玄関にミュージックテープ

大学生時代の出来事をまた思い出したので書いておく。ある日大学から帰宅した昼過ぎ、アパートの玄関に何かが置いてあった。ん？、と心当たりがないまま、小袋を開けてみると、カセットテープが入っていた。そして「勉強に疲れたときに聞いてください。いつも全日空のサンテロアに居ますので電話ください。＊＊＊＊」とメッセージカードも入っていた。？？？？？？？？？全く心当たりがないが、初めての経験で少し戸惑いながらも、ちょっとワクワク。男の人の名前だから、きっとホモ。サンテロアが何か調べるとジム＆サウナ。いつも居るとはかなりリッチ？？ミュージックテープは金子由香利や北村英治のジャズ。僕にとってはニュージャンルのミュージックでそれなりによかった。

しばらくして、どうもバーで僕を見かけ、店の子に僕のいろいろを聞いたらしいことが判明。店のＹ子かＭ子が僕のことを教えたようだ。店の子に僕のいろいろを知られるスキを見せた僕も悪いが、客のいろいろを漏らす店員もいかん。でも怒ってもしょうがない。むしろそんな展開は困ったことだが、自慢だった。

結局どこかで会うことになったが、非常に残念だが、肌を合わせようと感じることは全くなかった。しかし、彼は＊＊酒販店の社長さん、ちょっと捨てがたかった。

一度その社長が友人の家に行くので一緒にどうかと誘ってきた。当時僕は20代、社長は６０歳前後、そして友人とやらは４０歳前後の男、その４０歳前後男の家に行くことに。その彼は既婚の方、社長とどういう関係か分からないけど、音楽好きの二人だったようだ。居間でピアノとフルートと歌声を聞かせてくれた。あまり思い出せないけど、何とも不思議な夜だった。

その＊＊酒販店も今はない。多分・・・・・。