舞ゐ風~mai-kaji~

郷土のうたと踊り研究会

“待つこと”は

2012-01-11 07:45:15 | 日記
待つことは
その場でじっと
石のように固まっていることじゃない

そのことを向かい入れる為に
自ら
歩みを進めていくことなのだ…

と 思った



通勤の人で膨れ上がる電車の
曇った窓の向こうに
雲を切り裂いて 日が昇る


その輝きを見ながら
想う




私は私の道を進んでいく


でも、私は此処に居る。

【映画】グレン・グールド~天才ピアニストの愛と孤独~

2012-01-07 00:23:08 | 日記
今年の映画鑑賞初め?

渋谷のUPLINK。ナント気前のいいことに、お正月特別価格1000円で映画を観せてくれる。ありがとう!(
因みに今日(1/7)迄)
これは何としても『グレン・グールド』を観に行かねば。

20:30スタートだったので、ついでに残業もしてハチ公バスでうきうきと向かう。


グレン・グールドについて、あまり知識は無い。名前を知ってる位。熱心なピアノ弾きじゃなかったから。


予告編の鈍よりした悲しい記憶の映像から一変。

大地が季節の移り変わりを謳歌してるような、色彩りの紅葉の風景から物語が始まる。

グレンの指から溢れる音の泉を、ずっと聞いていたい。彼について語る言葉が、邪魔で仕方ない。
一気に心を掴まれた。


グレン・グールド

サブに~天才ピアニストの愛と孤独~

ドキュメンタリーだからかもしれないけど、ベタなTitleだと思う。
でも、そんなもんなのかな…とも思う。

確かに奇異な人生なのかもしれない。所謂“普通”ではない。

これだけの才能を天から与えられてしまった者は、“普通”には生きられないのかもしれない。

だけど、“特別”とも思わなかった。


生きることは、それぞれ目の前の道を歩くようなもので、起伏だらけだったり凸凹したり。歩きやすいだけの道もあるかもしれないし。

それぞれが歩く道が、交差したり重なったり、岐れてしまったり。

グレンはグレンの道を、ひたすら歩くしかなかったのだと思う。
音楽と共に呼吸して。



自分は 自分の道をゆく


そう、彼は伝えてくれているような気がする。

2012

2012-01-03 22:49:15 | 日記
あけましておめでとうございます


昨年Blogを立ち上げてから、まず始めたこと。
私が“ふるさとの踊り”にこだわる原点となった土地、岩手県岩泉町小本の『中野七頭舞』。
その出会いと繋がりについて、まとめること。


半分位綴ったところで……。

3・11 14時46分


メディアを通して見た“ふるさと”の姿。
ただただ泣き叫び、祈ることしかできなかった…。

今も、溢れ出すものを止められません。


そのまま、何も出来ずに新しい年を迎えました。


このままではいけない…。


言葉をまるで排泄物のように吐き出していた日々を、今ちょっと立ち止まって見つめ直したい。


舞うこと 唄うこと 囃すこと 観ること を
『思考の道具』である言葉を使って、見つめ直したい。


よくみて きいて
確かな一歩を歩む 一年にしていきたい