街の疑問を一日調査★隊

しょうもないことを「思いついたらやってみる」ブログ。アホの神様が降りてくれないと書けないんで、いつ更新できるかは不明。

それはないやろ!この頃、言葉のプロが使う日本語

2006-02-28 20:05:08 | 【 人生の疑問、きまぐれ調査 】
本家のブログもサボりがちなので、こっちの不定期更新はナシだろうと見過ごしてらっしゃる皆様の隙を、いきなり突いてみましたわ かなり久々のきまぐれ更新です。

もう20年以上、言葉を綴るのが好きで、国語便覧や辞書を自分のバイブルと崇めていますので、いろいろな場面で“言葉の意味ヲタク”な心情がちらついてしまうことも多く、何気なくフツーにTVや雑誌などを見ていても、ざらりと違和感を感じることがよくあります。
例) タウン誌の記事で、‘男気’を=男っぽい、親分肌なんて意味で使っていたり...×

まあ、‘男前な姉さん’のように、あえて間違った使い方をして、ズレた感じを出したいのなら、それはそれで仕方ないんですがね
かなり頻繁に、違ぁああああああああああぅっ!!!
と、カルシウム不足なお子さまのように、ひとり怒り狂ったりしてしまっていた今日この頃...

だったんですが、昨日誕生した、ボクシング☆チャンピオンが、喜びのあまり発した言い間違いは、真逆の使い方をしていたのにも関わらず、真意が伝わってきてよかったです。(あとで思い出して大笑いしましたけど)
『 支えてくれた皆さんに、感謝の気持ちもありません!

ちなみにそのとき、リングサイドで感涙にむせんでいた、新チャンプの奥さんの様子を、ベテランの実況アナが、『 奥さんも“涙に暮れています!” 』と、おっしゃっておられました...試合の終盤、新チャンプの勝利が危ぶまれ、スリリングな展開を伝え続けておられたので、さすがに経験豊富なアナウンサー氏も、興奮冷めやらぬ状態だったのでしょうけれど...
そこで悲しみに沈んどったらアカンやろ!

友チョコのしんどい現実

2006-02-16 17:03:52 | 【 街の疑問を一日調査★隊 】
2月14日には、用事で仕事を休んでいたもので、昨日になって、旦那がバレンタインチョコをいただいて帰ってきました
職場の男性陣に配るような義理チョコは、年々、地味に、縮小傾向になっているようで、今年は、何人かでお金を出し合って、ひとつのチョコをプレゼントしてくださる、というパターンが主流になってきました。
バレンタイン前、百貨店のチラシやTVの情報番組で見かける、加熱しすぎなチョコレートの高級化合戦に、もうウンザリ溶けかけていたところなので、あっさりと、お返しの品に悩まなくていいぐらい気軽なイベントに止めてくださったのが、妻の立場としては、とてもありがたかったです

その代わり、派手になってきているのが、女性同士でちょっと高級なチョコレートを交換し合う“友チョコ”の風習。
うちの旦那の仕事は高校の教師なのですが、女子の生徒同士が交換しているチョコの物価が、あまりに急激に高騰しているらしくて、今後のバレンタインデーの行く末を、かなり心配しておりました
いちばん高いもので、友達ひとりあたり、1,500円相当のものを渡していたようですが、付き合いの多い子だったら、何万円もの出費になっちゃうんでしょうねぇ...
もっと怖いのが、バレンタインに渡されるチョコの価格ランクが、そのまま友情の大きさと比例して捕らえられちゃうらしいこと
安いチョコをあげるのは、“アンタにゃ、あんまり関心ないよ!”というヒドイ意味になっちゃうんだそうですよ。

オバサンが若かりし頃には、友達という言葉には、“気を遣わなくていい相手”という意味が、しっかりくっついていたものですが、そんな言葉の意味なんて、時代によってコロコロ変わっちゃうものなんですかねぇ...
あまりにも、目に見えるものにしか寄る辺のない、その現金さにビックリするというよりは、イマドキの若い子が寄りかかって座っている、不安定な信頼感が、何だか気の毒に思えたりしてきました。

ちなみに、うちの旦那が生徒さんからいただいてきたのは、お歳暮で贈られるような、とっても立派なチョコレートギフトぉ~ だったので大喜びしていたら、その立派なブツは、11人でちょっとずつお金を出し合って、買ってくださったもののようです...
うちの旦那は、どうやら女生徒さんからあまり関心を寄せられていないと分かって、ホッと安心するやら寂しいやら...