占いの研究を通して、運勢の良い考え方・生き方を紹介します。

鑑定歴30年の「天使の占い」・遠山球希が、占いや相談を通して感じたこと、また運勢の良い考え方・生き方などを綴っています。

兄弟に同じ漢字を使うのは良くない???!

2015年07月08日 | Weblog
2015年7月8日(水)兄弟に共通の漢字を使うのは良くない???!

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兄弟に同じ漢字を使うのは良くない?!
のですかと言う質問がありました。
そのお答えを致します。

結果的に申し上げます!
使っても大丈夫です。
ご安心ください。


●兄弟に共通の漢字を使うというのは、「通字」といいます。

「通字」は中国から伝わった風習です。
中国や朝鮮では、兄弟の諱に共通の一字をつける習慣がありました。
これが、本来の「通字」でした。

日本へは恐らく平安時代に伝わったと思います。
以後、日本人の名前は大きく変わるのですが、伝来当初は中国と同じく、
兄弟が共通の一字を名乗るルールでした。
藤原道長の兄弟は道隆、道綱、道兼。源義家の兄弟は、義綱、義家。

平清盛の父は忠盛、祖父は正盛、子は重盛、孫は資盛。
桓武平氏の宗家の血筋はずっと「盛」の一時を受け継いでいます。
こうした代々受け継いでいる家の字を「通字」といいいます。

平氏の場合、「盛」と言う通字は、清盛の時代から200年ほど前の先祖、
平貞盛にさかのぼります。
貞盛は、平将門のいとこであり、最大のライバルでした。
将門が反乱をおこすと、貞盛は、藤原秀郷などと鎮圧軍にまわって、
将門の乱を鎮めました。

この功によって平貞盛は、平氏の正当の地位を得たのです。
しかし、「盛」の字は、
その後嫡男に代々受け継がれたというわけでもありません。
貞盛の嫡男は維衛、その子は正度、その孫は正衛、
そしてこの正衛の子が清盛の祖父正盛です

正盛は大河ドラマ「平清盛」にもちらっと出てきましたが、
清盛よりおよそ半世紀前に活躍した武人です。
彼の代で、栄光に満ちたご先祖貞盛にあやかろうと
「盛」の字を諱(いみな=正式の名)に復活させたのでしょう。
ご先祖のパワーをもらおうとしたのかもしれません。

日本的な「通字」は、明治維新まで延々と続ます。
日本史の調べ物をするときは、この「通字」は重宝するのです。
「通字」 を見れば、その人物がどの氏族の出身かは大抵察しがつくからです。

鎌倉幕府執権家の北条氏は「時」。
同じ北条氏でも戦国大名の北条氏は「氏」。
毛利氏は「元」。
上杉氏は「憲」だったが、「景」を通字とする
長尾氏出身の上杉謙信(景虎)が養子に入ってからは「景」。
伊達氏は「宗」、織田氏、武田氏は「信」などなど。

室町時代に入ってから親の字を受け継ぐ「通字」だけでなく、
殊勲など偉い人の名前の一字をもらう「片諱(かたいみな)」という習慣が
できたために、話はややこしくなる。
武田信玄の俗名晴信は、将軍足利義晴の「晴」と「通字」の「信」
を合わせたものだ。
江戸時代には、有力大名家は、「 片諱」と「通字」の組み
合わせで名前が決まることが多くなったのです。

●このように、「通字」は家や一族を表し、そのプライドを守り、
ひいては自分自身の成長の材料になり、家族や兄弟の結束につながるとして、
代々用いられてきた伝統があるということです。


たずらに、迷信に惑わされることなく、しっかりと運命式を理解して、
立派なお子様を育てられれますことを願います。



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