カバマダラは通常は沖縄など西南諸島でみられる蝶ですが、飛翔力が高く、時々迷蝶として関東でも観察されます。ツマグロヒョウモンの雌が似ていることが有名ですが、メスアカムラサキの雌はもっと似ていてびっくりです。
カバマダラの幼虫は、トウワタという有毒成分を含む植物を食べます。成虫にもその成分が残っていて鳥などに食べられることがないそうです。ですので、上記のような擬態が有効なのですね。でも、ツマグロヒョウモンはその分布をだいぶ北に広げました。北の鳥は、カバマダラを知りません。ということは、きっと遠慮なしに「パクっ」ですね。ん?迷蝶のカバマダラを食べた鳥はどうなるのでしょう???ちょっと気になります。
★人生初見:2013年10月
2022.11.5 沖縄島
石垣島や西表島では個体数が少ないようで会えていませんが、沖縄島では安定の再会(超久々)です。
2016.6.21 名護市
2016.6.20 那覇市内
2014.11.24 石垣島 スジグロカバマダラより数は少なかったです。
2013.10.14 横浜
横浜で発生していると聞いて、見に行ってきました。本当にいて感激しました。
八重山諸島では周年で発生。食草:ガガイモ科のトウワタ、ガガイモなど
[蝶73、マダラ3]
・筋が黒いのは:スジグロカバマダラ
・関連ブログ:擬態の話
・前回のマダラチョウ紹介は:オオゴマダラ
・前回のチョウ紹介は:メスグロヒョウモン
・カバつながりは:カバタテハ
・記念すべき蝶日記初登場は:秋の石垣島(前半)
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