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UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

たまご。

2007年07月20日 | 日記・エッセイ・コラム

Dsc01666 夫がお客さんからタマゴを頂いた。

計30個。

箱を開けると、もみ殻ぎっしり詰まった中に、カワイらしい茶色の丸いタマゴが。

懐かしい気持ちがよみがえる。

まだ、小さかった頃、40年ぐらい前の話になるが、時々家にタマゴを売りに来る人がいたようだ。

りんご箱のような箱の中には、もみ殻がぎっしり詰まり、母が買うことを告げると、その人はもみ殻のなかに手を入れて、丸い大きなタマゴを取り出す。

もみ殻の中から一個、二個・・・と取るそのなんとも言えず面白そうな「作業」をやってみたくて、やってみたくて・・・。

小さな子供ならここで「やらせて」となるのだろうが、私のこと、きっといい子で黙って見ていたに違いない。本当は、すごく触ってみたかったのに。

あれから約40年。はじめてもみ殻からタマゴを取り出すことができた今日、下さった方に感謝して、お礼状にそのことを書きました、とさ。


食事、その2。

2007年07月20日 | 旅行記

パリは、ホテルより街のキャフェの方が安いし、楽しい。

ホテルの朝食はだいたい安くて千円くらい、高いところだと2,3千円もするが、近くに朝ゴハンを食べる所がないと利用しないといけない。

パリは、そこらじゅうにキャフェ。

朝食をプティ・デジュネ、という。

デジュネはお昼ゴハン。昼食がゴチソウのこちらのこと、そのまえの「ちょっと」ということか。「コンチネンタル・ブレックファースト」大陸朝めしはコーヒーに小さなパンかケーキ。

さて、パリの朝食。クロワッサンと思いきや、私は「タルティーヌ」派。

バゲットを縦半分に切り、そこにバターを塗ったもの。発酵バターなのでそれはウマい。

ジャムを塗ったものもあるらしいが、私はバター派。それとカフェ・オ・レ。

夫は、正統派、クロワッサンにエクスプレスと言われる濃いコーヒー。エスプレッソのことだ。

パン屋さんでもこの朝定食をやっている所がある。今回、「PAUL」で食べたが、焼いている香りも相まって大満足。ちょっと高かったけど・・・。

サンジェルマンには、フロールとかドゥ・マゴといった超有名キャフェがあるが、そういうところは値段が高いし、観光客慣れした感じで面白くない。

真夏でも朝晩は涼しいパリでは、外のテーブルについて、行きかう人や車を眺めながら、朝食を取る。今日は何処へ行く?と夫と話しながら・・・。


食事。

2007年07月20日 | 旅行記

旅の醍醐味は食事。

そして一番楽しみなのは、朝食。

特に、ホテル。今回、イタリアでは全部ホテルが朝食付きだったので、起きてから何も考えずにダイニングへ。

高級ホテルではなかったのにトリノのホテルの朝食はよかった。

朝陽の当たる明るいダイニングというのがいい。

席を決めると、給仕の人が、コーヒー、紅茶の好みを聞きに来る。

勿論、朝はカプチーノ。

そして、真ん中にセッティングしてあるパンもろもろを取りに行く。

イタリアは、パンが美味しくない国。ペストリー系は油ギトギトかパサパサか。ロール系は、味気なく麩のようだったり。だから、袋に2枚入ったビスコッティにジャム、なんていうのが無難。

ソーセージやベーコンは断然ウマい。日本じゃ食べられない味。夫は、へいぜい朝はそんなに食べないくせに、お皿に山盛り。

ジュースのマシンがあった。バッティングセンターのボールが出てくる「あれ」みたいな感じで、ボール投入よろしくオレンジを投入。

注ぎ口にコップを受け、一個、二個と放り込むと、ゴロンゴロン・・・ちょろちょろ・・・ジュースが溜まる。

どうやって中で絞っているのか、でも皮ごと絞るから、香りがよくておいしい。

3泊とも毎朝。4つくらい入れて。

ヨーグルトも種類豊富。チョコとバナナとか、麦入りとか。カップ入りだが日本の倍量。

プラムや杏のシロップ煮も好き。

でも、御昼ゴハンのことを考えると、ここでたっぷり食べるわけにはいかないの。

胃袋はひとつしかないんだもんね。