秋風への誓い！

・・・赤ちゃんの命名・改名、相性占い、姓名判断は
メール鑑定・天使の占いの遠山玉希が見たまま、
感じたままをお届けします。・・・

秋風たなびく頃になると、もの悲しさが
私の心に去来する。
ついこの間まで、熱い、熱い（漢字は心の想い！）
と叫んでいた真夏の叫びがが嘘のようである。

私は毎朝起きて一番に、窓を開ける習慣になっている。
その瞬間、私の心を、秋風が涼しげに通っていく。
この一瞬の出来事に、私の心が反応する。

あ～秋だ！と思うと同時に、
心の芯の部分で、もの悲しさと同時に
ふと三味線の音が浮かぶのである。

秋風に妙に合うのが三味線の音色である。
この季節、日本の音の文化の象徴でもある、
三味線の音色が一番似合う季節でもあると思う。

おわら風の盆の三味線の音、
そしてＮＨＫの風林火山のエンデイングに流れる
あの三味線の音が妙に私の心の中で鳴り響くのである。

あの三味線の音と、秋風が平行して
私の心を一足先に秋色に染めてくれるのである。

寂しげな、もの悲しさと哀愁が漂う三味線の音！
夏の終わりが名残惜しい音色である。

秋風は頂点を極めた後に吹く風である。

太陽に一番近い状態から、少しずつ離れて
いく状況が、肌で感じられるのは今が一番である！
頂点を極めてそこから去っていく寂しさと似ている。

私はまだ頂点に達していない。
ふと我に返ると、秋風の鑑賞に浸っている場合でない
ことに気づかされる。

哀愁にふけっている場合ではない。
私の人生はまだ、秋風たなびく時に
至っていないからである。

これからが人生の真夏を迎えなければ
ならないからである。
このまま秋風を私の心にたなびかせて
いることはできない！

「年令は秋風たなびく頃であるが、
　心はこれから、夏に向かうんです！
　秋風さん！まだまだあなたのお出ましは先ですよ！」
　
そう秋風に向かって私は誓った！

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