占いの研究を通して、運勢の良い考え方・生き方を紹介します。

鑑定歴30年の「天使の占い」・遠山球希が、占いや相談を通して感じたこと、また運勢の良い考え方・生き方などを綴っています。

川から拾われて来た子供!

2007年08月08日 | Weblog
・・・赤ちゃんの命名・改名、相性占い、姓名判断は
メール鑑定・天使の占いの遠山玉希が見たまま、
感じたままをお届けします。・・・

今日、電話が鳴った。
「子供が、暴れる。どうしたらよいのか?!」
という一報である。

以前にも鑑定依頼のあった方である。
よ~く覚えている。
とても印象的な家族であったからである。
その方から、「心が悲鳴をあげているの!」
電話の声からそう読み取れたのである。

これは大変なことである。
と私も一瞬、心してご依頼を受けなければと覚悟した。
早速、以前の資料を引っ張り出して取り組んだ。

この方の状況はこうである。

依頼者は連れ子で、再婚している。
その後に弟が生まれているという状況であった。
再婚は彼が生まれて間もない頃なので、
真実は知らないようである。

再婚した旦那さんは良くできた方で、
連れ子も自分の子供も、隔てなく愛して
くれているようである。

現在息子さんは中学生である。
自分の思い道理にならないと、
暴れるというのである。

つい先日分かったことがあった。
それは・・・、
彼は「自分はどうせ、橋の下から拾われて来た子だから
どうでもいい!
どうせ、僕はお母さんの子じゃないんだから・・・!」
と言ったのである。

これには、お母さんもびっくりである。
まさかそんなことを思っていたなんて・・・!
かなりのショックである。

それで血液検査の事も言うらしい!
お父さんがA型、
お母さんがA型、
自分は0型、
そして弟がA型だ。
だから僕はこの家の子じゃない。

そう真剣に言うのである。
だから学校でも、本当に勉強している状況ではない。
登校はしているが、正規のクラスの中で勉強するのではなく、
クラスの中で勉強出来ない子達が集まった教室で
自由にプリントをしたり、絵を描いたりいわば
自由にしているらしいのである。

依頼者であるお母さんはどんなにこのお子さんのことで
悩んできたことでしょう!
でも本人自身も心がいびつになり、悩んでいたのである。

このことに気づいたのが、つい最近のことである。
そんなことを思っているなんて、夢にだに思って
いなかったのである。

桃太郎でもあるまいし、川から拾うわれて来た子供
と思って生活していたのである。

私も昔おじいちゃんから、そう言われたことがある
事を思い出した。

何か良からぬ事をして、叱られたとき、
「お前はどうせ、橋の下から拾われて来た子だから、
しかたがない。」
と言われたことがある。

え~え!、私本当に橋の下から拾われてきた子なの????
と自分ながら考えてみて、悲しくなったことがある。
でもそれは、冗談であると言うことが、
後で分かると、おじいちゃんを睨み付けたことがあった。

いたずらや冗談で、よくそんなことを言えたものだ。
おさない心がチョッピリ傷つけられた記憶が
よみがえってきた。
おじいちゃんが悪気で言っているのではなく、
「からかい」で言っていることが分かるのに、そんなに
時間がかからなかったが、やはり幼心は、
どこかもやもやしたものを感じたのは事実である。

この依頼者の息子さんは、やはり
おじいちゃんから冗談でそんなことを、小さいときから
よく言われていたのである。

中学2年生になっても、このお子さんは精神年齢的には
まだ小学校の低学年くらいであるとお母さんは言う。
今もなお、彼の心の奥の奥の方に、
”川から拾うわれて来た子供”
という言葉が、深く住み込んでいたのである。

子供に言ってはいけない「禁句な言葉」
「橋の下から拾われて来た子だから・・・」
それは遊びで言ったつもりでも、子供はそうは捉えないと
言う事実があるということである。

冗談が冗談で済まされない言葉である。

赤ちゃんの命名・改名・相性占いは「天使の占い!」
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