占いの研究を通して、運勢の良い考え方・生き方を紹介します。

鑑定歴30年の「天使の占い」・遠山球希が、占いや相談を通して感じたこと、また運勢の良い考え方・生き方などを綴っています。

着物に込めた母の愛!

2006年10月04日 | Weblog
……赤ちゃんの命名・改名、相性占い、姓名判断はメール鑑定の天使の
占いの遠山玉希が見たまま、感じたままをお届けします。……

夏場はで浴衣で着物教室の練習をしていたが
今日からまた、本格的な着物で望んだ。

秋にふさわしい柄の着物を選んだ。
かなり私の年齢にしては派手な着物である。
これぞ着物という秋バージョンの紅葉の模様のふんだん
に入った小紋である。

着物の着方を勉強するうちにあることにふと気づいた。

それはものを大切にすると言うことである。
着物を大切に扱おうとする気持ちが芽生えてきたのである。
不思議と着物をたたんだり、着てみたりしているうちに
着物を扱いながら着物を大切に扱おうとする気持ちが
芽生えてきたのである。

これはやってみて分かる感覚である。
特に昔の人は着物が普段着である。
また貴重品であったはずである。

私は着物を一枚も買ったことはない。
すべて母が揃えてくれたものである。
昔、若い頃母に文句を言った覚えがある。
「なんでこんなに着物なんか揃えるの!
実際の生活に何の役にも立たないものを!
もっと実用的なものを買って欲しい!
もったいない!高いお金を出して!」

後になって大切に思えるものがあるのである。
それは価値が分かった時である。
その昔私は着物など全くの関心もなく
無駄なものとしか思っていなかったのである。

でも今は違う!
一枚、一枚どんな思いで母が揃えてくれたのだろうか!
と思うと胸が熱くなるのである。
それは母の愛情以外の何物でもないからである。

着物を通して母の深い愛情を感じるのである。
娘への思い!
そんなに裕福でもないのに、少しずつ貯めたお金で
かなりの額のものを買ってくれたことになる。

後になってしみじみと分かるものがある。
秋バージョンの着物を着て私の心も
秋バージョンになった。
深い親の愛に包まれた気がしたのである。

「お母さん、ありがとう!」
とそう呟いた。


by 赤ちゃんの命名・相性占いは「天使の占い!」
コメント
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