goo blog サービス終了のお知らせ 

Asianwalker

アジアの路地裏から

10月20、21日木曽路・御岳・高山(2)

2008年07月15日 | 日本
神田小学校を後にして、田口から県道10号線へと進む。別名伊那街道といい伊那谷方面に向かう道である。



高原の涼しい道を快適に走行し、やがて国道153号線に合流。別名三州街道といい豊田と飯田を結ぶ古くからの街道である。豊橋と飯田を結ぶ国道151号線は途中で道が狭くなったり、1車線の所があったり、国道とはいえあまり走りやすい道とはいえないが、国道153号線は改良工事が進んでおり、道幅が広い一方、交通量も少なく走りやすい。また、高原を縫う雰囲気も素晴らしい。阿智村からは国道256号線へと分岐。やがて昼神温泉に到着する。有名な昼神温泉であるが、近代的な大型旅館が立ち並んでいる割にはいまいち活気がないような気がする。せっかくなので温泉に入りたかったのだが、公衆浴場も無さそうである。しかし、旅館に日帰り入浴はあまり好きではないので先を急ぐことにする。









国道256号線は昼神温泉があり、この先には馬籠宿・妻籠宿という有名な観光地があるので観光バスとしょっちゅうすれ違う。清内路峠を長いトンネルで抜けると後は長い下り坂になる。下りきったところで妻籠宿に到着。馬籠宿・妻籠宿と木曽路観光のハイライトである。観光バスが沢山停車している。馬籠宿といえば島崎藤村の出身地で有名である。藤村は馬籠宿本陣が生家という名家の出身であったが、実家の没落もあり後年は苦労が絶えなかったらしい。そのせいかどうか分からないが、キリスト教の洗礼を受け、高校で教鞭とるかたわら文筆活動も行っていたとのことである。



妻籠宿を抜けると国道19号線に合流する。名古屋から長野へと至る国道19号線であるが、中津川市から塩尻市の間は通称「木曽高速」と呼ばれるほど流れが速い(平均速度70km/h以上)道で、特に中央自動車道の塩尻 - 中津川間利用時との所要時間が40分程度しか変わらないことや恵那山トンネル通行による通行料金の割り増しを避けるための大型トラックの危険な運転が社会問題になっている。急カーブでのスピードの出し過ぎによる正面衝突・信号で停車中の車への追突などの事故が非常に多く、特に夜間は相当な注意が必要である。通り慣れているドライバーは、最後尾で信号待ちをする際、追突防止のためにハザードランプを点滅させている。なかなか悪名高い国道なのである。そんな木曽高速国道19号線を山間部にも関わらず大型トラックに混じりながら80kmオーバーで走行、しかも全くといって良いほど信号待ちが無いので程なくして木曽福島に到着。ここで昼食とする。

木曽福島からは国道361号線へ。国道19号線とは一転して明るく交通量の少ない快走路である。峠をいくつも越え、長いトンネルを通りだいぶ標高が高くなった所が長峰峠。ここから見る御岳は圧巻である。日本100名山にふさわしい風格である。御岳はなだらかな稜線を描き、あたりには開田高原が広がる。富士山のような独立峰に近い風景である。











この後は高根ダムを通り、1車線の狭いトンネルをいくつも通り標高を下げ平野に出てほっとしたのもつかの間、次の峠はこれまた道の狭い美女峠。難所を無事通過し、飛騨の小京都高山に着いた頃にはちょうど午後3時になっていた。ホテルのチェックインにはちょうどいい時間である。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月20、21日木曽路・御岳・高山(1)

2008年07月14日 | 日本
10月20日(土) 曇り時々晴れ

久しぶりにどこか遠くへ行きたい。できれば山あり谷ありの風光明媚な道をドライブして行きたい。いろいろと考えた結果、飛騨の小京都高山の名が思い浮かんだ。高山は学生時代の旅行で岐阜から富山へ移動した際、乗り換えをした記憶があるが、観光した記憶はないのでこの際、1泊してじっくりと観光をしようと思う。日本全国小京都はいろいろあるが、元祖小京都といえばやはり高山である。

地図を見るとお隣の岐阜県なのだが、豊橋からでは240kmくらい距離がある。しかも、途中に中央アルプス越えの難所があるので、道中、山また山なのである。

朝8時に自宅を出発。県道69号線で長篠まで出る。この道は国道151号線の裏道でいつも湯谷温泉に行く時に通るので何度と無く通っている道である。沿道は稲刈りはもう終わり、豊橋名産の柿の収穫が近いようである。長篠からは県道32号線で先月行った四谷の千枚田を通る。どうやら稲刈りも終わったようである。



仏坂峠をトンネルでくぐり神田の集落へ。ここには廃校を利用した研修施設があるので見に行く。昨年までは研修施設の看板が掲げてあったが今年は無い。どうやら廃止になったようだ。今は廃校になった田口町立神田小学校であるが、集落を見下ろす小高い丘の上にあり、二宮尊徳の銅像があったり、裏に神社があったりと昭和30年代から時間の止まったような学校である。
















奥三河や静岡の山村にはこのような木造校舎がそのまま残されているものが多く、貴重な文化遺産だ。もっともそのほとんどが廃校になっており、残されたり統合されたりした学校はあの味気ない鉄筋コンクリート校舎に生まれ変わっている。生徒にはその方がうれしいのだろうが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月23、24日伊豆半島一周(5)

2008年07月10日 | 日本
松崎から同じような道を走りようやく土肥に到着。さすがに名高い土肥だけあって西伊豆で一番の都会に見える。清水までのフェリーの便もあり沖合いに停泊しているフェリーも大型船である。当初の予定では土肥から戸田を経由して沼津まで行く予定であったが、国道136号線はここから修善寺へと伊豆半島を横断するルートになる。ツーリングマップでは戸田~沼津間は海が大好きな人以外は峠越えが無難だとか道幅が狭いので走行注意と書いてある県道17号線である。思ったより伊豆半島が広いのと地形が複雑で道がくねくねして走行に時間が掛かってしまった。伊豆をなめていたわけでは無いが、疲労で心が折れてしまい早く帰りたくなってしまった。という訳で修善寺に向けて国道136号線を走る。







修善寺までの道は峠越えの道だが、海沿いのくねくねした道よりよっぽど快適に走行できる。思ったより早く修善寺に到着。温泉で名高い修善寺に敬意を表して温泉に入る。市営(修善寺町から伊豆市になったらしい)の施設なのに700円は高い。いつも行っている湯谷温泉は500円なのに。しかもロッカーは100円が戻らないタイプで損した気分である。こんなところにも伊豆の物価の高さが現れている。温泉は熱海と違って塩の味がしない普通の温泉だった。

修善寺から北上してトンネルを抜けると有料道路だったようで200円徴収される。この先道は続くようだがカーナビの案内に従って大仁市街に降りるが、これが失敗だった。この先伊豆長岡・韮山・三島までひたすら渋滞であった。日曜の夕方は大体どこも渋滞するがここは酷かった。三島から沼津を抜けるとようやく渋滞も終わり道も広くなり快適な走行になる。例によって高速道路のような1号線バイパスを120kmくらいでびゅんびゅんと走行。急がないと帰りが遅くなってしまうので興津から東名高速を走ることにした。まもなく午後5時になる。休憩も取らずにひたすら走り先を急ぐ。東名高速をひた走るが伊豆での走行に疲弊したのか目が疲れてさらに頭もボーッとする。長~い日本坂トンネル、牧之原の長い下り坂では眠くなって危険な走行になったが、休憩しないでひたすら走り続けて浜松で降りた。これだけ走ってもETC割引なので半額で済んだのはありがたい。

浜松からは1号線を通り浜名バイパスは高速道路同様120kmでびゅんびゅん走る。このころになると頭がボーッして夢の中で運転している感じで自分の意識で運転していない感じで危険な感じである。適度な休憩は絶対必要だと思うがそれより早く家に帰りたい気持ちが上回ってしまう。

自宅に着いたのはもう午後7時を過ぎていた。沼津からは結構なハイペースで走ったことになる。極度の疲労と自宅に無事到着した安心感もあってか禁酒していたはずなのにビールを1本飲んでしまった。もっとも昨日の熱海でも飲んだのだが。そのせいかどうかは分からないが、疲れていたはずなのに夜は一睡もできずに朝を迎えた。

今回の旅行で得たことは、「伊豆は想像以上に素晴らしいところだった。」ということである。

大好きなプーケットとバリを足して2で割ったような感じで地形や自然が素晴らしい。気候は温暖。魚はうまい。東京にも近い。リタイヤ後に移住するにはいいかもしれない。ネックは物価が高いところか。後日、伊豆出身の元不動産業界の知人に将来リタイヤしたら伊豆に住むかもしれないのでいい物件紹介して欲しいと連絡した。知人も気候もいいし住むにはいい場所とお勧めだった。老後のリアイア生活候補地はチェンマイ、プーケット、サムイ、バリ、沖縄だったが新たに伊豆が加わることになった。これからも未だ知らない場所を探しに旅を続けたいと思う。でもリタイヤするまであと30年以上か・・・。そんなことを楽しみにすれば仕事も頑張れるものである。

2日間の走行距離640km
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月23、24日伊豆半島一周(4)

2008年07月10日 | 日本
秘境、秘境とは言うがと住んでいる人から見れば失礼な言い方かもしれない。下田からは国道のナンバーが変わり国道136号線になる。東伊豆の135号線が表街道とすると西伊豆の136号線は裏街道といった趣きである。石廊崎を過ぎると交通量もだいぶ少なくなり、道もハードなワインディングの連続になる。北の方角には高い山がそびえ立つ。この風景はバリみたいだ。伊豆はプーケットとバリの風情がミックスされているアジアの島好きにはたまらないところだと思う。案外伊豆の人たちは気づいてないかもしれない。

石廊崎から松崎までの道は小さな入り江に漁村が点在し、隠れ家的なビーチが存在する。と思えば三陸海岸みたいなダイナミックな奇岩があったりとキャンプをするには面白そうな所だ。東伊豆が都会から来る人たちのリゾートだとすれば西伊豆は地元の人たちしか知らない穴場というか、リゾートというには素朴な感じで大自然が堪能できる。しかし昼食で立ち寄った何でもない村の食堂の煮魚定食1700円は観光地価格だ。伊豆は物価が高いような気がする。









果てしなく続く、ワインディングと高低差の連続のドライブにうんざりして来た頃に松崎に到着。人里離れた海と山道をひたすら走り続けて来ると、この町はなかなか開けていて見える。久しぶりの人の賑わいにほっとする。

松崎からはまた同じような道が続く。走っても走っても距離が稼げない。時間ばかりが過ぎていく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月23、24日伊豆半島一周(3)

2008年07月10日 | 日本
9月24日(日) 晴れのち曇り

昨夜は良く眠れた。朝食を食べて8時に出発。熱海から国道135号線を南下。心配していた渋滞もなく順調だ。ほどなく伊東に到着。伊東を過ぎるとトンネル、峠、眼下に海、海辺の小さな漁村。天気もよく海も綺麗。最高のドライブ日和だ。熱川、稲取、今井浜と峠を越えてビーチ、また峠を越えてまたビーチとプーケットのパトン、カロン、カタといった感じか。伊豆とプーケットは大きさも同じくらいなら、地形もまた似ているような気がする。やがて、眼下に下田の町が見えてきた。下田といえば、黒船、ペリー、ハリスと唐人お吉の物語と開国の歴史の町であるが、一方で日本有数の綺麗なビーチのリゾート地である。今回は通過するだけだが、いつか夏に来て見たいものだ。









下田から伊豆最南端の石廊崎へ。灯台まで20分かけて歩く。半島最南端。そそり立つ断崖から眺める丸い地平線。もう伊豆半島も半周した。石廊崎のすぐ先のあいあい岬という海中の奇岩が造る景観美が迫るビューポイントは絶景だった。































これからはいよいよ秘境といわれる西伊豆だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月23、24日伊豆半島一周(2)

2008年07月10日 | 日本
箱根までの山道は松林が続き、東海道の趣きが今に残る。幸いなことに交通量も少ない。片側2車線の快適なワインディングが続き、箱根峠に到着。眼下には芦ノ湖、駒ケ岳、二子山の雄大な光景が広がる。箱根には何度か来たが、西から来るのは初めてだ。西側からの光景は山も綺麗に見えて素晴らしい。













思ったより早く着いたので、このまま熱海に行くより湯河原を経由してから行くことにした。県道75号線。別名椿ラインというそうだが、下りのハードなワインディングが続き景色も素晴らしい。時々車を止めて景色を楽しむ。通過するのはほとんどがバイクだ。そんな道でも路線バスが走っているので箱根観光へ多くの人が来るのであろう。やがて奥湯河原に到着。見覚えのある道だと思ったら、大学時代にサークルの合宿で来たことを思い出した。その時泊まった旅館も健在だった。湯河原からは熱海ビーチラインを走行。ここは有料道路である。ツーリングマップには「ホントに海岸沿いの道高波時の通行には注意」とあるが、本日は快晴で海も凪である。窓を全開にして気持ちよく走る。









熱海には午後3時に到着。駅前の東横インが通常は6200円だが、開業価格で3950円であった。いいタイミングで来たものだ。豊橋を8時に出てから7時間。思ったより早く到着した。部屋で一休みしてから熱海の海岸をぶらぶらする。もう9月も末だが今年は夏の終わりが遅いようである。まだ夏の終わりかけといった感じである。地元の若者らしき集団が元気に海水浴をしている。かっては日本のニースだかモナコだか、リビエラ?などと呼ばれて隆盛を極めた熱海であったが、現在は廃業する旅館も多く、その跡地にマンションの建設ラッシュである。東京にも近いし、リタイヤ後に移住するにはいいかもしれない。そんな事も思いながら相模湾に沈む夕日を見ながらぼーっとする。旅に出て一番幸せな時間だ。





















熱海に来たからには温泉に入りたいが、大規模温泉ホテルのような建物ばかりで、公衆浴場のような場所がなかなか見つからない。歩き回ってようやく福島屋という昭和初期の旅館のような風情の風呂屋を見つける。現在は旅館は廃業、風呂屋のみの営業のようだ。日も沈んだ後、年代物の広い浴室にひとりぽつんと入浴するのも風情があっていい。熱海のようなさびれた観光地は一人旅にふさわしい・・・。しばらくするとおじいさんがひとりやってきたが、なんとも足元がおぼつかない。「ぬるいですか?」「ぬるいですよ。」と会話をして「ここはいつもぬるいです。」といった途端足を滑らして頭から浴室に転落してしまった。突然の衝撃の出来事に凍りついてしまい助けることが出来なかったが、おじいさんはすぐに無事自力で這い上がってこれた。浴槽の中に転落したからよかったものの打ち所が悪かったらと思うと背筋が冷たくなる。その後、失態を見られてプライドが傷ついたのかショック状態なのか話しかけてもおじいさんの返答が無い。しばらく気まずい空気が流れ、いたたまれなくなって風呂屋を後にした。その後、近くの魚屋で食事をするが煮魚定食1200円にビール650円は観光地価格だ。ほろよいかげんで熱海の夜を散策するが連休の土曜日にしては人通りがない。現代もここまでレジャーの多様化が進むと熱海の凋落も止めようがない。でも、そんな昭和を感じさせてくれる熱海はある意味で素晴らしい観光地だ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月23、24日伊豆半島一周(1)

2008年07月10日 | 日本
9月23日(土) 晴れ

9月23、24日の連休を利用してどこか遠くへドライブしようと考えた結果、伊豆半島を一周しようとの結論に至った。伊豆は伊東までは行ったことがあるが、その先、下田、西伊豆、修善寺にはまだ行ったことがない。なかでも西伊豆は秘境の趣きとの噂もある。

問題は伊豆半島を一周するとどれくらい時間がかかるのか?である。昔、プーケットのガイドブックに島の広さは伊豆半島と淡路島と同程度と書いてあったのを思い出した。その後、バイクでパトン~プーケットタウン~パトンと南半分をぐるりと回ったときは昼に出発して戻ったのが5時か6時くらいだったからそんなに広くはないとは思うのだが、行ったことのない土地なのでなかなか想像がつかない。そんな訳で伊豆出身の知人に聞いてみると「一周したことが無いので分かりませんが、休日は車が込むので一日かかるかもしれません。」との事なので、日帰りは無理だと判断。せっかくなので熱海あたりに1泊するのもいいだろう。

豊橋を朝8時に出発。国道1号線をひたすら東へ進む。浜名バイパスは高速道路と同規格の道であるが現在は無料で通行できる。120kmくらいでびゅんびゅん飛ばし、磐田バイパスへ。この道も信号のない高架道路で快適なのだが、渋滞の時間帯だった。それから掛川バイパスを快調に走り道の駅掛川で休憩。国道1号線も高架道路のバイパスばかりで信号もないのでこういう場所がないと休憩なく走りっぱなしである。休憩後、今度は藤枝バイパスを走行。ここももうほとんど高速道路みたいである。その次は静清バイパスで静岡市内をパス、富士川を渡る。





続きは富士由比バイパス。由比の海岸を右側に見ながら快走。ここも高速道路みたく120kmくらいで走れる。無料なのが信じられない。得した気分になる。国道1号線のバイパスをひたすら走りつづけ、12時に道の駅富士に到着。昼食を取る。1号線の各バイパスは以前は有料道路だったようだ。この施設はその名残で料金所の跡地に建てたそうである。バイパス区間も終了し沼津に近づくにつれ渋滞。しかし、三島市内を抜けると交通量もぐっと少なくなる。これからいよいよ国道1号線、そして東海道の難所、箱根越えである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月9日(日)千枚田・恵那・明智(3)

2008年07月08日 | 日本
国道257号線も恵那市で終点となる。山間部からやってくると久しぶりの市街地が見えほっと一安心する。古くは中山道の宿場町で現在も中央本線が通っており名古屋までは1時間程度で行くことができる交通の要衝である。

恵那から国道418号線を南下し明知に到着。ここ明知は明智光秀の故郷として知られているが、過疎化が進み鉄道の利用者も減少傾向にあり現在は第三セクターとして運営されている。近年は日本大正村として大正ロマンを再現したテーマパークとして町おこしを図っているらしいが、実際の印象としてはテーマパークというより時代に取り残された感のある山間の田舎町であった。







明知をあとにして国道363号線から国道419号線で豊田に出てそれから岡崎経由で国道1号線を走り豊橋に戻った。

本日の走行距離230km。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月9日(日)千枚田・恵那・明智(2)

2008年07月08日 | 日本
いきあたりばったりのドライブなのでとりあえず国道257号線を北上。稲武から先は行ったことのない場所だ。稲武からは愛知県と岐阜県の県境になり、ゆったりと山間を行く涼しいルートである。バイクでツーリングしているグループとしょっちゅうすれ違う。夏はバイクも気持ちよさそうだ。こっちはのんびりマイペース走行なのでバイクにびゅんびゅんと追い越される。愛知県を過ぎ岐阜県に入ったところで警察のスピード取締りがあり先ほど追い抜かれたバイクが大量に捕まっていた。おそるべし岐阜県警。やる気が愛知県警とは違う。岐阜県内これから注意して走行しようと思う。

やがて岩村の町並みが見えてきた。ツーリングマップによると農村風景日本一の称号を持つ町並みらしい。しかしこれといって特徴のない日本全国どこにでもある農村風景であった。



岩村の町を抜けると阿木川をせき止めた阿木川ダムが見えてきたので休憩。最近出来たダムはコンクリートのアーチ式ではなく砂利で作ったロックフィル式が多くなってきたような気がする。黒部ダムや佐久間ダムのような電力発電を目的とした高度成長時代の象徴みたいなダイナミックな建造物ではなく自然と調和した感じでダムといった感じがしない。完全に治水・用水の為であるなら自然の風景にマッチしたダム特有の威圧感がないロックフィル式の方が理にかなっているような気がする。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月9日(日)千枚田・恵那・明智(1)

2008年07月08日 | 日本
9月9日(日)曇り時々晴れ

朝8:00自宅出発。国道151号線を北上し長篠から県道32号線に入りさらに北上する。昨年ドライブ中に偶然発見した四谷の千枚田という棚田に到着。日本全国探してもこれだけ雄大な棚田は他にないかもしれないと思えるほどの雄大な棚田である。山の斜面を丸ごと伐採して棚田にした光景が広がる。バリ島のウブドの北にあるテラガガンという有名な棚田の観光地があるが、そこは急な斜面に細かく棚田が整地されているのだが、ここはゆるやかな斜面に大きな棚田が整地されていて雄大な光景である。今では駐車場があったり全国棚田サミットが開催され、機関紙が発行されたり、知る人ぞ知る的な観光地となっているらしい。昨年来たときはちょうど稲刈りの時期であったが、今日はまだ稲が青く稲刈りまであと一月はかかりそうな感じであった。











































その先はがけ崩れのため通行止め。やむなく国道257号線を進むこととなる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月29日(日) 秋葉神社・明神峡・山住神社(2)

2008年07月08日 | 日本
県道389号線を快調に走行。勝坂を過ぎると人気の無い渓谷沿いを走る。このあたりは気田川の上流で明神峡というらしい。キャンプにきたらおもしろそうなところである。でも夜は真っ暗で恐いかもしれない。人気のない場所は昼はよくても夜が恐ろしい。







やがて土地が開けてくると門桁の集落に到着。ここも昔ながらの木造校舎がある。今でも現役のようである。この日は参議院選挙の投票日でこの学校が投票所になっていた。



その後、一気に上りとなりだいぶ標高が上がったところで天竜スーパー林道に合流したところで山住神社に到着。そこから水窪の町まで一気に下り坂である。水窪で名物のそばの昼食をとって国道151号線で豊橋まで一気に帰った。

本日の走行距離220km。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月29日(日) 秋葉神社・明神峡・山住神社(1)

2008年07月08日 | 日本
7月29日(日)晴れ

朝8:00に自宅出発。国道1号線から国道301号線に入り浜名湖を右に見ながら走る。この道はいつ来ても奥浜名湖の湖面の風景が美しい。天竜二俣から国道152号線を天竜川に沿って北上。天竜川の川幅も広く流れもゆったりしていて大河の風格だ。やがて気田川を遡る県道286号線を北上。川に沿って1~1.5車線のワインディングがしばらくつづき、やがて秋葉神社へ到着。ここの秋葉神社は全国の秋葉神社の本山にあたり火の神様だそうだ。東京の秋葉原も元をたどればここが語源とのことである。



秋葉神社を後にして、国道362号線を北上。そこから先は天竜スーパー林道と県道389号線の2つのルートがある。天竜スーパー林道は1000~1300m級の山の稜線上を走るダイナミックな道である。遠く中央アルプスを一望でき、眼下の眺めもダイナミックである。また真上が航空機の飛行ルートになっていて頭上近くを飛行機が物凄い轟音で飛んでいく様子を見ることができる。そんなお気に入りのルートなのだが、今回はまだ走ったことのない県道389号線を北上することにした。







道はしばらく気田川に沿って開けた山村を走る。山沿いに茶畑が広がる静岡の山村らしい風景である。途中の勝坂という集落は昔ながらの木造校舎があり時代が止まったようなところである。残念ながら現在は廃校となり公民館として使用されているようだが、今にも子供たちが駆け出してきそうな光景であった。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする