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フラメンコのヌメロ(曲目)に思うこと:その1

今、クラスで踊っている曲は「ソレア・ポル・ブレリア」──略して「ソレポル」

ブレリアのためのソレア、という意味で、ブレリアのリズムで歌われるソレアとも言えますし、両方の歌が入るみたいですね。
私らが今やっている振付は、1歌、2歌がソレア系、3歌がブレリア系だそうです。レマーテ(歌の途中でギターのみになる1フレーズ)の位置が違うので、それに合わせた振付になっています。

これ、とにかくリズム第一、ほかは何も考えず、ただひたすらリズムを刻むことのみに集中する…というか、ブレリアのリズムを楽しむ曲とのこと。
絶対リズム感を持つもなみ先生にとって、最強のヌメロだと、私は個人的に思っているのですが。

で、この曲はよけいな感情を一切挟まず冷たく、むしろ怖いように踊るイメージということで、そう聞いたとき、私、この曲は「無心になりたいときに踊る曲だな」と思いました。

リズム感にちょっと苦手意識のある私にとって、ソレポルはものすごく難しい。
頭でわかってても体がぴしゃっと反応してくれなければ踊る意味もなくなる曲だから。
だからむしろ、感情を挟む余裕もなく(笑)、ただただリズムに集中することに必死です、今は。
でも最近少しだけ、ブレリアのリズムが楽しいと感じられるようにはなってきたみたい。ちょっと嬉しい。。

振付が全部終わるころには、「無心になれる曲こそソレポル」と思えるようになっていたいと思います。
ひたすら無心にフラメンコのリズムと向き合い、そこに精神集中しているからこそ生まれる(傍から見た)怖さ、ソレアの持つ近寄りがたさが派生していく──そんな気がしています。

そう考えるとすごいゾクゾクしてきますね。
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