胃捻転、ルーク

6月17日、月曜日。

仕事が終わっておうちに帰ってきたときのこと。
いつもなら玄関のドアの鍵を開けるときにルークとカイの吠える声が
うちの中から聞こえてくるのに全然聞こえてこない。

やだ・・・


とっさにいや～な予感がした。
どうしようどうしよう！って思ってドアを開けたら
リビングが変なニオイ。
ルークがよたよた一人で歩いてきた。


カイは？って思って電気をつけた瞬間、
クッション、ラグ、カーペット・・・リビング中、ゲボッたあととゲリPだらけ！！

もーびっくり！！！

カイつんはきっと足の踏み場なくなって
バスルームの方にいったらそのまま締め出されてしまったらしく
そこでおとなしくしていました。



いつもよりは若干元気がなさそうな感じでしたがおやつをみせると
ねだるので出し切っちゃったから大丈夫なのかなと
少しだけ様子を見ることに。

実は5月30日にも、同じようなことがあったのです。

どんなことがあっても家の中では絶対にトイレをしないルーク達ですが
リビング中がうんPまみれになった事件がありまして、
その時は雑草についているウィルスのせいでおなか壊し
もう大変だったのです。


↑写真は31日片づけが終わってきれいにした後のカイとルーク。

この時もまた散歩中に雑草を食べたので
ウィルス性の疾患かと思っていました。
じきに治ると・・・。


汚れたルークを洗い、リビング中汚れたものを全部片づけ
2時間くらいたっていつもの様子と変わらなかったので
「ごはん食べる？」ときくと元気に「ワン！」と吠えたので
お湯でふやかしたドッグフードをあげてみました。

その20分後・・・

「やっぱり、獣医さんに電話してみようか」とセナと話していたところ

ルークが同じ場所を行ったり来たりを繰り返し、
そして水を大量に飲んで
またうろうろを繰り返し、今度はゴボゴボやりだしました。

あ！と思った時には嘔吐で
バケツをひっくり返したみたいにザバー！
ザバー！っとあちこちに吐き出しました。

吐き切った後、
いつもと違う呼吸になり、ハァハァと出していた舌が
ピンク色から白っぽくなり紫色に。
そしてその後、両目の内側から白目になって行きました。

23時すぎていましたが
獣医のT先生の緊急ダイヤルに電話して様子を話すと

「胃捻転を起こしている可能性が高いから、すぐに連れてきて！」

と言われ、あわててバギーに乗せてルークを病院に連れて行きました。
その間一言も吠えなかった、黙って座っていたルークをみたのは
初めての出来事でした


病院についてから元気はなかったのですが
先生をみて一度「ワン！」と吠えました。
その時には舌もピンク色に戻っていて
白目はちょっとだけ出た状態でした。

でも元気ない。

レントゲンを撮った時にはねじれてる？と思われていた胃は
元の状態に戻ってました。若干、形跡が残っていたようです。
胃にガスがたまっていてパンパンに膨れている状態でした。

手術まですることはない、とりあえず大丈夫！

とのことでしたが、
胃捻転は一度なるとなりやすいし、
とにかく時間が勝負だから
絶対に「様子を見ましょう」なんて思わないで
朝でも夜中でもすぐ連絡してと言われました。

そんな簡単になおっちゃうのか？と思ったのですが、
胃捻転は揺らしたりしてなにかのきっかけで元の位置に
戻ることがあるそうです。

先生のところまで行くのに、私がバギーに乗せてダッシュしたので
かなりガタガタ揺れたのがよかったのかも・・・


息が荒くなって、
吐こうとしてもなにも出ない、
同じ場所をうろうろする、
ベロが白っぽくなって紫色がかってきたら迷わずすぐに病院へ！


胃がねじれると胃の太い動脈が一緒にねじれるので血液が循環しなくなるので
命を落とすこともあるといわれました。
とにかく1分でも１秒でも早く病院へ・・・ということが教訓になりました。

帰ってきた後は
いつものルークに戻っていました。



おうちに戻ってから、いつおそそうしてもいいようにと

しばらくは防水シートをリビングに敷き詰めての生活となりました。



なんだろ～。これ～？！



この日はカイつんは避難してくれていたので
全然汚れずに済みました。



なんか微妙なお年頃なのでこれからいろいろと心配なことが
増えていくんだなって思いました。

下痢になったから胃捻転とは連動性があるわけではありません。
たまたまルークの場合、下痢から、嘔吐からを繰り返していたため
なんらかの拍子で胃がひっくり返ったんだろうという見解でした。

これからも気をつけてあげなくちゃ！

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