まあるい地球

雑多な内容のブログです。

日記 わだす、癌になりました…。

2022-11-25 19:34:00 | エッセイ

日記 わだす、癌になりました


そんな努力のおかげと、

食事が始まったのもあり、

ステント挿入3日あたり位から、グングンと容態が良くなって行きました。



退院の目安は、

出された食事は全て完食するなので、一刻でも早く退院したい私の意気込みは、私史上MAXに近いものがあったと思います。



それに、そもそも胃は元気なので食欲はありましたし。

退院したら、アレ食べたい、とか、コレ食べたいとか、


人さまの食事タイムの都度、

あっ、コレはカレーかな?

とか、一人ベッドでそんな妄想をしておりました。


なので、完食する事はそれほど難儀ではありませんでした。


とはいえ、さすがに、

点滴だけの栄養摂取から、

口から入れる食事になった初日は、完食するのはそこそこ大変でありました。



待ちに待った食事が運ばれて来た瞬間、

例えば、

ちゃぶ台をひっくり返したくなるような、

こんなん、赤ちゃんでももっと食べるわ!


てな、全くもってお粗末な、

数少ない内容で、

しかも、全てがゼリーと化してい他のでございました。


お茶まで、ゼリーにしてるんですよ⁈

もはや意味不明…。

コラーゲン摂取のため??



そんなめちゃ少ない食事内容ですら、いざ食べ始めてみると、

思うようにお腹が受け付けず、

直ぐにお腹がいっぱいになってしまったのでした。





続く。













日記 わだす、癌になりました…。

2022-11-24 08:03:00 | エッセイ
日記 わだす、癌になりました…。

そんな5オピニオンまでのすったもんだを乗り越えて、

当日入院で、その数日後に、
炎症で内視鏡が入らない細さになってしまった腸内へ、
ステントを挿入することにより、
腸内を広げる事に成功し、

あの腹部激痛から、
ようやく解放されたのでございました。

とはいえ、ステントを入れた夜は、
高熱と痛みに耐えかねて、
夜中にナースコールをポチし、
痛み止の抗生物質を投与された結果、
みるみる痛みが和らぎ、熱による寒さからも解放されました。

それでも暫くは微熱が続き、
そのためか、連日ベッドに横になって過ごす日々が続けば、

それはそれで、却って不調になって行ったものですから、

私は、点滴の代車を杖代わりに、
微妙に痛いお腹を庇うべく前屈みになりながら、
必死に廊下を歩き始めました。

自分でも、
己れの無様さがよくわかりました。

そんな、情けない姿で、スタッフが常駐しているナースステーション前を通るのは、些かみじめなものですから、

ある程度体力がついて来た実感が出始めた頃には、
病院内にあるコンビニや、
壁に飾られている絵画などを眺めにも行きました。


開院前のロビーなどは、
警備員が時折見回りをしているだけで、
それらの私より年齢の高いスタッフの方々は、

若い不憫な私を見て、目を伏せるのでございました。


続く。













日記 全てが万事塞翁が馬

2022-11-21 17:33:00 | エッセイ
日記 全てが万事塞翁が馬

病院の口コミの続き。

とはいえ、
そんな個人病院のすったもんだのおかげで、

次に受診する、
大きな病院での医師たちの、
巡り合わせに繋がって行ったのでございました。

正直、数霊『22』または『2』の炸裂でございました。


それまでの遅延がなければ、
週一担当医の巡り合わせに繋がって来ないんでございました。


その個人開業クリニックに到達するまでにも、

3つの病院を訪れました。

1つ目は、
初診でさえも、予約制。
で、断念。

2つ目は、
『 何ともなし。婦人科じゃないの?』
との見解。

3つ目は婦人科で
『一度、内視鏡で診てもらってみては如何でしょうか? 
また落ち着いたら、一度子宮癌検査もしてみては如何です?』

てな、流れで、
例の非道なクリニックへ、
辿り着いたのでございました。



色々な人間がいるけれど、
やっぱり、
最終的に残るのは(財産)、

ひととなり、ですよね。

私も、さらに器を大きく成長させるべく、精進して参りたいと思います。