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UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

パリ。

2007年07月12日 | 旅行記

TGVフランス新幹線でトリノからパリまで5時間半。イタリア国境までは険しい山の中、切り立った崖や雪の残る高い頂を車窓から眺め、フランス側に入ると、なだらかな平地が広がる。広大な向日葵畑、トウモロコシ畑、牧草地の木陰には牛が寝そべる。

車内はパリへ行く人たちで満席。私たちの何倍もの荷物を持って、皆さん、何処へ行くの?と聞きたいくらい。

見ていると、それぞれ色々なものを食べている。

ブドウが多い。アルミホイルに包んでいる。りんごの丸かじりは当たり前。これは、日本では見られなくなった光景か。そういえば、トリノのホテルのフロント前にりんごが沢山盛ってあり、それぞれカジリながら鍵を貰っていた。私も頂戴したが、あちらの果実は改良前の味だ。よく言えば懐かしい味。

日本だとここで「おにぎり」と行きたいトコロ。

ごはん、たべたいねェ~、とか、言いはじめるともうだめ。

パリで、あそこの「おうどん」食べに行こうねっ、ということになるのだ。

あそこ、とは毎度立ち寄る「国虎屋」というお店。

めっちゃ高いけど、疲れた胃袋は元気になる。お店の中はそんな日本人でいっぱい。

日本語で書いてあるメニュー、店員も日本人、何より、「ごちそうさま」と言えるのがやたらとウレシイ。

でも、お茶やお水はタダじゃない。しょうもない番茶一杯がレシートについてると、ちょっと納得いかない私。

日本は、イイ国なんだよね・・・。