メートル)の看板、「道もなだらかになったし、ラクショー!ラクショー!」・・と歩き出すも・・先ほどからの雪がなにやらたくさん落ちてきた・・そのうえガスって視界も悪く・・雲も厚くなってきた・・。

やはり山の天気は天気予報よりも早く影響を受けるものなのだろう・・「このまま行っても絶景は望めないのは確実だし」「吹雪いてきたら面倒なことになる」・・ということでここでユーターンを決意し・・「次回の楽しみに残しておく」ということでした。

雪の重みで低くたれた樹木が登山道に被さります。4ヶ月前の腰を痛めた「屋久島”宮之浦岳登山」を思い出させてくれました。

西穂高口駅に設けられた「回廊」の登山道から撤退地点まで、行きは1時間チョッと、帰りは雪に慣れたのと下りが多いので45分ほどでした。

ロープウェイの各駅には売店とレストランがあります。・・西穂高口駅”帰着時はちょうど昼時でどこで食べるか悩みましたが、中間駅(しらかば平駅)に「温泉施設/神宝乃湯」があるので、そこにしました。

お得チケット”に1500円分の金券が付いていたのでそれを使用して旨いものと「酒」をたらふくいただきました・・

 <中間駅(しらかば平駅)内のレストランから見た「ビジターセンター(神宝乃湯)」>

 <西穂山荘”まで後数百メートルにまで迫りましたが・・徐々に降りだした雪とモヤと雲行きから「下山」を決定!・・すみやかに撤退したおかげで、ゆっくり”ゆったり”温泉に浸かれましたよ!>



でもこの温泉・・<要注意>なことが有ります。

それは驚きの・・洗い場の無い温泉なのです。

洗い場が無いってことは・・「体が洗えない!」ということなのです。

つまり石鹸&シャンプーは「使用禁止」のお風呂なのです・・

つまりのつまり・・露天の”天然温泉”にタダひたすら浸かるだけなのでした・・

 <神宝の湯”を出ると雪はなお激しくなり、目の前の”鍋平高原駅”が霞んできていました>

 <15時20分、駐車場帰還/雪はさらに激しくなってきました・・たぶん山の上はもっとひどい状態だと思います。・・早目の撤退=ほんとによかった”でした。

 <帰りの道路は完全に「雪国」状態でした>

ーーーーまとめーーーー
☆私が温泉に浸かって至福の時をおくっていた頃、直線で60キロほど離れたところにある「宝剣岳」では、やはり日帰り登山をしていた4人のパーテイが悪天により「危険な状態」へと陥り始めていたんですね・・。

そのパーテイは2名づつに分断され、一組は頂上付近で一夜を過ごす羽目となったが無事帰還・・しかしもう一組の2名は数百メートル滑落した位置で遺体で発見されたとか・・。

私も去年の9月そこに挑戦してきました・・しかしあまりの険しさ(私には)から、途中で引き返した思い出があります。

 <これは去年(2009年)9月21日中央アルプス「宝剣岳(2931メートル)」の頂上まであとすこしのところでの記念写真です。「この向こう側にも恐いところがあるよ」との忠告でここであきらめたのでした>

この険しく危険な場所に「雪が積もって」しかも視界が悪く強風もあったりしたら、身動きできずその場にしがみついていることしか出来ないような気がします・・(ご冥福をお祈りいたします)☆ーーー

☆☆「風を感じ」「気圧を感じ」「天気を読む」そして「予測」をし「予知」をし”防衛する。

アウトドアのレジャーは常に危険と裏表!技術よりも先ずは「周りの状態!気象を的確に掴み、感じ、吟味し!危険を予想!回避できるようになることが先決だ」。

「川も山も空も海も・・・全てのレジャーが気象によって急変!恐怖のスパイラルに吸い込む事を忘れるな」☆☆・・・(これは私のガイド(パートナーの口癖です)


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