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負け犬の遠吠え the underground

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ライムスターから男心を学べッ!!☆ 肉体関係 part2

2005年02月13日 01時28分21秒 | HIPHOP☆R&B

みなさん こんばんは☆

さて、今夜も音楽の戯言です。

千瑠は昔っから洋楽邦楽問わずHIPHOPが大好きです。

特に邦楽のHIPHOPはよく聴きます。

その中でも90年代アンダーグラウンドで活躍していた
アーティストの曲をよく聴いてますね~。

90年代にアンダーグラウンドで活躍していたラッパーと言えば・・

 ・MURO(ムロ)
 ・DABO(ダボ)
 ・RHYMESTER(ライムスター)
 ・MELLOW YELLOW(メローイエロー)
 ・キングギドラ
 ・BUDDHA BRAND(ブッダ ブランド)
 ・OZROSAURUS(オジロザウルス)
 ・RIP SLYME(リップスライム)
 ・LUNCH TIME SPEAX(ランチタイムスピークス)
 ・FLICK(フリック)
 ・FUSION CORE(フュージョンコア)

などなど・・・

ホントはもっといるんですけど、
全員挙げてたらキリないんで千瑠の好きな人達だけあげてみました。

現在、上記の人達のほとんどが
メジャーレーベルからCDを出すアーティストに成長しております。

知名度の高い人もいればそうじゃない人もチラホラ。

RIPなんて今じゃもう一流のアーティストの仲間入りですよッ!!

そんな彼らも、
昔は池袋の小さなクラブでライブをしていた時期もあるんです。

実力ある90年代アングラの邦楽HIPHOP界のラッパー達。

その中でもずば抜けたカリスマ性を誇っていたのが、

「RHYMESTER(ライムスター) マミーD 歌丸 DJJIN」

こちらのお三方です。

自のステージを「KING OF STAGE」と言い放つ彼ら。

リリックの内容、フローにライムそしてトラックのセンス。

どれをとっても完璧!! まさにHIPHOP界のKINGです。

本日は彼らの曲をご紹介したいと思います。

それにしても 前置きながッ!!

どうもHIPHOP話になると語りたいことがありすぎてダメな千瑠です。

さて、ライムスターの数ある名曲の一つ

 「肉体関係 part2 逆featuring クレイジーケンバンド」(2002年発売)

こちら、クレイジーケンバンドがプロデュースしたジャジーなトラックと
彼らの冴えたライミングで聴き手をライムスターワールドに引き込むこの一曲。

クレイジーケンバンドの横山剣さんもしっかりラップしています(笑)

またね こちらのマミーDのリリック(歌詞)がすごいんですよ。


 ♪ オレはかっこいいB-BOY 君はかっこいいFly Girlだった
   確か出会いはかっこいい 新山下のベイファクトリーだった
   心の甲冑コインロッカーに預けて アバンチュール目論むお前は
   真夜中のメシア 群がるハエ 飲み込むラフレシア
   ブンブンブン オレも飛び込んだ 絡み合う2匹のアナコンダ
   ズルズル引きずる 超ルーズで危うい関係築きあげたもんだ


フムフム・・・

ここまで聴いたところ、
男女が知り合ってとりあえずやっちゃたーつーことですな。

そして、ズルズルやるだけの関係が続いちゃってるとみた。

男と女の大人の関係 人生に一度はこんなこともあるでしょう。(え? ない?)

で、二人の関係のその後がコレ ↓


 ♪ ある日のパンチライン 打ち砕く男の勘違い
   曰く「朝別れるのが毎回ね いつかは昼間に会いたいね」
   だってオレはお前に興味があった お前もオレに興味があった
   ベットの上で魚みたいになった なんてたってもうしちゃったんだから
   戻ろうたってもどれやしない ニセモンだとしても構いやしない
   間違いだったなんて言わせないぜ Keep on 愛の猿芝居



千瑠 「・・・・・・・」






















コレ どういうことじゃーッ!!!


好きだったのは女だけだったようです・・・

でもさッ!! 女から言わせてもらうとさッ!!

やったってことは「好き」だからじゃないッ!! (女による)

好きじゃなかったらSEXするかっつーのッ!!(しつこいけど女による)

そんな女の気持ちを打ち砕くこのリリック。

それも、「戻ろうったって戻れやしない」って

「昼間のデートなんてめんどくせぇ~
何で今さらそんな手順ふまなきゃなんないの?」

ってことだよね。 コレが本音か・・・ コノ男は。

さらにこの男の非情さを物語ってるのが、

 「ニセモンだとしても構いやしない 
  間違いだったなんて言わせないぜ keep on 愛の猿芝居」

この部分。

これって、

 「お前(女)がオレのことを好きだろうがどうでもE~よ。
  お前も楽しんでるんでしょ? とりあえず続けない?この関係」

ってことでしょー??

はぁ なんてえげつない男心を歌ってるのかしら。この曲は。

でも、ありがちな話ですよね~ コレ。

悲しいことに夜遊びの場においてこういう男多いッ!!

千瑠も若かしり頃、好きだった男に

 「え~? やりにきてるんだと思った」

って言われた苦い思い出があります。

こんなセリフ言われちゃうワタシの行動にも問題があったと思うんですけどね。

ワタシの場合は男をぶっとばして帰りました。 雑誌でバコーンって思いっきり。

たしか、この男と出合ったのはクラブのナンパだったな・・・。

だから、初めてコノ曲を聴いた時は、
自分が好きだった男の正直な気持ちを教えてもらった気になっちゃいましたよ。

「あ~ そうだったのかぁ~」 ってさ。

この出来事があってから、
ナンパしてくる男の言うことは本気ししないようになりましたね~(笑)

まさに男心の教科書ライムスター「肉体関係 part2」

歌丸のリリックも強烈なので聴く価値ありますよ。

特に、騙されやすい女子のミナサンにオススメです☆
















って こんなのススメられたくねぇ~!!


ふぅ もう寝よ。 今日もくっだらな~。

それでは、ミナサンおやちゅみ☆


sweetbox☆eyerything's gonna be alright

2005年02月12日 01時31分21秒 | HIPHOP☆R&B
こんばんは☆

今日は洋楽話いきたいと思います。

ところでみなさん、

「eyerything's gonna be alright/sweetbox」

って曲ご存知ですか??

クラシックの名曲「G線上のアリア/バッハ」をネタとしたトラックに
ラップが重なり、まるで「現代風 G線上のアリア」なこの曲。

「everythin'g gonna be alright~♪ everythin'g gonna be okay~♪」

ってヤツです。 え? これじゃぁワカラン??

元ネタがあまりにも有名なので、
曲名でピンとこなくても実際に聴けば知ってる人も多いと思います。

こちらの曲、初版は1997年。

当時のsweetboxのヴォーカル&ラップを務めていたのが、
本日の画像の女性「ティナ」。

(ティナは途中で脱退 現在のヴォーカル・ジェイドにバトンタッチしました)

97年当時、
クラシックを基調としたトラックにHIPHOPを融合させる
sweetboxの曲は大勢の人の心を揺さぶり、世界中で大HITしました。

日本のクラブでも一晩のウチに誰かが一回はかけるという人気っぷり。

千瑠にとっても思い出深い曲ですね~。

この懐かしの名曲が発売から8年経過した今、再び注目されつつあります。

なぜならば、
sweetboxがベストアルバム「THE GREATEST HITS」を今月2日に発売。

こちらの一曲目に、
「eyerything's gonna be alright」が収録されているからです。

それも、ベスト版「eyerything's gonna be alright」は
ニューバージョンとして復活!!

PVも今風に撮りなおしされています。

このニューバージョンがね、すっごくイイッんですよ!! もうサイコー!!

男性ヴォーカルがプラスされていて、
その声がsweetboxのヴォーカル・ジェイドと相性がピッタリッ!!

(この男性ヴォーカルはsweetboxのギタリストらしい)

97年のものに比べると随分ソウルフルな印象になっております。

声がハモってる部分は聴いていてメッチャ気持ちE~。

久々に鳥肌立ちましたよ。 それほどイイです この曲。

97年のティナのラップも大好きなんですけどね、
ジェイド版「eyerything's gonna be alright」も捨てがたいです。

売れ売れな予感のこのアルバム。
 
こりゃ~ sweetboxさんまたこの曲で一儲けですな。

千瑠はすでに7年前にこの曲のレコードを買ってあるんですけど、
このニューバージョン聴きたさにまた買ってしまいそうです。

つーか 明日にでも買っちまいそう HMVへGOよッ!!

まんまとエイベックスの策略にハマってしまうワタクシ(泣)

この曲は、それぐらいの引力を持ってるってことです。

R&B好きの方にオススメですヨ☆


KREVAとOL

2004年12月27日 00時29分04秒 | HIPHOP☆R&B
クリスマスが過ぎて2004年もあとわずか
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

中にはもうお休みの人もチラホラ。
イヤ、ほんとに羨まC~です。

ちなみに千瑠は30日までお仕事。
現在まだ、年賀状書き終わってマセン!
忙しくて後回しにしていたらこんなことに・・・。
というワケで、今日は年賀状書きまくりマス。
他の仕事は全部シカトして!

んで、今日はHIPHOPネタです。

今年の10月に我が家もSKYパーフェクトTVに参入。
特に音楽専用チャンネルはアーティストのビデオクリップが見れるので、
音楽好きの私としては嬉しいかぎり!

そんで、毎日毎日楽しんでいくうちに、とても良さげな曲を発見。

KREVAの「ひとりじゃないのよ」という曲だ。

KREVAはKICK THE CAN CREWのラッパーの一人なのだが、
KICKのミーハーな空気が苦手で、KICK時代はまったく注目していなかった。
(KICKは現在活動休止中)

KICK誰それ?って人も

「あがってんの~♪ さがってんの~♪ みんなハッキリいっとけ~♪」

って「マルシェ」という曲のフレーズは知ってるのでは?

それでも解らんって人は勝手にぐぐって調べてチョーダイ☆

それが、なぜソロになって注目したか?
KREVAのトラックセンスがすばらしいからである。

HIPHOPの特色でもあるはっきりしたキックとスネアをベースに
心地よいメロウなメロディのループがのっかっている。

特にKREVAが作り出すメロディとベースの音階センスは抜群で、
自信の高めの声のラップと相性が良く聞いていて気持ちがいい。

この「ひとりじゃないのよ」のトラックは私の中で久々のヒットだ。
(邦楽HIPHOPで・・)

前作の「音色」もさっそくチェックしてみたのだが、
このトラックもかなり絶品であった。

KREVAのトラックが私のツボを踏みまくったので、
その後11月3日に発売されたアルバム「新人クレバ」は発売日当日にGET。

ただこんなお気に入りのKREVAのトラックにも一つ残念なことがある。
それは 「リリック(歌詞)の内容」だ。

いまいちリリックに共感できない部分が多かった。

シングルカットされている「ひとりじゃないのよ」のリリックで

「言葉 音がオレの武器だ 好きな奴らと切磋琢磨し 必ず結果だす」

という部分がある。

コレ 一般OLの私にはピンとこない。

一般的に、学校卒業して就職して仕事してるっていう人が多いと思うのだが、
すごいイヤな上司や部下がいたりとか何かしらの人間関係で悩む時って
誰でもあるじゃないですか。

(え~ ないって人は・・アンタ幸せモンダヨ)

どんなにイヤな奴でも、上司であれば一緒にやっていくしかないし、
そして、どんなに小憎たらしい部下がいても自分が上司であれば色々と
世話(教育)をしなければならない。

私がもし「○△さんと仕事するのイヤですぅ~」なんて
上司に言った日にはスリーパーホールドで落とされる可能性は大きい。

まぁ、この例えは極端すぎるケドモ・・・

多くの社会人は「好きな奴らとツルんでられたら苦労はないよなぁ」って
ところは少なからずあるんじゃないか。

でも、それを我慢してる分、企業人はある程度の「保証」っていうのが
あるんだよね。

毎月決まった労働時間で決まったお給料。(例外も有り)
そんなもの、KREVAは保証されていないであろう。

「好きな奴らと切磋琢磨して結果出す」ことができる人って、
それなりのリスクをしょってるじゃないかなーナンテ思っちゃったりするんですよ。

「今日はこうだけど、明日はわかんない」 みたいな。

千瑠もアーティストやデザイナーと仕事すること多いんだけど、
どんなに非人道的なこと言ってても「才能やセンス」がある人って
許されること多いんだよね。

例えば・・・

自動販売機しかない場所なので缶コーヒー出したら

「え~ 私 スタバのコヒーしか飲まないのよね」 

「(怒!!) ハーイ じゃ スタバですぐ用意しますネ♪」

とか。

こんなの日常茶飯事だし。
いい人もいるけどね~ わがままな人も多い~。

そんなこんなで、一般OLの私としてはKREVA「ひとりじゃないのよ」の
リリックは全然共感できなかったしだいである。

まぁ、比較的に邦楽HIPHOPのリリックって「俺様系」が多いので
しょーがないかもしれないけどサ。

そして、アルバム全体のレビューといたしましては・・・

「バランスが悪い!!」

かなり期待してたので「がっかり」しました。
1曲1曲のクオリティーは高いのかもしれないが、全体のバランスが悪い為、
それぞれの「良さ」が殺されてしまってるのかもしれない。

昔、DJの友人に
「アルバムやミックステープは全体の流れやバランスが大切」
と言われたことがあったのだが、その言葉を痛感した一枚であった。

それに、あのジャケのセンスもどうかと思いますよ KREVAサン・・・