それが、リハで歌と合わせてみると、ちょっと喧嘩するような部分が１ヶ所あり…私も踊っていてちょっと違和感をおぼえ、先生にもその場で「変えよう」と言われました。
それで急遽、２週間後の次回リハまでにちょっとだけ個人レッスンをお願いすることにしました。
何せ、他演目のリハも立て込んでいる時期なので、先生の時間を確保するのも一苦労デス(^^;;
気になったのはたった１コンパスだけなのですが、その部分を変えるために前後にも変更が…。
そして他の歌振り部分などでもダメ出しをしっかりいただきまして…。
この日、私、サパテアート（足）である感覚をつかみました。
リハの録音を聴いて改めて感じたことなんですけど…先生の足音はぎゅっと締まった音なんですね。私の足音は何かバーンと打ちっぱなしで広がる感じの…騒音？^^;（靴は同系メーカーのものなんですヨ）
これが、最初の歌を呼ぶジャマーダ部分、あることを指導されたことで音色が変わったんです！
それは背中。上半身の使い方で足音まで変わるとは…！
いつも、背中には気をつけていますが、でもそれっていわゆる“踊る”ときだけで、足を打つときには、足に気を取られてどうもおろそかになっていたようなんですね。
確かに足で難解なリズムを刻むことに集中してしまい、背中の姿勢を保つことは忘れ去られてしまってたかも。
「ちゃんと背中保ったりやるべきことやってないと踏めないレベルの足なんだから」
先生の言葉が何か嬉しかったです。（涙）
１人ではどうにも解決できなかった“足音”の悩み、そして何となくしっくりいってなかった最初のジャマーダ。
このとき目の前がパーッと開けた気分になりました。（ずいぶん時間かかってますけど…^^;）
この年になっても進歩はあるもんですね。
あとはこの感覚を体に覚えさせていくだけです。（ま、それもたいへんなんだけれども…言うこと聞いてくれない体よ、どうか素直になってちょー）
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