神田小学校を後にして、田口から県道10号線へと進む。別名伊那街道といい伊那谷方面に向かう道である。

高原の涼しい道を快適に走行し、やがて国道153号線に合流。別名三州街道といい豊田と飯田を結ぶ古くからの街道である。豊橋と飯田を結ぶ国道151号線は途中で道が狭くなったり、1車線の所があったり、国道とはいえあまり走りやすい道とはいえないが、国道153号線は改良工事が進んでおり、道幅が広い一方、交通量も少なく走りやすい。また、高原を縫う雰囲気も素晴らしい。阿智村からは国道256号線へと分岐。やがて昼神温泉に到着する。有名な昼神温泉であるが、近代的な大型旅館が立ち並んでいる割にはいまいち活気がないような気がする。せっかくなので温泉に入りたかったのだが、公衆浴場も無さそうである。しかし、旅館に日帰り入浴はあまり好きではないので先を急ぐことにする。




国道256号線は昼神温泉があり、この先には馬籠宿・妻籠宿という有名な観光地があるので観光バスとしょっちゅうすれ違う。清内路峠を長いトンネルで抜けると後は長い下り坂になる。下りきったところで妻籠宿に到着。馬籠宿・妻籠宿と木曽路観光のハイライトである。観光バスが沢山停車している。馬籠宿といえば島崎藤村の出身地で有名である。藤村は馬籠宿本陣が生家という名家の出身であったが、実家の没落もあり後年は苦労が絶えなかったらしい。そのせいかどうか分からないが、キリスト教の洗礼を受け、高校で教鞭とるかたわら文筆活動も行っていたとのことである。

妻籠宿を抜けると国道19号線に合流する。名古屋から長野へと至る国道19号線であるが、中津川市から塩尻市の間は通称「木曽高速」と呼ばれるほど流れが速い(平均速度70km/h以上)道で、特に中央自動車道の塩尻 - 中津川間利用時との所要時間が40分程度しか変わらないことや恵那山トンネル通行による通行料金の割り増しを避けるための大型トラックの危険な運転が社会問題になっている。急カーブでのスピードの出し過ぎによる正面衝突・信号で停車中の車への追突などの事故が非常に多く、特に夜間は相当な注意が必要である。通り慣れているドライバーは、最後尾で信号待ちをする際、追突防止のためにハザードランプを点滅させている。なかなか悪名高い国道なのである。そんな木曽高速国道19号線を山間部にも関わらず大型トラックに混じりながら80kmオーバーで走行、しかも全くといって良いほど信号待ちが無いので程なくして木曽福島に到着。ここで昼食とする。
木曽福島からは国道361号線へ。国道19号線とは一転して明るく交通量の少ない快走路である。峠をいくつも越え、長いトンネルを通りだいぶ標高が高くなった所が長峰峠。ここから見る御岳は圧巻である。日本100名山にふさわしい風格である。御岳はなだらかな稜線を描き、あたりには開田高原が広がる。富士山のような独立峰に近い風景である。





この後は高根ダムを通り、1車線の狭いトンネルをいくつも通り標高を下げ平野に出てほっとしたのもつかの間、次の峠はこれまた道の狭い美女峠。難所を無事通過し、飛騨の小京都高山に着いた頃にはちょうど午後3時になっていた。ホテルのチェックインにはちょうどいい時間である。




高原の涼しい道を快適に走行し、やがて国道153号線に合流。別名三州街道といい豊田と飯田を結ぶ古くからの街道である。豊橋と飯田を結ぶ国道151号線は途中で道が狭くなったり、1車線の所があったり、国道とはいえあまり走りやすい道とはいえないが、国道153号線は改良工事が進んでおり、道幅が広い一方、交通量も少なく走りやすい。また、高原を縫う雰囲気も素晴らしい。阿智村からは国道256号線へと分岐。やがて昼神温泉に到着する。有名な昼神温泉であるが、近代的な大型旅館が立ち並んでいる割にはいまいち活気がないような気がする。せっかくなので温泉に入りたかったのだが、公衆浴場も無さそうである。しかし、旅館に日帰り入浴はあまり好きではないので先を急ぐことにする。




国道256号線は昼神温泉があり、この先には馬籠宿・妻籠宿という有名な観光地があるので観光バスとしょっちゅうすれ違う。清内路峠を長いトンネルで抜けると後は長い下り坂になる。下りきったところで妻籠宿に到着。馬籠宿・妻籠宿と木曽路観光のハイライトである。観光バスが沢山停車している。馬籠宿といえば島崎藤村の出身地で有名である。藤村は馬籠宿本陣が生家という名家の出身であったが、実家の没落もあり後年は苦労が絶えなかったらしい。そのせいかどうか分からないが、キリスト教の洗礼を受け、高校で教鞭とるかたわら文筆活動も行っていたとのことである。

妻籠宿を抜けると国道19号線に合流する。名古屋から長野へと至る国道19号線であるが、中津川市から塩尻市の間は通称「木曽高速」と呼ばれるほど流れが速い(平均速度70km/h以上)道で、特に中央自動車道の塩尻 - 中津川間利用時との所要時間が40分程度しか変わらないことや恵那山トンネル通行による通行料金の割り増しを避けるための大型トラックの危険な運転が社会問題になっている。急カーブでのスピードの出し過ぎによる正面衝突・信号で停車中の車への追突などの事故が非常に多く、特に夜間は相当な注意が必要である。通り慣れているドライバーは、最後尾で信号待ちをする際、追突防止のためにハザードランプを点滅させている。なかなか悪名高い国道なのである。そんな木曽高速国道19号線を山間部にも関わらず大型トラックに混じりながら80kmオーバーで走行、しかも全くといって良いほど信号待ちが無いので程なくして木曽福島に到着。ここで昼食とする。
木曽福島からは国道361号線へ。国道19号線とは一転して明るく交通量の少ない快走路である。峠をいくつも越え、長いトンネルを通りだいぶ標高が高くなった所が長峰峠。ここから見る御岳は圧巻である。日本100名山にふさわしい風格である。御岳はなだらかな稜線を描き、あたりには開田高原が広がる。富士山のような独立峰に近い風景である。





この後は高根ダムを通り、1車線の狭いトンネルをいくつも通り標高を下げ平野に出てほっとしたのもつかの間、次の峠はこれまた道の狭い美女峠。難所を無事通過し、飛騨の小京都高山に着いた頃にはちょうど午後3時になっていた。ホテルのチェックインにはちょうどいい時間である。


