夏の家族旅行2023～宿編～

癒しの湯宿　龍河温泉　　大きな狸が目印です。


うちは旅行サイトから予約をするのですが、みんなの予定が出そろってからの計画になるので出遅れます。
今回は少し早めに6月に探したのですが、夏休みだし、お盆だし、もう空きはほとんどありませんでした。
【温泉】を条件に旅館を探すので、余計少ないのかもしれません。
予算は本当は一人25000円前後なのですが、そんなへやはもうありませんでした。
今回はお盆料金で一人30800円プラス入湯税150円です。


夕食は食堂です。さいきんは部屋食、というところはないですね。大きな桶に鉢料理が並んでいます。

私と娘は呑まないのですぐにご飯を持ってきてもらいました。

お刺身も食べないので夫と息子はいつも2人前食べられます。

お料理は全体的に味が薄くて、私はご飯が進まず、塩をもらいました。ぶりに振って食べました。

揚げ物
「デザートはアイスクリームと【焼きナスのアイス】とどちらになさいますか？」
や、焼きナスのアイス？(◎_◎;)
「松潤も絶賛したんですよ。」
そういわれても、いらん…。（ーー；←私はナス、嫌い。
チェレンジャーの夫だけ【焼きナス椅子】にしました。

手前はウインナーではなくて、ビスケット(娘がウインナー？と言った）右側はゆず湯

私たち3人は普通のアイスクリームにしました。(笑)　他の客も断ってたやん、焼きナスアイス…。

ごちそうはないものの、品数はそこそこあるのでおなかはいっぱい。
全体的に薄味で、(関西のような、出汁のきいた薄味じゃなく、たんに塩気が足りない）私の口には合いませんでしたが
ムカデの宿・鈍川温泉と違って料理の説明もしっかりとしてくれ、配膳もとても感じが良かったです。
(鈍川温泉は、料理の説明がなかったので、サザエを生で食べてしまったり、鍋の中身をスマホにぶっかけられたりしました）

お風呂も狭いものの、泊まってる人数が少ないので、ムカデの宿・鈍川温泉のように洗う場所もない、なんてこともなく
お湯もねっとりすべすべの温泉で良かったです。
（鈍川温泉ホテルは、脱衣場で順番待ちをし、洗い場で順番待ちをする羽目になりました。
しかも忘れ物もそのままで、絶対にお掃除してないと思います）

お部屋の写真を写し忘れたのでないのですが、きれいにリフォームされて和モダンの素敵なお部屋でした。
部屋にはカフェドルチェもあり、コーヒーがのめました。
冷蔵庫にはペットボトルの水が人数分用意されていました。
お茶の接待も最近はないですが、ここは、お菓子だけは用意されていました。
最近はお茶請けも置いてないところが多いです。
タオルやバスタオルは一人二組ずつ用意されており、快適でした。
お風呂へ行くのも、かごバッグが人数分用意されていて、いいなと思いました。
こじんまりした宿ですが、掃除も行きとっどいてるようで、不快な思いは一度もありませんでした。


朝食　あ！私は目玉焼き食べないので、卵が乗ってませんが、ベーコンエッグです。（＾＾：


ごはんの後はコーヒーが出る、ということでしたが、蒸ケーキもついていました。

鉄瓶の中にコーヒーが入っています。蒸しケーキはチョコ・抹茶・キャラメル・お芋と一人ずつ違いました。

コーヒー苦手な娘はオレンジジュースを出してもらえました。

全体的に心づかいが行き届いていて、気持ちのいい宿でした。
入湯税150円を加えて、一人30950円(お盆料金)でしたが、十分満足です。
欲を言えば、食事が値段の割には豪華でなかったのと薄味だったのでマイナス１というところでしょうか。
多分、お盆料金でなければ、十分満足のいく価格設定だと思います。（普段は多分22000円）

近くに龍河洞があり、ここで100円割引でチケットが購入できます。
時間がなかったら割愛予定でしたが、台風のせいでカヌー体験が中止になったので、
宿から6分の龍河洞を見て、牧野植物園に予定変更。
それを言うと、竜馬パスポートを勧めてくれて、龍河洞でスタンプをもらって、途中の竜馬空港で
竜馬パスポートをもらうと牧野植物園も割引価格で入場できると教えてくださいました。
出発の時も、宿の外まで送ってくださり、手を振って見送ってくださいました。
こういうの、最近ほんとないです。
子供たちが中学生の時に行った錦帯橋の観光ホテルの女将さんが水筒を持ってるのを見て
「お茶を入れましょうか？」と言ってくださったとき以来の嬉しさでした。
こういう「おもてなし」のこころって、最近失われつつありますよね。
旅の思い出って、「ひと」も大事な要素なので、そういう意味ではここの宿はかなり良かったです。