malegooまぇごお

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男色初体験

2005年06月24日 14時27分31秒 | Weblog

高校1年生の冬ついに男性とすることになった。昭和45年の話である。
相手は高校の英語教師で、その後ある結婚式場の社長になった人。電話で彼から彼の自宅への道順を教えてもらい、あるビルの彼の部屋に行った。当時マンションという言葉はそんなにポピュラーでなかったと思う。今で言うマンションだけど、当時はビルの一室って感じだった。ピンポンとベルを鳴らし、彼の部屋に入る。大胆な高校一年生であった。豪華な調度品がおいてある薄暗いリビングに通された。壁にはかなりでかいレリーフが置いてあった。壁一面のレリーフである。そのレリーフには横たわった男性の裸体が描かれていた。なぜかレリーフのペニスは上に向いていた。芸術品なのか、遊びなのか分からないが、なんせまだ高校1年、これが芸術品なんだと思い込んで真面目に眺めた。
リビングのソファーに腰掛けるように言われ、座っていると、「いいもの見せてあげよう」と言って数冊のアルバムを持ってきた。一枚一枚めくって見せてくれる。はじめは男女や女性の写真。服を着ている.ページをめくるにしたがって、服がなくなっていく。女性の裸体、男女の裸体、そして男性の裸体に変わっていった。そして、最後にペニスが隆々としている写真がつきつぎと現れてきた。僕の胸と頭とペニスははりさけそうになった。そうそう、写真のなかに芸能人の*田**の裸体もあった。今でも思うが、彼はゲイ?かもしれない。
僕はすでにビンビン。それを彼が握ってきた。「そろそろ向こうに行こうか」といわれ「うん」とうなずき、隣の和室に、そこは!!じゃじゃじゃーーん。襖を開けるとそこには一枚の布団と枕が一つ置いてあった。いまから何が始まろうとするのか高校一年生なら十分分かる。どきどき、なんだか大奥に殿様がやってきて、若い女が、寝室の布団に横たわって、今から起こることに怯えている情景が思い浮かんだ。その主人公の女に僕がなっていく。・・・・・・
彼の髪の匂いが僕を狂わした。カネボーのエロイカの香りだった。名前の通り、エロチックに浸ることができる香り(それ以来高校3年間自分もエロイカを使った)。その香りで僕の興奮はさらに盛り上がり、セックスに燃えた。他人のしかも大人の勃起を見るのははじめてである。彼のペニスの裏にはティッシュが付いていた。?????それをどう考えるべきか、さっきまで別の男とやってたんだろうか?など想像した。体位は・・、初体験の日からバックだった。なんだか、そうなるのが当り前と思っており、すんなりそうなった。痛みがあったかどうか覚えていない。彼がどんな表情をしたのかも覚えていないけど、自分自身は精液を思いっきり飛ばすことができ、すっきり爽快だったことを覚えている。なんとラッキーなんだと、タダで、こんなにすっきりオナニーができるなんて、と感じた。罪悪感よりも、嫌悪感よりも、自分の快感がすごく、病みつきになりそうだった。その後、土曜日の夜など、親には適当に嘘を言い、1時間かけて彼の家に行き、してもらった。夜の街にも連れて行ってもらった。情交が終わり、夜の街を二人でぶらついている時に、ある洋服の店に入る.そこで横縞の素敵な服を買ってもらった.そのとき「オーマミ、オーマミブルー、オマーマミーブル・・・」と店にmusicが流れていた。これを聞くとそのときの光景を思い出す。そしてある日、ゲイバーに連れて行かれた。そこのマスターに紹介され、その日は覚えていないが、多分少し飲んで帰ったと思う。
その後、ある日、彼の家に行ってみると、彼は居なくなっていた。引越ししているのである。なにも聞いていない。元々彼が好きっていう訳でなく、彼がいなくなっても寂しくはなかったが、セックスをしてくれる相手がいないと、あのすばらしい快感をもう味わえないと感じ、それが辛かった。快感がほしい。人に出してもらうと最高に気持ちが良かった。自分でオナニーなんてしていられない。彼にしてもらいたい。そんな気分だった。・・・・そうだ、あのゲイバーに行って見よう。とりあえず、そこから再スタートだと考えた。でもタクシーで連れて行かれたゲイバーがどこにあったのか、全く分からない。店の名前も覚えていない。右も左も分からない。大体見知らぬ街の、しかもバーである。高校生にわかるはずがない。でもとにかく探すことにした。土曜日学校が終わって、電車に乗って、昼間に、繁華街まで行って見て、そこらをうろうろし、探した。探しに探した。でも見つからない。全く見当がつかない。何日も何日も探した。執念で探した。そしてある日遂に店を見つけのである。そしてその夜、バーの開店を待って、そのバーに行ってみたのである。早い時間、あのマスターは居なかった。若いお兄ちゃんだけであった。色々話し、マスターが来るのを待っていると、やっとマスターがやってきた。「彼が居なくなった」と言うと、マスターは知っていた。どうも彼はブラジルに移住したらしい。そういえば、僕と逢っている前後、外国人が彼の部屋に来ているようだった。彼は英語を勉強しているんだと言ってたけど、そのときは信用していなかった。彼氏と思っていた。でもひょっとしたら、ブラジルに移住のための英会話の勉強だったかも。
マスターは僕を気の毒と思ったのか、今度はマスターが付き合わないかと言ってきた。とにかくだれでも良いから、ペニスの処理をしてもらいたかったのでOKした。それから高校卒業するまで、マスターと付き合った。土曜日の夕方、お店(1階と2階があるお店)に行った。当然マスターは仕事だから、僕は2階でバラ族をひとりで読みながら彼の仕事が終わるのを待つ。カクテルをよく出してくれた。レインボーカクテルが好きだった。仕事が終わると、ホテルや、家族風呂屋や、アパートなどに連れて行かれ、セックスをした。彼も当り前のように僕のバックに入れてきた。夜遅くなると、僕の自宅まで1万円はかかるタクシー代を出してくれたり、タクシー券を貰ったり。僕にとって無理のないお付き合いであった。当時バーに来るお客さんとは接触しなかった。それが幸いしたのか、男狂いの堕落のどん底に落ちることはなかった。そのころは相手の男はあくまでも性処理担当者であって、感情を入れ込む対象ではなかった。
高校卒業と同時にマスターとは別れることになった。僕は難関国立大学を目指してたが、失敗し、古都の有名予備校に行くことになった。新しい街で再スタートだ.性処理担当者がいなくなる訳で次の対策が必要。でもちゃっかり、マスターにまずは古都のバーを紹介してもらい、手がかりを手土産に古都に向かった.そして新しい街でのゲイライフが始まったのである.


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