伊達靖宗

伊達靖宗公記

出る杭は打つを使いたがる西洋の負け犬達

2007年05月25日 | 伊達靖宗の意見
日本人は出る杭を打つと言われる。また、欧米の知識を持った人間の使いたがる言葉のなかでも、日本に対しては出る杭は打つがある。確かにこれは一理あり、名を残す事なき集団作業の社会では、協調性を重んじ、人の問題点を指摘する事でしか自分の優位を示す事ができない農民はそうであったであろう。嫉妬や妬み、皆同じでなければいけないという、日本のプライドの高いタイプの農民の子孫には、その農耕民族の遺伝子が今でもしっかりと生き続けているのであろう。
しかし、日本人だけが出る杭を打っているわけではない。例えば、欧米人は、日本という国が突出する事をすると反発するものである。レースの世界では、日本車の性能に対抗できなくなる事でルール改正を行い、オリンピックでは常に自分達に有利に働くルールを作り出す。当時はバレー、最近では柔道、スキージャンプなどだ。基本的に戦っている土台が欧米の国々主催のものだという事も関わっている事実はある。F1の世界でフランスのルノーが勝ち続け、WRCではプジョーとシトロエンというフランス勢が勝ち続けるという事が起っていたが、フランスの自動車メーカーにそれほどの技術があるのだろうか?と非常に疑問を抱く風景である。そのくせ、日本の出る杭は打つと言う言葉を知り、使いたがる欧米人の安っぽい知識人は多い。日本では優れたものはなかなか登場しない、それは出る杭が打たれるからである、という安っぽい意見である。これは自動車雑誌や、日本の問題点をつく意見としてよく使われるものだ。日本という出る杭を打っているみすぼらしい欧米人の負け犬のたわごとでもある。まず出る杭になる事は無いであろう西洋社会の負け犬ほどその言葉を求め、自分を出る杭に見立てたがるのも事実であるのかもしれない。出る杭は打たれるの逆は、脳ある鷹は爪を隠すという言葉であり、西洋では沈黙は金という言葉が存在する。その違いを見極める事が出来ないようであればそれはただの馬鹿でしかないのだ。日本という出る杭は、西洋の嫉妬を買っているということであろう。

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