ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

ウォッシュチーズ&ワイン

2022年02月26日 | ワイン
覚王山サロンスペシャルセミナー「ウォッシュ×ワイン」

ウォッシュタイプのチーズの歴史、製法、代表的なチーズについてレクチャーしていただいた後、ワインとのペアリングを楽しみました。



Drappier Carte d'Or Brut ドラピエ カルト・ドール ブリュット
【生産地域】フランス、シャンパーニュ地方 AOC Champagne
【生産者】Drappier ドラピエ
【ぶどう品種】ピノ・ノワール85%、シャルドネ10%、ムニエ5%
【収穫年】N.V.

Gewurtztraminer Les Roches ゲヴュルツトラミネール レ・ロッシュ
【生産地域】フランス、アルザス地方 AOC Alsace
【生産者】Joseph Gruss et Fils ジョセフ・グリュス・エ・フィス
【ぶどう品種】ゲヴュルツトラミネール100%
【収穫年】2019年

Gevrey-Chambertin ジュヴレ・シャンベルタン
【生産地域】フランス、ブルゴーニュ地方 AOC Gevrey-Chambertin
【生産者】Lecheneaut レシュノー
【ぶどう品種】ピノ・ノワール100%
【収穫年】2018年

Tres Vieux Marc de Bourgogne トレ・ヴュー マール・ド・ブルゴーニュ
【生産地域】フランス、ブルゴーニュ地方
【生産者】Doudet Naudin ドュデ・ノーダン
【収穫年】N.V.
※45% 700mℓ

LANGRES ラングル(フランス、シャンパーニュ地方) +マール・フランベ


フォンテーヌ(fontaine=泉)と呼ばれる上面の窪みがシンボル。この凹部分にマールを注ぐ食べ方が評判となり、この方法が定着しました。
実際、マールを注いでフランベの演出もしていただきました。

Epoisses エポワス(フランス、ブルゴーニュ地方) +パン・デピス(お手製!)


パン・デピスは香辛料を使ったパンという意。

プレートの上は・・・


Maroilles マロワール(フランス、ティエラッシュ地方)のタルト
★Grain d’Orge affine au Calvados グラン・ドルジュ・アフィネ・オ・カルヴァドス +りんごのコンフィチュール
 ※Livarot リヴァロ(フランス、ノルマンディー地方)をりんごの蒸留酒カルヴァドスで洗ったチーズ
Munster マンステール(フランス、アルザス地方) +キャラウェイシード
LANGRES ラングル(フランス、シャンパーニュ地方)

Munster マンステールのタルティフレット




タルティフレットとはフランス、サヴォワ地方の郷土料理で、ジャガイモとルブロションチーズ、ベーコン、タマネギを用いたグラタンの一種。
ルブロションではなく、マンステールが使われていて、マンステールを半分にカットしたマンステールをのせ、焼き上げています。
ジャガイモは北海道産のキタムラサキ、アンデスレッド、トヨシロという3つの品種が入ったコストコの「カルビーポテトのグルメポテト」が使われていました。

チキンのEpoisses エポワスソース
海老と舞茸とTaleggio タレッジオ(イタリア北部)のペンネ


納豆に似たウォッシュの香りは苦手ですが、味は大好き!特にエポワス!

今日のウォッシュチーズは香りが比較的穏やかなものでした。

同じ産地同士の組み合わせ、ラングル×シャンパーニュ、マンステール×アルザス、エポワス×ブルゴーニュが王道のマリアージュと言われますが、ウォッシュチーズには果実味と凝縮感のある力強い赤ワインが合うなと思います。やはりジュヴレ・シャンベルタンかな。ワイン単独で十分美味しかったけど(笑)

森本先生のお料理は相変わらず素晴らしい!

特にマンステールのタルティフレットが美味しすぎて、これはゲヴュルツトラミネールに良く合いました。

おじさまのフレッシュ・ハーブもたくさんありました。ご馳走さまでした!

皆さま、有難うございました!

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