絆…その4 2024-05-21 08:59:11 | 日記 近くにありて強くなり遠くになりてほつれてくるそれでも時には離れて見る方がいいそれぞれの感情の行き違い絆の歪みが見えてくる親子の絆夫婦の絆いずれも一定の距離あった方がいい…手のひらも顔につけては指の顔が見えない少し離してこそ指の顔が見える何事も正視に見ておきたい一定の距離を置いて冷静に見たいもの
絆…その3 2024-05-20 08:40:22 | 日記 1条の糸がもう1条の糸と折り重ねられて一本の絆になっていくこの1条の糸に主張も感情もあり思いのままに行き過ぎて粗い絆になるこの糸の織り夫婦愛の歩調次第で強い絆にもなり弱い絆にもなる
絆…その2 2024-05-19 08:39:32 | 日記 身近にあり過ぎて疎ましく遠くにありて懐かしい夫婦であることそれだけでは断ち切れるあざなえる縄のごとく努力が必要な絆血の繋がりがあるわけでもなく霞のような愛に支えられている
絆…その1 2024-05-18 08:45:30 | 日記 絆って…何だろう離れにくい繋がりそれが絆だよ誰かが、ボソッと言った断ち切ろうとして断ち切れず思い切れないそれが絆親子である事それだけで断ち切れない宿命という絆逃れようもない
真夏の6畳間…その3 2024-05-17 08:44:56 | 日記 腐り始めた得体のしれない物体溶けて流れる知性、感情、意識わめくともなく板の間に染みていくこの一間の空間息長えながら蒸し焼きにする焼き場の釜のようだ吐く息も、吸う息も熱風にかき消されていくぐったりと横たわり二三転寝返り六畳一間の隅から隅転びまわって起き上がる力もなく気だるさに転がる風が止まり暑い日差しが籠もりジリジリと焼付干乾びたからだまんじりともせず動きを止めた