て~へんだ! て~へんだ!
ケーサツから呼び出しだー!
以前「パトロールプレート」というものが持ち去られる事件があってから警察にいろいろと協力をお願いしていたところ、お話がだんだん具体的になってきて 「ちょっと、見てもらいたいものがあるんですわ」 と連絡をもらいました。
これもある意味呼び出しだよね~ん。
で、またまた恐怖の館 警察署 へ言ってきたよ。でも今回はちょっと余裕、(のはずだった。)前回はかなり挙動不審だったからね、今日は落ち着いていかねば。で、警察署内に入りエレベーターホールへとゆっくり進む。
ありゃ~。今日もおまわりさんうじゃうじゃだわ。 あたりまえか… う~ん、どう考えても一台のエレベーターに乗り切れない人数ね。エレベーターを待ちながら暫く後ろからおまわりさん観察をすることに。 「まったく、まいっちゃうよな~」 とグチを言うおまわりさんあり、同僚と突きあっておふざけをするおまわりさんあり。制服を着ているとコワそうだけど、 なぁんだ、みんな同じ人の子じゃないの、とちょっと安心。
ようやくエレベーターが下りてきて皆がやがやと乗り込み始めた。私は次のエレベーターに乗るべく、少し離れて立っていた。そしたらエレベーターに乗ったおまわりさん、入り口近くの人はドアを押さえて、全員の視線が私に…
ん?
ドアを押さえているおまわりさん、おいで、おいでをしているの?
そのおいで、おいではもしかして、ア・タ・シ? キョロキョロ…
「まだ乗れますよ、どうぞ」
びええぇぇぇ~!!
私はその状態になるのがいやだったから待っていたのにー!それじゃぁこの間とおんなじじゃん! しかも奥のおまわりさん、けっこう詰めてるし、そんな事してくれなくっていいんですよ~。 おまわりさんの親切は時として迷惑…
そして前回同様、箱詰めのグリーンアスパラガスの中に爪楊枝が一本入っちゃったような、そんな感じなのよ!わかる~?とんでもなく場違いな針のムシロを今回も体験してしまったわけ!
目的の階に着くまで、息を吸うのもはばかられるような妙な沈黙 くっ、苦しい…
その数秒間の長かった事。
で、用事が済んだ帰りは 絶対に階段を使う!そう心に決めました。
トコトコと階段を下りながら 「これでおまわりさんに密接に囲まれる事はなし」 と思っていたら目に飛び込んできた 『留置所(男子)→』 の文字。 やっべー!こんなところに迷い込んだら本当におまわりさんに囲まれる!
ダダダーっと全力で階段を駆け下りた。
ゼー、ゼー、 エレベーターでおまわりさんに囲まれるか、留置所に迷い込むか…究極の選択
やっぱり警察は恐かった。
留置所(男子)があるなら、留置所(女子)もあるのよね…きっと…