ポエム あまたの星⭐️
もう心の鍵は要らないの
かける必要がないんだもの
宇宙に星が 一体どれだけあって
そのうちの 幾つに巡り逢えると思っているの?
もう隠す必要はないの
だって無駄なのよ
新世界が誕生したんだもの
ある日突然生まれたわけじゃないの
それはある時突然 星が流れだすようなもの
星たちは意を決して走り出すのよ
自らの意思で燃え尽きるの
だから美しいのよ
あの有終の美の輝きは 星たちの喜びなの
重ね重ねて つながり続けたこの輪廻
来世にあなたはいないと言う
ならば わたしだっていないのよ
そうでしょ?
あなたの存在に癒されて
あなたを喜ばせたい一心でやって来た
そのあなたがいない次世なんて
なんの意味も価値も見出せないもの
この限られた人生の時間の中で
一体 どれだけの人々と駆け引きなしに関わり合えると思っているの?