ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

ブルゴーニュワイン研究会

2020年02月05日 | ワイン
ワインスクール「ボワノワール」の「ブルゴーニュワイン研究会」

第3回「シャルドネ種 地区別味わい研究」

※第2回「格付けによる味わいの違いを知る」は都合により欠席

【講義内容】

1.ブルゴーニュの村
2.ブルゴーニュ 主なシャルドネ生産地区の特徴
※等高線の入った地図を見ながら産地の特徴を知る。

コート・ド・ボーヌ地区の地図を見る機会はあっても、コート・シャロネーズ地区、マコネ地区、シャブリ地区の地図を見る機会はほとんどありません。たまに見ると面白いです。

6アイテムをブラインドテイスティング

ヴィンテージは全て2017年

生産地区の特徴の説明は受けたものの、そのままでは全くわかりません。
6アイテムのワイン名が開示されました。
・シャブリ
・シャブリ・プルミエ・クリュ・ボーロワ
・ムルソー
・シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ
・リュリー・プルミエ・クリュ
・プイイ・フュイッセ

比較するから分かるのであって、そのままではブルゴーニュとは思えないものもあります。
これだけの比較テイスティングもなかなか出来ませんので貴重な機会でした。
久しぶりのブラインドテイスティングで疲れました(汗)



Chablis シャブリ
【生産者】Laurent Tribut ローラン・トリビュー

酸とミネラル感がたっぷりあるので、シャブリだとすぐわかります。後味にミネラル特有の塩味もあります。

Chablis 1er Cru Beauroy シャブリ・プルミエ・クリュ ボーロワ
【生産者】Laurent Tribut ローラン・トリビュー

①に比べると穏やかですが、酸とミネラル感は十分あります。①に比べて厚みがあります。

Pouilly-Fuisse Vieilles Vignes Les Crays プイイ・フュイッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ レ・クレ
【生産者】Domaine Manciant-Poncet ドメーヌ・マンシャ・ポンセ

①、②とは明らかに違いがわかります。トロピカルな香り、樽香も強く、とろっとしています。カリフォルニアと思うようなワインです。

Rully 1er Cru La Fosse リュリー・プルミエ・クリュ ラ・フォッセ
【生産者】Francois d'Allaines フランソワ・ダレンヌ

フェンネルやクミンの香り、さらっと感がありますが、③に比べると旨味を感じます。

Meursault ムルソー
【生産者】Francois d'Allaines フランソワ・ダレンヌ

これは明らかに違います。バランスが非常に素晴らしい。

Chassagne-Montrachet 1er Cru シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ
【生産者】Francois d'Allaines フランソワ・ダレンヌ

蜜っぽくて、お花の香りが強く華やかな印象。オイリーで余韻が非常に長い。

今夜のワインの中では⑥シャサーニュ・モンラッシェが一番好みでした。
もちろんムルソー好きなので⑤も美味しかったです。②もなかなかいいですね。



SELLES-SUR-CHER セル・シュール・シェール(山羊乳、シェーヴル、サントル圏)
TALEGGIO タレッジョ(牛乳、ウォッシュ、ロンバルディア州)
PARMIGIANO REGGIANO パルミジャーノ・レッジャーノ(牛乳、ハード、エミリア・ロマーニャ州)

黒木先生、皆さん 有り難うございました!

この記事についてブログを書く
« お寿司&ワイン | トップ | チーズでハッピーバレンタイン »