渡辺淳一さんが最近上梓された「鈍感力」という本を、本屋さんで読んできました。
特にファンというわけではないのですが、ラジオのインタビューを耳にして、ちょっと気になったのです。
なぜ気になったかと言いますと、どう考えても自分の中にはそうした力がみじんもありはしないと思ったからです。
「鈍感力」といっても本当にぽかんとしている昼行灯のようなことではなく、楽観的思考能力、鷹揚でいられる力、包容力といったことをひっくるめて鈍感力としているようです。そして、そうした鈍感力を備えている方が、とても生きやすいよとおっしゃっておられる。
本の中では鈍感力の例が元医師、そして男性の立場から書かれています。(とても読みやすい本です)
読んでみて確信しました。(偉そうに読んだなどとは言えないのですが)
やっぱり私の中に鈍感力たるもの、ほとんどありはしなかった。
ほとんどというのは、ただ唯一の例外があったためです。それについては近いうちにまた書かせていただきます。
それにしても、少しは鈍感力を養わないと、これから先の人生がどんどんしんどくなっていってしまうのかしらとしみじみ感じさせられたものです。
ふぅ。
v: inspiration(ilham) / souad massi