ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

プラナカン博物館

2010年10月13日 | ジャワ
Mちゃんが昨夜紹介してくれた「プラナカン博物館」に行ってきました。



マレー半島は古くからいろいろな国の商人が貿易風を利用してやってきましたが、そのなかで中国やインドなどからやってきた男性とマレー女性との間に生まれた子孫を「プラナカン」といいます。この博物館は中国系プラナカンに焦点を当てています。

10時半から日本語の無料ガイドツアーが実施されているので、それに参加しました。

プラナカンの冠婚葬祭の品やすばらしいビーズ刺繍、豪華な陶器などの展示がされていますが、貿易ビジネスで財をなし、裕福な家庭が多かったプラナカンの人達、結婚式も豪華で12日間にも及んだようです。

ニョニャ(プラナカンの女性)は小さい時から結婚後の生活に備えて、ビーズ細工や刺繍を習得し、お料理など家事も出来るようにしつけられるそうです。裕福ですからメイドが何人もいて家事などする必要がないのでは?と思いますが、メイドを上手く使いこなす為に自分も出来るようにしておくのだとか、なるほど!

1時間のガイドツアーでしたが、ガイドさんが楽しくお話して下さり、なかなか面白いギャラリーでした。この日は「ラーマヤナ」の展示もあり、ガイドさんがラーマヤナの物語の紹介して下さいました。これがジョグジャカルタに行って大変役に立ちました。ラーマヤナについてはジョグジャカルタの記事で触れたいと思います。

この記事についてブログを書く
« AH HOI'S KITCHEN | トップ | True Blue »