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嘘かmakotoか

おかげさまで15年を超えました

安全輸送より定刻運行

2005-05-05 | 無題
 電車のドア付近に立っている乗客は、混雑時には降客に通路をあけるために一旦ホームに降りますね。その後また電車に乗り込む。これは東京(関東)ではごく当たり前の光景(関西では違うと聞いたことがあるけどここでは触れないでおきます)。

 それが・・・。1年くらい前の話です。

 ホームに一旦降りた乗客が電車に乗り込んでいる途中で、発車時刻になると、車掌がドアを閉めちゃうんです。当然、乗客はドアに挟まれ、「危ない!」「痛い!」という叫び声が飛び交います。

 その後の車掌のアナウンス。
 「閉まるドアに挟まれないようにご注意ください」←っていうか、客を挟まないように気をつけてよ!(心の声)
 「電車が遅れますので、一旦降りたら電車には乗らず、次の電車をご利用ください」←乗客同士が譲りあっているというのに、乗るなっていうの?(心の声)
 「すみやかに乗り降りしないお客様がいるため、この電車は3分遅れで運行しております」←えっ!?客のせいなの?(心の声)

そんなに定刻運行って大切なのかしらね~、客を挟んでまで。

 その後この「乗客挟み運行」は、帰宅ラッシュ時に頻繁にみられ(ってことは、ひとりの車掌の判断ではなく、会社全体の取り組みか?)、数ヶ月続いたあとに姿を消しました。
 クレーム(「お客様の貴重なご意見」とも言います)でもあったのでしょう。

すっかり忘れていたのですが、某鉄道事故をきっかけにふとこんなことを思い出しました。