日記 愛おしむからの勿体無い
とある本をザックりと読み終えて、日本の着物の素晴らしさを再発見致しました。
スンバラしい!
あの四角いパターンは、反物の生地を一冊無駄に捨てるとこなく余すことなくするための、裁断だと言うことでありました。
確かに洋服を作った際には、カーブなどから必ず捨てる布が発生致します。
絹は、お蚕様のお命を頂戴して作られるのですけれど、それは麻などの植物だって同じことなんですね。
植物は、人間のような目鼻口を形成していないから、今ひとつわかりづらいかもしれませんけれど、お蚕様同様、人間同様、生きて成長しているんですね。
植物は、音聞くことも出来るし、仲間に危険を知らせもするし、毎日を楽しんで生きているのです。
そんな布生地を一切捨てることがないように、着物は裁断されているのでした!
スンバラすぃ!!
ブラボー!!
植物、お蚕様に足を向けて寝れませんね。
全身全霊、献身の塊りなんですから。
一体人間どもは、誰に何に何を還元出来ているのでしょうか。
しばらく考えてみたいと思います。