親と子のキャッチボール。

遊んでくれと頼まれたので
仕方なく相手をしてやることにする


じゃ、今日はボール遊びでもいたしますか
　　　
手近にあった、ボールを投げる。

　　　
あっと　ごめん

　　　
転がるボールを、拾いに走るようなコトはしてくれない



しかたないので、別のボールを投げる。

それっ
　　　
あ゛ぁっ　しまっ

　　　
ごっ　ごめんなさい




仕切り直して、また投げる。
　　　
こらこら、打ち返すんじゃなくて、投げ返すんだよ

　　　
そうそう　それでまた投げ返すんだよ

よし、もういっちょ
　　　
だから、打ち返すんじゃなくて、投げ返すんだってば

ほら、もっぺん投げるぞ？
　　　
あだぁっ



てんめぇっ　なんであたしに向かって打ち返すんだよ
　　　
しかたないので、また投げる。

　　　
あ、暴投

　　　
なんだとぉ～ぅ




飛んでったボールはそのままに
再び別のボールを手に取り、投げてやる。

それっ
　　　
あっ　しまっ

　　　
甘く入った

　　　
今度こそキャッチできたまめじろうは、

　　　
抱きしめるんじゃなくて、投げ返すんだよ

　　　
って、なんで噛むんだ　投げ返せって




ところが、ぽとりとボールを落としたまめやんは・・・・
　　　
へっ　もうおしまいなの

　　　
遊んでやってたのは
こっちだっつぅのっ

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　　　　  単体だとなかなか見かけない、アイスバッグ付き