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うめちゃんのグダグダな日

希望はないけど、不安がある。
面倒くさいで、自己完結。
眠ったままで、目覚めないことを希望する。

今年最後の短歌教室

2015-12-26 10:45:11 | 日記

そろそろ押し詰まりました。

世の人々、あれもこれも…年内に…病院にいかなきゃ…薬も貰わないと…

料理だ、掃除だ、支払いだ、集金だ~。と。

天井人の私は(天上人に非ず)現在はなーもしないので、お気楽なのよ。

現在は…とわざわざ入れたのは、明日は知らないから。

 

昨日は短歌教室の日でした。

先日詠草を提出していたものに、批評を下さいます。

 

         原作・水底(みなぞこ)に沈む柿の葉秋色に染まりしままでかすかに揺れ

    添削・水底に沈む柿の葉柿紅葉(かきもみぢ)染まりしままでかすかに揺れる

「秋色でも分かりますが、柿の葉柿紅葉と重ねてはどうでしょうか?」と。

シロウトはとても重ねられないけど、そういうテもありしか~と。

 

    原作・掃除機の音に追われて逃げる蜘蛛一瞬遅く吸い込まれにけり

    添削・掃除機の音に追はれて逃ぐる蜘蛛一瞬遅く吸ひ込まれたり

ひらがなが文語になっていなくて直されました。

現実にはしてやったりですが、あわれという気持ちが詩情です。と。

以上二首が選ばれました。

 

    原作・喪中はがき表記しおれば誰彼の面影の中に亡夫生きおり

    添削・喪中はがき表記し居れば誰彼の面影の中亡夫生きくる

「生きておられると断言します」と。

 

    原作・観客の声・音一瞬静まれり五郎丸蹴りて球はなかぞら

添削はありませんで、たいそう褒めていただきました。

最後の「球はゴールへ」と迷いましたと、書きましたらこれは言わなくてよかった。

なかぞらの方が余韻があり言ってしまわないで、読む人に感じさせるのがよい、とのことです。

スポーツを短歌にするのは難しいですが、「一瞬」で成功しました、と。

 

山芋の歌は、可もなし不可もなしらしく、評がありませんでしたが…

 

良く出来ましたと、お褒め頂きました。以前やったことがおありでしょう?

いいえ、ありません先生。と申し上げました。

ホラ、標語みたいな?…ただの描写みたいな?…記録みたいな?…

5・7・5・7・7は作りましたが、あれは短歌とはいえませんし。

 

今年最後の教室、気分よく終えチャリを漕いで北風の中、帰宅しました。


多分、今年は最後のブログだと思います。

みなさま、来年もよろしく~  

よいお年をお迎えくださいませ。