去年から購入を検討していたオーディオインターフェイス。
Fireface 400 に始まり
Fireface 400 → 本機 → Fireface 800 → Apogee Ensemble → Fireface UFX
とループ状態が続いたが新製品に止めを刺された。
DTM/DAWな人より、マックで音楽を楽しむ人、オーディオに関心のある人向けの記事です。
購入先の Rock oN Company によると
1月22日の発売日が1週間延期されたのは、メーカー本国の大雪の影響。
また、メーカー検品の遅れにより初回入荷台数が少なかった模様で
2月5日入荷分のセカンドロットがようやく昨日届いた。
2010年3月のフランクフルト・ミュージックメッセで発表されてから約10ヶ月。
国内販売を首を長くして待っていたので嬉しい。
日本版も青でよかった。シルバーは味気ない。
ガンメタやチタングレーといった濃い色を選択すればよかったのに。
年末、AV Watch にアップされた藤本健氏の記事
「Digital Audio Laboratory」での、RMAA Pro を使った音質テスト。
周波数特性を示したグラフで、100Hz 付近からの低域減衰
RME にしては “おやっ” と思わせる内容だったので残念感が漂い始めたのも事実。
僅か -2dB の落ち込みを描くカーブだが、横軸が狭いので絵的インパクトは少なくなかった。
ご本人も「音を聴いた感じでは、まったく問題がない」と言っておられるので、初志を貫くことにした。
セッティングを済ませ音出し
低域減衰、聴感上まったく問題なし。無用の心配でした。
それよりもUSBバスパワーでこの音質、度肝を抜かれた。
RME 製品を、やいやい言うのもうなずける。半端なく高音質。
USBケーブルは AudioQuest Cinnamon (1.5m) を使用。
初めてオーディオグレードのケーブルを買ったのだが、
プラグの剛性が高く安心感がありますね。シッカリ感は結構なものです。
Mini-B だらけの世の中で Type B がオーディオ専用に思えてきます。
藤本健氏によるガイドブック「PCオーディオ活用ガイド」が付属。
シンタックスジャパンのサイトでも配布中です。
裏側はこんな感じです。
知りたい、見たい方もおられると思い載せました。
普段は BEHRINGER SRC2496 を通し
16bit/44.1kHz か 24bit/88.2kHz を選んで聴いている。
ハイサンプリング側は音の力強さが後退すので好みではない。
しかし、Babyface の 96kHz/192kHz は力強く
音の厚みも十分感じられる。重厚且つ繊細。
USBバスパワーでこの音質、度肝を抜かれたと感じたのは
SONY MDR-Z1000 との組み合わせです。
もう一言、USBバスパワーでこの力感。参りました。
ベールもなにも音が丸裸。
実売10万円コンビで “上がり” 決定!
十二分に音楽を堪能できます。
本体のボリュームノブは20ステップで一周します。フィーリングは可もなく不可もなし。
遊びも適度にある。“Select” “Recall” ボタンはカチッ・カチッとクリック音あり。
LEDメーターは明るめ。発熱は少ない。アルミボディーの冷たさが優っている印象。
ブレイクアウトケーブル、使うグループと使わないグループに分けてみました。
手前、3端子は使います。
ヘッドホン端子は必要。
XLR出力は、m902 へ。m902 の外部DACとして使います。
S/PDIF OUTは、SONY TA-F501 へ出力させる予定です。
ブレイクアウトケーブルのコネクタが光ケーブルと接触するので、
プラグ径のあるケーブルは禁物です。
13mmのパイオニア(JLL-AP107T)でギリギリです。
Fireface 400 と Fireface 800 は結構熱を持つみたい。
特に Fireface 800 は心配になるほどの発熱量らしい。
Babyface を赤外線放射温度計で計ってみた。室温17度。
通電1時間後のトップパネル表面温度を計る。
18.2度。室温程度。
再生を始めてから1時間。
22.8度。4.6度の上昇。
再生時でも人肌以下。音もクールだがボディーもクール。
公式には、500g
実際に量ってみると、422gでした。数値以上に重く感じます。
購入前から気になっていた ACアダプター端子。ほとんど情報がなかった。
マックに接続させずにスタンドアローンの AD/DAコンバーターとして使うには必要。
そして、USBバスパワーってどうなの? 電源強化は必要だろうと。←これこそ無用の心配。
以下、参考程度にお読みください。
本体側のDCジャックはEIAJの規格外になるが
一般的によく流通している DCプラグ、外径5.5mm/内径2.1mm が適合する。
User's Guide (PDF) 76ページに
12V 2A DC と
ユーザーガイド、104ページにも
12V 2A DC とある。
本体裏には、6-12V DC/AC 1A
?
Fireface 400 ユーザーにはよく知られた電源強化アクセサリー、
ヤマハのトランス式 ACアダプター PA-6 がそのまんま使えると思っていた。
DCプラグは、外径5.5mm/内径2.1mm
繋いでも電源が入りませんでした。
Babyface 用電源。
製品番号:NTCARDBUS をキーワードに検索
見つけた画像がコレです。Fireface 400、Fireface UC 用と同じみたいです。
ならば、Ktec KSAFE1200200T1M2 なのかは不明。
YAMAHA PA-6 を使った電源強化は無意味だと分かりました。
やっかいなブレイクアウトケーブルの処理について。
Amazonベーシックのデジタルカメラ用ケースを使用し
使わないプラグをまとめました。
随分スッキリした。
設置場所は液晶モニターの隙間。
別のデスクで説明するとこんな感じです。
マグネットフックを用意しました。
テンション軽減と落下防止策。
ブレイクアウトケーブルは220gもあるので
普通にデスクの後ろ側へ落とし込んでおくのは不安です。
何かの拍子、本体を巻き添えに落ちたら大変です。
RME Babyface
SONY MDR-Z1000
AudioQuest USBケーブル
結局マランツのNA7004を注文したんですが、在庫切れみたいで・・・残念。
Babyface良さそうなんで、こっちにしようかしら。
そんな己の心と財布にブレーキを掛けてくれるだろうと思いこれにしました。
待ってて良かったと実感しています。
まみそさんなら、ブレイクアウトケーブルを自作する楽しみもありますよ。
PSの船に乗り帰ってきた “まみそぶろぐ” が嬉しかったです。
ありがとうございます。
もし、Firefaceとの音質比較していれば、レポートお願いしたいと思います。
また、ヤマハなどの電源アダプタとの接続が可能かどうかも気になりますので、続報があればぜひ...。
コメントありがとうございます。
もう少し記事の内容を充実させたいと思っておりますので
続報をお届け出来るよう頑張ります。