KALEIDOSCOPE - Back in Japan!!

マキコです。
中国・深センでの3年弱の生活を経て、日本に戻ってきました。
私と家族の日々のツレヅレを記録しています。

その後の二胡

2011年11月23日 23時51分44秒 | 日記
新しい挑戦、ということで始めた二胡ですが、その後、私なりに練習するも、なかなかギコギコステージからは脱却できず、苦心惨憺しておりまする…

それはさておき。
そもそも二胡にはニシキヘビの皮が使用されていて、本来ワシントン条約により日本への持ちこみが禁止されているのは知っていたのですが、
日本に持ち帰るには、何らかの証明書が必要だとか、どこかに申請が必要だとか、まことしやかに噂されていたものの、その詳細までは知りませんでした。

先日、ひょんなことから急にそのことが気になり始めて、その手続きを調べたみました。
すると、日本に二胡を持ちこむには、「中国管理当局発行の輸出許可書(CITES)」を取得しなければならないことが判明しました。

そしてそのCITESの取得のためには、
・中国語の申請書(プリンターで作成、フォーマット自由、二胡の購入、 外国へ持ち込む経緯等の内容が必要)
・『允許進出口証明書』申請書
・二胡収蔵証(原本・写し1部)
・発票(領収書)(原本・写し1部)
・旅券(原本・写し1部)
が必要であることがわかったのです。(参考:在広州日本領事館のサイト

私を二胡の道へと導いてくれたお友達が、「允許進出口証明書」申請書はどうやらダウンロードできるものらしいことを教えてくれました。
購入したときの領収書もあります。

でも私の二胡弓には『二胡収蔵証』がなかったのデス…
あったのは、『合格証』なる書類だったけれど、良く見てみると、楽器本体との照合をするような番号のたぐいが何もない…

そこで早速、お友達と一緒に再びレッスンセンターへ行きました。
実はお友達も楽器をリニューアルして同じレッスンセンターで購入していたのです。

二人で、私たちが将来日本に二胡を持ちかえるには、「収蔵証」がなければいけないが、今の私たちの楽器にはそれがないことを必死に訴えました。
なんせ話している内容が複雑で…言いたいことを伝えるまでにかなりの苦労をしつつ…
(それでも大半の会話はお友達がしてくれたの。ありがとう!!!!)

どうやらようやく理解していただけた模様。
そしてさらに判明したのは、比較的高価な二胡でなければ、この「収蔵証」が付与されていない、ということ。

それを踏まえてさらなる交渉を経て、結局私は前回無料でいただいた二胡の、本来の価格との差額を支払って、「収蔵証」の付与されている、新しい、高価な楽器を入手したのでした。

(こういうトコロが、なんとも中国のユルイところですねぇ。最初に無料でくれたのもビックリだけど、一度誰かの手に渡った楽器でも、差額で交換してくれるなんて…私はありがたいですが

というワケで、私の手元には現在、新しい、以前よりハイグレードな二胡があります…

あぁっ!!颯~!くんくんしないの~!

ちょっとアップ。


う。銀まで…

どうも、このヘビ皮が野生の匂いがするらしく、2ワンは二胡を取り出すたびにコーフンしてしまうのよね~(汗

ちなみに、背面はこのような透かし彫りになっています。


…あまりに2ワンがくんくんするので、「ダメよっ!」と言ったところ、すっかり2ワンとも拗ねすねモードに



そしてこちらが例の収蔵証。


ちゃんと番号も合致してるよ~!



ちなみに、レッスンをしている場所のそばには、美味しい餃子屋さんがあります。
本来はお店で食べるべきだけれど、ゆでる前のものをダーパオ(持ち帰り)してきました♪

今回買ったのは、
・肉三種(なんだろう?鶏、豚、羊、ってとこかな?)
・セロリ入り
・トマト入り(!!)


タレは手前のように、袋に入っています。

どれも絶品でジューシー!!!
特にトマト入りは新鮮な味わい
癖になりそうです。
今後は二胡の日は毎回晩御飯は餃子かな


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